はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
あなたの生活、
豊かになってますか?
給料が増えない。
物価高で生活費が苦しい。
貯金なんて全然できない。
豊かな生活とは、
全然かけ離れてますよね。
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でも最近、
給料が上がり始めています。
新卒の給料はもちろん、
春闘で5%アップの会社もチラホラ。
日本経済は失われた30年から脱し、
経済成長が見込める状態になった。
…と思っている方、
この先も豊かになれないです。
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なぜ豊かになれないのか?
給料の伸び以上に、
物価が伸びているからです。
物価高は止まる気配がなく、
何もしなければお金は減るばかり。
これでは困りますよね。
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では、
どうすればいいでしょうか?
日本の現実から将来を予測し、
お金の対策を考えればいい。
でも、
どのようにすればいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
円安/物価/賃金がどうなるか?
本書を読むとよくわかります。
残念ながら、
悲観的にならざるを得ません。
でもこれが現実。
それを受け止め対策を立てればいい。
現実逃避してもお金は増えない。
本書で現実と見通しを学びましょう。
そして、
対策の部分はあまり書かれてないので、
私が後ほど補足しますね。
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それでは本書の感想・レビュー、
ブログでご紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:「異常な円安」に依存した株価が大暴落
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・第1章のまとめ
<ポイント>
・2024年8月初めに、日経平均株価は歴史的な大暴落を記録した
・2022年以降のアメリアの利上げに伴世界各国の中央銀行が追随したが、日銀だけが低金利を継続した。円の独歩安が進み、日本企業の利益が増大して、株価が上昇した
・アメリカの金利引き下げで状況が変わり、日本の株価が暴落した
世界の中銀と日銀の動き、
真逆なのが注目ポイントです。
簡単にまとめたのがコチラ(↓)
<2022年>
・ウクライナ戦争後に、世界中で物価高が発生
・物価高を抑えるために、世界中で利上げを実施
・日本は金融緩和維持のため、利上げせず
<2024年>
・世界中で物価高に陰りが見えてきた
・世界中で利下げを実施
・日本は金融緩和を止めたため、利上げ実施
もし2024年に利上げしなければ、
日経平均の暴落はなかったですね。
それでも2025/2/18現在、
39000円台をキープしてます。
ドル円151円台と異常な円安は変わらず、
輸出企業の株価を支えている。
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2022年のドル円115円台に戻るのは、
想像しにくい。
異常な円安は今後も続くけど、
その恩恵で日経平均は株高維持と予想。
つまり、
投資した方がお得ってことですね。
第2章:円安がもたらした弊害と混乱
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・第2章のまとめ
<ポイント>
・円安のためにマナーの悪い外国人が増え、観光郊外が地域住民の生活に無視できぬ影響を与えている
・日本から海外の留学生数は、2004年頃から傾向的に減少している
・新NISAと円安によって、資金の海外流出が増えている
円安なのでインバウンドで稼ぐのは、
合理的だと思う。
でも質の悪い外国人観光客が増え、
観光地で被害が出ているのも事実。
個人的には、
二重価格を導入する時期だと思ってます。
外国人には高価格とし、
払えないなら日本に来なくてもいい。
払える質の高い外国人だけになるのが、
理想的な解決策ですよね。
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海外留学は今後も増えないでしょうね。
円安の問題もあるけど、
実質賃金が増えないのも問題です。
賃上げのニュースが飛び交うけど、
それ以上に物価高が進んでます。
相殺すると給与が減っているようでは、
留学費用を出せないですよね。
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新NISAで海外投資するのは、
理にかなってますね。
日本株より外国株の方が、
利益が見込めるから。
日本経済にマイナスの意見もあるけど、
個人的にはそう思わないですね。
外国投資で資産を増やし、
日本で消費すれば良いと思うので。
日本で稼げない以上、
海外投資で稼ぐのは合理的ですね。
コチラの本が参考になるので、
ご興味あればぜひご覧ください。

第3章:「円安カジノ経済」の分析
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・第3章のまとめ
<ポイント>
・日本経済は利上げに対する耐性を持たないため、金利を十分な高さに引き上げられないという問題がある
・日銀の利上げの理由として、「賃金と物価の好循環が始まっている」ことをあげているが、これが好ましい現象だとの判断は間違っている
・必要なのは、円安の進行を抑え、物価上昇を抑えることだ
ポイント3つ目、
2022年以降の世界の中銀施策ですね。
利上げをするのは、
加熱した景気を冷やすのが普通です。
つまり、
物価高では利上げが正解なのです。
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しかし、
日銀は利上げしませんでした。
いや、
ポイント1つ目の通り、
利上げできなかったのが実情かと。
だからいま少しずつ利上げし、
元に戻そうとしている。
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でも、
好循環なのにわざわざ利上げして、
景気を冷ますのは本来おかしい。
ポイント2つ目は、
強引でおかしな理屈なのです。
日銀もわかってはいるけど、
金利正常化を最優先にしているのかと。
円安と物価高が止まらない利上げ、
今後どうなるか要注目ですね。
第4章:日銀は円安を放置するが、株価下落には敏感
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・第4章のまとめ
<ポイント>
・株価が下落すれば、日銀は利上げしないのか?
株価が下落すれば、
日銀は利上げしにくいでしょうね。
利上げで株価暴落が起きると、
○○ショックと呼ばれるから。
○○に入るのは日銀総裁の名前、
直近だと2024年8月の植田ショック。
政府からも批判されるし、
できれば避けたいですよね。
今後もこの傾向は変わらないですね。
第5章:正常な世界に戻れば、どこまで円高になる?
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・第5章のまとめ
<ポイント>
・2023年の円の購買力平価は、1ドル90~95円程度だ
<購買力平価とは>
・モノやサービスの値段を基準にした為替レート
・モノやサービスの価格は世界どこでも一物一価に基づく計算
2025/2/18現在、
ドル円は150円台です。
購買力平価と比べると、
かなり乖離がありますよね。
でも購買力平価のような円高が、
再び来るのは想像しにくいですね。
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たとえば2011年の東日本大震災後、
ドル円75円台になったことあります。
しかし円高で国内企業が悲鳴を上げ、
経済はまったく成長しませんでした。
2012年に政権交代以降は、
金融緩和で円安基調になりました。
そこから景気が少しずつ回復したので、
購買力平価の円高には誘導しないかと。
円高進行したとしても、
2022年以前の115円前後が現実的かも。
第6章:インフレに便乗し利益を増やす「強欲資本主義Ⅰ」
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・第6章のまとめ
<ポイント>
・大企業では粗利益が増加して、経常利益が著しく増加した。これは円安による輸入物価の上昇分を販売価格に転嫁したからだ
・賃金が上昇しているのは大企業のことであり、中小零細企業では賃金は停滞している
・中小零細企業は賃上げ分を取引の次段階に転嫁できないからだ
2022年からの物価高で儲けたのは、
大企業のみです。
大企業は価格転嫁できるけど、
中小企業は価格転嫁できないから。
もし中小企業が価格転嫁すれば、
次の取引を簡単に失うリスクがある。
いくら政府が価格転嫁を促しても、
中小企業にはできないのです。
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春闘で5%以上の賃上げができるのも、
大企業に限られますね。
中小企業には難しい話だし、
大企業に批判が集まるのもわかる。
でも中小企業がいつの時代でも、
5%以上の賃上げは難しいとも思う。
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高収入を目指すなら、
新卒で大企業に入るのがベストです。
大企業の社員も全員が優秀ではない。
要はそこに在籍しているかどうかだけ。
コチラの本に書かれていますので、
ご興味あればぜひご覧ください。

第7章:輸入物価の下落を還元しない「強欲資本主義II」
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・第7章のまとめ
<ポイント>
①輸入物価が上昇した時には、企業は販売価格を引き上げ、消費者など最終財の購入者に負担を転嫁してきた
②2023年に輸入物価が下落した時には、これを消費者物価に還元しなかった
③大企業の利益が増加したが、賃金を引き上げなかったので、経常利益が著しく増大した
①世の中が値上げモードになったのは、
企業にとって絶好の機会でした。
それまでずっとデフレが続き、
値上げしたくてもできなかったから。
輸入物価の上昇が大義名分となり、
ここぞとばかりに値上げラッシュ。
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問題なのは②です。
輸入物価が下がっても、
値下げはしませんでした。
わざわざ利益を減らしたくないから。
一度値上げしたら簡単に下げない。
しかも当初は賃上げも渋く、
企業業績だけが伸びる結果に。
官製春闘しないと賃上げしない国。
それが日本の現状なのです。
第8章:価格転嫁で賃上げを実現する「強欲資本主義III」
第8章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・第8章のまとめ
<ポイント>
①2023年春闘から賃金上昇が目立つようになった
②本来、賃上げは生産性向上によって実現すべきものだが、日本では販売価格に転嫁されて消費者が負担する「悪い賃上げ」が始まろうとしている
③実質賃金下落は長期的現象だ
官製春闘で賃上げが目立つけど、
決して喜べる状況ではないです。
賃上げより物価高の方が伸びていて、
実質賃金は下がっているので。
物価高対策のために、
企業が無理やり賃上げしてるのが実態。
物価高以上の賃上げをしてるのは、
一部の大手企業のみです。
大多数は実質賃金が低下し、
豊かになっていないのが問題なのです。
第9章:円安に頼らぬ長期成長は実現できるのか?
第9章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・第9章のまとめ
<ポイント>
・AIはこれからの世界の基本方向を決める、極めて重要な技術だ
・AIは長期戦略の核にすべきものであるのに、政治の場では、あまり関心がもたれていない
AIのようなデジタル戦略、
今後は必須ですね。
日本は人口減になるので、
労働減にもなります。
そこでAIを活用し、
生産性向上しないと経済成長しない。

しかし、
政治の場ではAI規制がメインに。
これでは経済が伸びないですよね。
世の中の経済成長に期待できないなら、
AI投資で個人資産を増やすしかない。
AI技術の最先端は米国なので、
米国投資がオススメですね。
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第10章:日米新政権で、日本経済はどうなる?
第10章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・第10章のまとめ
<ポイント>
・トランプ氏の経済政策は、企業よりのものと考えられる
・高関税の賦課は、日本の自動車メーカーにも大きな影響を与える
・長期的に見れば、アメリカの成長をも阻害することになる
自動車関税25%、
まさにいま話題になってます。
もし4月から適用されれば、
日本経済への影響は大きい。
自動車メーカーの下には、
数多くの下請け企業がいます。
一気に売り上げが落ち込めば、
一時的には苦しくなるでしょう。
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でも、
長くは続かないと思ってます。
25%関税で車の価格は上がり、
米国民が車を買いにくくなるから。
米国経済の減速要因にもなり、
どこかで限界が来るでしょう。
それまで耐えられるかが、
勝負の分かれ目ですね。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
コチラです。
第1章:「異常な円安」に依存した株価が大暴落
・第1章のまとめ
<ポイント>
・2024年8月初めに、日経平均株価は歴史的な大暴落を記録した
・2022年以降のアメリアの利上げに伴世界各国の中央銀行が追随したが、日銀だけが低金利を継続した。円の独歩安が進み、日本企業の利益が増大して、株価が上昇した
・アメリカの金利引き下げで状況が変わり、日本の株価が暴落した
<2022年>
・ウクライナ戦争後に、世界中で物価高が発生
・物価高を抑えるために、世界中で利上げを実施
・日本は金融緩和維持のため、利上げせず
<2024年>
・世界中で物価高に陰りが見えてきた
・世界中で利下げを実施
・日本は金融緩和を止めたため、利上げ実施
第2章:円安がもたらした弊害と混乱
・第2章のまとめ
<ポイント>
・円安のためにマナーの悪い外国人が増え、観光郊外が地域住民の生活に無視できぬ影響を与えている
・日本から海外の留学生数は、2004年頃から傾向的に減少している
・新NISAと円安によって、資金の海外流出が増えている
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第3章:「円安カジノ経済」の分析
・第3章のまとめ
<ポイント>
・日本経済は利上げに対する耐性を持たないため、金利を十分な高さに引き上げられないという問題がある
・日銀の利上げの理由として、「賃金と物価の好循環が始まっている」ことをあげているが、これが好ましい現象だとの判断は間違っている
・必要なのは、円安の進行を抑え、物価上昇を抑えることだ
第4章:日銀は円安を放置するが、株価下落には敏感
・第4章のまとめ
<ポイント>
・株価が下落すれば、日銀は利上げしないのか?
第5章:正常な世界に戻れば、どこまで円高になる?
・第5章のまとめ
<ポイント>
・2023年の円の購買力平価は、1ドル90~95円程度だ
<購買力平価とは>
・モノやサービスの値段を基準にした為替レート
・モノやサービスの価格は世界どこでも一物一価に基づく計算
第6章:インフレに便乗し利益を増やす「強欲資本主義Ⅰ」
・第6章のまとめ
<ポイント>
・大企業では粗利益が増加して、経常利益が著しく増加した。これは円安による輸入物価の上昇分を販売価格に転嫁したからだ
・賃金が上昇しているのは大企業のことであり、中小零細企業では賃金は停滞している
・中小零細企業は賃上げ分を取引の次段階に転嫁できないからだ
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第7章:輸入物価の下落を還元しない「強欲資本主義II」
・第7章のまとめ
<ポイント>
①輸入物価が上昇した時には、企業は販売価格を引き上げ、消費者など最終財の購入者に負担を転嫁してきた
②2023年に輸入物価が下落した時には、これを消費者物価に還元しなかった
③大企業の利益が増加したが、賃金を引き上げなかったので、経常利益が著しく増大した
第8章:価格転嫁で賃上げを実現する「強欲資本主義III」
・第8章のまとめ
<ポイント>
①2023年春闘から賃金上昇が目立つようになった
②本来、賃上げは生産性向上によって実現すべきものだが、日本では販売価格に転嫁されて消費者が負担する「悪い賃上げ」が始まろうとしている
③実質賃金下落は長期的現象だ
第9章:円安に頼らぬ長期成長は実現できるのか?
・第9章のまとめ
<ポイント>
・AIはこれからの世界の基本方向を決める、極めて重要な技術だ
・AIは長期戦略の核にすべきものであるのに、政治の場では、あまり関心がもたれていない
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第10章:日米新政権で、日本経済はどうなる?
・第10章のまとめ
<ポイント>
・トランプ氏の経済政策は、企業よりのものと考えられる
・高関税の賦課は、日本の自動車メーカーにも大きな影響を与える
・長期的に見れば、アメリカの成長をも阻害することになる
まとめ
日銀が利上げしても、
円安は今後も続くでしょうね。
米国が物価高再燃で、
利下げが止まりつつあるので。
関税政策で物価高が厳しくなれば、
米国は再び利上げでもおかしくない。
日本と米国のどちらが経済成長するか?
米国の方が可能性高いですよね。
だからマネーは米国に流れ、
日本の円安は今後も続くと予想します。
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物価高はどうなるか?
これも止まらないでしょうね。
デフレの期間、
企業はずっと値上げできなかったから。
念願の値上げで利益増したのに、
再度値下げで利益減には戻さない。
企業が相当ピンチにならない限り、
物価高は残念ながら続きます。
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名目賃金は上がると思うけど、
実質賃金は下がるでしょうね。
物価高の勢いが強すぎて、
これを上回る賃上げが難しいから。
これをできるのは一部の大企業のみ、
圧倒的多数は実質賃金減となる。
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円安止まらず。
物価高止まらず。
実質賃金減止まらず。
日本の将来は、
残念ながら厳しいのが現実です。
このような見通しを知らないと、
貯金で備えようとする。
貯金金利では物価高を超えられず、
実質目減りすることも知らない。
これでは困りますよね。
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日本の現実を知り、
いまから将来に備えたい方。
いますぐ本書をお買い求めください。
日本で稼いで将来に備えるのは、
難しいことに気づくでしょう。
それならば海外投資して、
資産を増やせばいいことに気づくハズ。
自分の身は自分で守る。
いまからから将来に備えましょう。
本書のお値段は1,122円、
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ちなみに海外投資なら、
米国株がオススメです。
米国は経済成長が見込めるし、
簡単に投資できますし。
コチラの本がわかりやすいので、
併せてお買い求めください。
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この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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