家庭の教育

【高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生

SAPIXに通う塾生を見ていると、
本当に優秀な子が多いです。

きっと有名私立中学に進学し、
いずれは難関大学に進学するかな。

高学歴を武器に大企業へ就職し、
高収入を手にして富裕層の道へ。

…とお考えの方、
躓く可能性にご注意ください。

なぜ躓く可能性があるのか?

優秀な子どもの中には、
ADHD/ASD気質の子もいるから。

ADHD/ASDとは何か?
発達障害のことですね。

発達障害のまま生活すると、
学校や社会で躓く可能性がある。

高学歴だからこんなハズじゃないのに。
と焦っても好転せず人生転落の道へ。

これは絶対に避けたいですよね。

では、
どうすればいいでしょうか?

子どもがADHD/ASDなのかを知り、
もし該当なら躓くポイントを知る。

そして治療を施し、
不自由なく社会生活を送れるようにする。

でも、
そんなことできるの?

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生

高学歴を獲得したのに、
なぜ社会からドロップアウトしたか?

そんな例が本書に書かれています。

ADHD/ASDの特性は何か?
どこで人生が躓いたのか?
どうすればよかったのか?

ADHD/ASDでも、
社会で活躍できます。

ただし、
その場面は限られています。

ADHD/ASDが活躍できる職業でないと、
子どもは将来とても苦労します。

富裕層になれるハズだったのに、
自立した生活すら送れなくなることも。

本書でADHD/ASDを学び、
子どもを幸せな生活に導いてください。

高学歴の子どもほど油断大敵。
ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

序章:発達障害の誤解を解く

序章で参考になると持った箇所、
コチラです。

P.28

・ADHDとASDの見分け方

<特徴>
①不注意(主にADHDだが、ASDでもアリ)
②衝動性(主にADHDだが、ASDでもアリ)
③対人関係、コミュニケーションの障害(ADHD/ASDともにアリ)
④こだわり(主にASDだが、ADHDでもアリ)

ADHDとASD、
昔は併存が認められませんでした。

でも、
今は両者の併存診断が可能です。

分類にこだわる必要はあまりなく、
①~④の特徴有無がポイントですね。

もし子どもが何かしら該当する場合、
発達障害の可能性があります。

日常生活支障をきたすようであれば、
病院の受診がオススメです。

放っておいても治らず、
悪化すると将来の自立が難しくなる。

適切な治療を受ければ、
症状の悪化を抑えられます。

子どもに発達障害が疑われるなら、
いますぐ病院を受診ください。

第1章:中高生-受験エリートたちのコースアウト

第1章で参考になると持った箇所、
コチラです。

P.73

・第1章のまとめ

<ポイント>
①対人関係(ADHD/ASDともにいじめに遭いやすい)
②睡眠・覚醒のリズム(ADHDは不眠/過眠で通学が困難になりがち)
③学校の課題(ADHD/ASDは課題がこなせない)
④教師の資質(教師がADHD/ASDを受入or排除によって変わる)

①~④によって
不登校になると親は悩ましいです。

その場合は今の学校に通うより、
通信制の学校に転校の方が良いそうです。

通信制の高校だと、
N校やS校が有名ですよね。

私の親戚でも卒業生いるけど、
普通に大学進学しました。

中学受験をされるご家庭は、
ぜひ頭に入れておいてほしいです。

中学受験で私立中学に進学するも、
不登校→退学例が本書に書かれてます。

受験で合格しても、
スタートラインに立っただけです。

無事に卒業できるかは別の話であり、
決して子どもを放置してはいけない。

ぜひお忘れないように!

第2章:大学生-「自由」が諸刃の剣に

第2章で参考になると持った箇所、
コチラです。

P.108

・第2章のまとめ

<ポイント>
①対人関係(自ら対人交流を求めていかないと孤独になりやすい)
②睡眠・覚醒のリズム(自己管理が求められ、かえってだらしない不規則な生活に陥ってしまケースも)
③学校の課題(受け身の勉強のみでは、ついていくことが難しい)
④教師の資質(ゼミの指導教官との折り合いが悪いことで、挫折してしまうケースも)

中高とポイントは同じですが、
悩みのポイントは変わりますね。

大学は自由な分、
自己管理ができないと厳しい。

ある意味、
社会に出る前の訓練かなとも思う。

大学生活を順調に送れないと、
その先の社会人生活は厳しいかも。

大学で悩ましいのは、
1人暮らしですね。

②が乱れて単位が取れず、
留年する人もいます。

ADHD/ASDの場合、
自宅通学の方が良い気もします。

せっかく大学に進学したのに、
留年はもったいないですよね。

さらに休学→退学にならぬよう、
親が見守るのもアリだと思いますね。

第3章:社会人-学生時代のような「先送り」が利かない

第3章で参考になると持った箇所、
コチラです。

P.146

・第3章のまとめ

<ポイント>
・ADHD:投薬の効果と本人の努力により、平均以上のパフォーマンスを得ることが可能
・ASD:対人関係やコミュニケーションの問題は投薬による改善は期待できないため、本人の対応力が必要

社会人になると、
ADHDよりASDの方が厳しそうですね。

ASDには投薬治療の効果がないので。

ASDは本人が対応するか、
苦手な場に身を置かないか。

これが対処法になると書かれてます。

ちなみに、
ADHDやASD向きの職業があります。

具体的にはコチラ(↓)

コチラの職業を目指して、
大学や専門学校で学んだり、
アルバイトや就職活動をすると良い。

ASD/ADHD向きの職業

<ASDの人が向いている職業>
・研究者
・デザイナー
・エンジニア
・プログラマー
・カメラマン
・ライター
・病理医

<ADHDの人が向いている職業>
・デザイナー
・営業職
・カメラマン
・エンジニア
・経営者

コチラの本に書かれていますので、
ご興味あればぜひご覧ください。

【会社員を2度クビになった僕が、月100万円を稼げるようになった方法】感想・レビュー (2025/4/10更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『会社員を2度クビ...

第4章:起業家とフリーランス-天才たちにひそむ発達障害

第4章で参考になると持った箇所、
コチラです。

P.170

・第4章のまとめ

<ポイント>
・ADHDの特性を持つ起業家の一部は、「大きな成功」を収めている
・ADHDの特性を持つ起業家の人たちには、新奇なアイデアと途方もない突破力で、世界に新しい「光」を創造してきた
・最終的には華々しい成果を勝ち取ったが、実は彼らの人生は「奈落」に突き落とされた時もあった

イーロン・マスクの例が、
本書に書かれています。

早熟の天才でありながら
人間関係が長続きせずいじめに遭う。

でも起業で大成功を収める。

現在DOGEで話題なってるけど、
アイデアと突破力は良くも悪くも目立つ。

大企業の社長でも、
似たような経歴の方は他にもいます。

大企業とまではいかなくても、
個人ビジネスで成功した方もいます。

起業って簡単じゃないけど、
ADHDにとっては逆に道標になるかも。

発達障害の方が起業する方法、
コチラの本がわかりやすいです。

もし子どもの進路に迷った場合は、
ぜひ参考にしてみてください。

【会社員を2度クビになった僕が、月100万円を稼げるようになった方法】感想・レビュー (2025/4/10更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『会社員を2度クビ...

第5章:長く続く不適応-自分の考えに固執しすぎる人々

第5章で参考になると持った箇所、
コチラです。

P.175

・自分の考えに固執しすぎる人々

<ポイント>
①「自分の信念や考えに固執しすぎる」例において経過が芳しくないことが多い
②うつ病の人はその症状のために、自分の状態について詳しく調べたり、客観的に判断したりすることが難しいことがある
③自己流の治療を貫く人の多くは、良い結果が得られないことが多い

本書を読んで重要だと思ったのは、
③ですね。

医師の指示に従わないと、
病気はいつまでもよくならない。

自己流で投薬を中断したり、
通院を止めてしまってはダメです。

もし子どもが通院し始めたら、
必ず親が経過観察するようにしましょう。

第6章:治療困難な例-患者の「思い込み」が治療を阻害する

第6章で参考になると持った箇所、
コチラです。

P.206

・患者の「思い込み」が治療を阻害する

<ポイント>
・最も頻繁に見られる問題は、当事者本人の「信念」や「思い込み」であることが多い
・医師の方針を無視し、自分の思い込みだけで服用する薬を決めているケースもある
・医療側が真摯に治療にあたっていても、常に否定的に見る傾向の強い人の場合、治療は失敗しやすい

第5章と似てますが、
違いは治療自体が困難であること。

医師へ反発するようでは、
医師もどうしようもない。

これでは悪化するだけで、
回復自体が見込めない。

病気をあれこれ調べるのはいいけど、
専門家ではないので過信は禁物。

医師の指示には従うように、
親が子どもを見てほしいです。

終章:発達障害をいかに治療するか?

終章で参考になると持った箇所、
コチラです。

P.243

・対処行動を検討すること

<ポイント>
①当事者個人で対処可能な方法を取る
②周囲や環境の変化が必要
③医療における治療

<例>

生活リズムの安定:十分な睡眠
マルチタスクが苦手:TO DO LISTの作成
時間管理が苦手:スマホのアラーム機能


聴覚過敏:イヤーマフ
職場で仕事が手につかない:リモートワーク


薬物療法
心理社会的療法

②イヤーマフの人、
会社で昔見たことがあります。

音楽聞きながら仕事してる?
って思ったら違いました。

周りの音が気になるから、
イヤーマフ着けると集中できるらしい。

その人がADHD/ASDかは不明だけど、
仕事の成果は高かったですね。

子どもがADHD/ASDの場合、
勉強でも役に立つかもしれません。

ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

各章で参考になると持った箇所、
まとめました。

序章:発達障害の誤解を解く

P.28

・ADHDとASDの見分け方

<特徴>
①不注意(主にADHDだが、ASDでもアリ)
②衝動性(主にADHDだが、ASDでもアリ)
③対人関係、コミュニケーションの障害(ADHD/ASDともにアリ)
④こだわり(主にASDだが、ADHDでもアリ)

第1章:中高生-受験エリートたちのコースアウト

P.73

・第1章のまとめ

<ポイント>
①対人関係(ADHD/ASDともにいじめに遭いやすい)
②睡眠・覚醒のリズム(ADHDは不眠/過眠で通学が困難になりがち)
③学校の課題(ADHD/ASDは課題がこなせない)
④教師の資質(教師がADHD/ASDを受入or排除によって変わる)

第2章:大学生-「自由」が諸刃の剣に

P.108

・第2章のまとめ

<ポイント>
①対人関係(自ら対人交流を求めていかないと孤独になりやすい)
②睡眠・覚醒のリズム(自己管理が求められ、かえってだらしない不規則な生活に陥ってしまケースも)
③学校の課題(受け身の勉強のみでは、ついていくことが難しい)
④教師の資質(ゼミの指導教官との折り合いが悪いことで、挫折してしまうケースも)

第3章:社会人-学生時代のような「先送り」が利かない

P.146

・第3章のまとめ

<ポイント>
・ADHD:投薬の効果と本人の努力により、平均以上のパフォーマンスを得ることが可能
・ASD:対人関係やコミュニケーションの問題は投薬による改善は期待できないため、本人の対応力が必要

ASD/ADHD向きの職業

<ASDの人が向いている職業>
・研究者
・デザイナー
・エンジニア
・プログラマー
・カメラマン
・ライター
・病理医

<ADHDの人が向いている職業>
・デザイナー
・営業職
・カメラマン
・エンジニア
・経営者

【会社員を2度クビになった僕が、月100万円を稼げるようになった方法】感想・レビュー (2025/4/10更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『会社員を2度クビ...

第4章:起業家とフリーランス-天才たちにひそむ発達障害

P.170

・第4章のまとめ

<ポイント>
・ADHDの特性を持つ起業家の一部は、「大きな成功」を収めている
・ADHDの特性を持つ起業家の人たちには、新奇なアイデアと途方もない突破力で、世界に新しい「光」を創造してきた
・最終的には華々しい成果を勝ち取ったが、実は彼らの人生は「奈落」に突き落とされた時もあった

【会社員を2度クビになった僕が、月100万円を稼げるようになった方法】感想・レビュー (2025/4/10更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『会社員を2度クビ...

第5章:長く続く不適応-自分の考えに固執しすぎる人々

P.175

・自分の考えに固執しすぎる人々

<ポイント>
①「自分の信念や考えに固執しすぎる」例において経過が芳しくないことが多い
②うつ病の人はその症状のために、自分の状態について詳しく調べたり、客観的に判断したりすることが難しいことがある
③自己流の治療を貫く人の多くは、良い結果が得られないことが多い

第6章:治療困難な例-患者の「思い込み」が治療を阻害する

P.206

・患者の「思い込み」が治療を阻害する

<ポイント>
・最も頻繁に見られる問題は、当事者本人の「信念」や「思い込み」であることが多い
・医師の方針を無視し、自分の思い込みだけで服用する薬を決めているケースもある
・医療側が真摯に治療にあたっていても、常に否定的に見る傾向の強い人の場合、治療は失敗しやすい

終章:発達障害をいかに治療するか?

P.243

・対処行動を検討すること

<ポイント>
①当事者個人で対処可能な方法を取る
②周囲や環境の変化が必要
③医療における治療

<例>

生活リズムの安定:十分な睡眠
マルチタスクが苦手:TO DO LISTの作成
時間管理が苦手:スマホのアラーム機能


聴覚過敏:イヤーマフ
職場で仕事が手につかない:リモートワーク


薬物療法
心理社会的療法

まとめ

子どもが高学歴だったとしても、
安心しない方が良いです。

もし子どもがADHD/ASDなら、
高学歴でも人生が躓く可能性はある。

まず中学/高校/大学、
↓の壁にぶつかる可能性があります。

学生時代の対応が不十分だと、
その先の社会人生活で苦しみます。

ぶつかる壁を親が理解し、
子どもの対応を手助けしましょう。

中学/高校/大学でぶつかる壁

・対人関係
・睡眠・覚醒のリズム
・学校の課題
・教師の資質

社会人で壁にぶつかると、
死活問題となります。

自律した生活を送れないと、
親に頼らざるを得なくなる。

でも、
親の方が先に亡くなってしまうと、
子どもは生活できない。

ADHD/ASD向きの仕事もあるので、
新卒の段階でその
職業を狙うと良い。

どんな職業が向いているのか?
コチラを参考にしてください。

ASD/ADHD向きの職業

<ASDの人が向いている職業>
・研究者
・デザイナー
・エンジニア
・プログラマー
・カメラマン
・ライター
・病理医

<ADHDの人が向いている職業>
・デザイナー
・営業職
・カメラマン
・エンジニア
・経営者

もし子どもがADHD/ASDなら、
早期に病院の診察を受けてほしい。

放っておいても改善は見込めず、
むしろ悪化するだけ。

高学歴だと自分で調べて、
自己流の治療をしがちだけどNGです。

専門家ではないので、
自力で治療すると余計に悪化する。

必ず専門医を受診して、
専門医の指導に従って治療が大事です。

もし子どもがADHD/ASDなら、
高学歴でも人生は苦労するかもしれない。

優秀なハズなのになぜ?
と嘆くだけでは何も解決しない。

子どもだと気づかないので、
親が気づいて治療を受けさせないと。

子どもが社会生活を送れなくなったら、
困りますよね。

子どもがADHDの方。
子どもがASDの方。

今すぐ本書をお買い求めください。

ADHD/ASDの特性を理解し、
適切な治療を受ければ改善も見込める。

ADHD/ASD向きの仕事に就ければ、
自律した生活も送れる。

子どもの人生を不幸にしないよう、
ぜひ本書を参考にしてください。

本書のお値段は990円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学5年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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