お金の教育

【教科書からは学べない!「不動産の学校」「投資の学校」 】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

教科書からは学べない!「不動産の学校」「投資の学校」 』

不動産投資を考えたことありますか?

投資の王道と言えば、
株と不動産です。

都内の不動産は値上がりしてるし、
この先も下がらなそう。

まずはワンルームマンションから、
不動産投資を始めてみるかな。

…とお考えの方、
失敗するかもなのでご注意ください。

なぜ失敗するのか?

ワンルームマンションは利回りが悪い。
それなら株式投資の方がお得だから。

家賃収入を考えがちだけど、
ワンルームは入退去が多いです。

退去中は家賃収入が入らないけど、
諸経費はかかり続ける。

パンフで案内される利回りは、
ずっと入居前提での計算が多い。

実際にそんなケースは考えにくく、
思ったほどの利回りが出ない。

これでは困りますよね。

では、
どうすればいでしょうか?

一番良いのは、
信頼できる不動産のプロに聞くこと。

でも、
不動産のプロが知り合いにいない。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

教科書からは学べない!「不動産の学校」「投資の学校」 』

不動産投資で避けるべきなのは、
絶対に騙されないことです。

不動産の購入は多額のお金がかかる。
もし失敗したら一気に大金を失う。

最悪の場合は自己破産もある。
それは絶対に避けなければならない。

どのような手口で騙されやすいのか?
本書を読むとよくわかります。

失敗確率を下げることが、
成功確率を上げることにつながります。

不動産投資で成功確率を上げるため、
始める前に必ず本書をご覧ください。

私も不動産を購入したり、
不動産投資に関わったりしています。

その経験も少しだけご紹介しますね。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

目次

第1章:不動産投資と株などの一般金融投資は、全く別物である事を知っていますか?

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.27

・あなたは不動産投資向きか?株式投資向きか?

<不動産投資向きな人>
・不動産業者と連絡を取り続ける人付き合いは苦にならない人

良い不動産を購入できるかどうかが、
成功の8~9割を占めると書かれてます。

良い不動産を購入するには、
不動産業者との連絡が必須ですね。

不動産の目利きを素人がするのは難しい。
プロの目利きが絶対必要。

不動産購入は多額の費用が必要なので、
失敗はできない。

私はマンション購入の前に、
不動産業界出身の友人に教わりました。

中古タワマンを数千万円で購入したけど、
いまでは億ションです。

他にも不動産投資へ関わる前に、
やはり友人にいろいろ教わりました。

不動産関連の書籍を何冊か読んだけど、
プロの目線は書籍に書かれてない。

不動産を購入するなら、
不動産のプロの目利きは必須ですね。

第2章:騙されるタイプと買ってはいけない物件

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.64

・これは知らなかった!初級者がいいと感じてしまう物件とは

<初級者がいいと感じてしまう物件>
①ワンルームマンション
②シェアハウス
③敷地延長アパート
④三為物件(中間省略登記物件)

全部はご紹介できないので、
①だけご紹介します。

①不動産投資の登竜門では?
とつい思いがちですよね。

なぜ①を買ってはいけないのか?
利回りが低いからと書かれてます。

第5章に書かれた例はコチラ(↓)

ワンルームマンションの投資例

・物件価格:2,500万円
・家賃収入:85,000円×12か月=102万円
・管理費等:8,500円×12か月=10万2千円
・物件のローン金利:2.5%

<利回りの考え方>
・×:4.08%(102万円÷2,500万円)
・△:3.67%{(102万円-10万2千円)÷2,500万円}
・○:1.17%(3.67%-2.5%)

利回りを○で見なきゃいけないのに、
×で見てしまうから騙される。

①を現金で買うなら△で見れるけど、
それでも3.67%です。

普通に株式投資した方が良いのでは?
と思いますよね。

不動産投資で騙されないよう、
詳しくは本書をご覧ください。

第3章:利回りのからくり

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.93

・利回りには3種類ある

<3種類>
①表面利回り:満室想定で計算された利回り
②現況利回り:現在の入金賃料で計算された利回り
③NOI利回り :家賃-経費で計算された利回り

<経費例>
・管理費
・修繕積立金
・火災保険料
・借入金利

パンフレットに載っているのは、
①です。

でも必ず退去は発生するので、
常に満室はありえない。

退去後に別の人が入居するまで、
普通は数ヶ月空きます。

そう考えると、
②で考えるのが正しいように思えます。

しかし、
経費のないマンションはありえない。

だから③で考えるのが正しいけど、
素人がそこまで計算しないのが現実です。

③自分で計算できますが、
個人的にはプロに聞く方が確実です。

不動産業者と知り合いになるとか、
不動産業界出身の友人とつながるかとか。

プロの意見を聞かずに、
不動産投資をしない方が良いですね。

第4章:物件種別を特化した不動産販売会社は、お客様ファーストの提案はできない

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.121

・単なる営業マンではなく、長きに渡ってあなたの不動産のブレーンになれる人のレベルとは

ワンルームマンションではなく、
ファミリータイプの物件を紹介する人。

↑は筆者の意見ですが、
その通りだと思いますね。

不動産投資で重要なのは出口戦略、
つまり将来の売却です。

もし入居者が見つからない場合、
空室リスクが発生するからです。

ワンルームマンションの場合、
なかなか売却できません。

賃貸に興味を示す人はいても、
購入しようとする人はあまりいない。

ワンルームにずっと住もうとする人、
あまりいないですよね。

ファミリータイプの場合、
売却先が見つかりやすいです。

たとえば子育て世帯ですね。

子どもが小学生になる前後で、
購入を検討する人が多い。

小学校の規模が大きいエリアなら、
潜在的な顧客層は必ずいる。

このような出口戦略を助言できる、
ブレーンとつながりたい。

不動産業界出身の友人、
何とか紹介してもらいましょう。

第5章:これでもあなたは、ワンルームマンション投資をしますか?頭金10万円で購入するワンルームマンション投資を数字で検証

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.155

・節税には2種類ある

<2種類>
①相続税の節税
②所得税の節税

ワンルームマンションで節税になるのは、
①です。

現金→不動産に変えることで、
評価額を下げる手法ですね。

本書の例はコチラ(↓)

評価額が下がれば相続税も下がる。
これが相続税の節税ですね。

2,500万円の節税

・現金相続 :2,500万円が相続税評価額となる
・不動産相続:2,500万円の1/3~1/4がが相続税評価額となる

②で節税するには、
他の所得との損益通算が必要です。

たとえば給与所得があり、
初年度の不動産所得と相殺するケース。

初年度の不動産収入には、
税金や諸費用等の経費が多くかかります。

初年度の不動産所得が赤字なら、
給与所得の黒字と相殺して節税になる。

2年目以降は初年度ほど経費計上できず、
損益通算してもあまり節税にならない。

この違いに騙されないよう、
ご注意ください。

第6章:ARUHIフラット35詐欺の真相

第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.162

・「賃貸物件に投資」のつもりが、自分が住む事に?おかしい改ざん書類の数々、ここまでやる悪質不動産業者の手口

<改ざん書類>
①収入証明
②預金通帳コピー
③売買契約書
④架空の工事領収証
⑤架空の婚約者の存在
⑥架空の転勤辞令

①~④は聞いたことあるけど、
⑤~⑥は知らなかったです。

裏で悪質なことをされては、
気づきようもないですが。

でも、
騙されないチャンスはあった、
と本書に書かれています。

「購入物件に居住するんですよね?」
と聞かれたタイミングだそうです。

「賃貸なので住まない」と答えれば、
融資は下りず被害者にならなかった。

嘘をつくようARUHIに言われても、
正直に言うべきでした。

フラット35は居住物件のみ利用できる。
意外とご存じない方が多いのです。

悪徳業者に騙されないよう、
過去の詐欺
手口を知った方がいいです。

第7章:これを読めすべて解る、よく解らない投資をしている不動産小口化商品

第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.182

・不動産小口化商品のリスク

<不動産小口化商品の例>
・都心一等地の中規模程度のビルやマンションに対して、数百人が100万円ずつ出し、共同で大家さんになる
・出資割合に応じて家賃収入を分ける
・一定期間が経ったら物件を売却し、出資割合で公平に分配する

<リスク>
①元本保証はされない
②一定期間は解約できない
③売買のマーケットが無い

難しいことはさておき、
本書で一番気になったのは次の箇所。

不動産業に携わる者のほとんどが、
不動産小口化商品を買っていない。

つまりリターンが少なく、
割に合わないのです。

これならREITの方がマシですね。

第8章:知らないと騙される。AIを活用した不動産購入

第8章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.218

・不動産の物件探しとAIは全く馴染まない、AI活用の謳い文句に騙されるな

<不動産情報の階層>
・1階層目:一般の消費者が目にすることができる情報(不動産サイト)
・2階層目:不動産業者のみ目にすることができる情報(レインズ)
・3階層目:レインズにすら載らない水面下で取引される情報

なぜAIが馴染まないのか?

AIで抽出できる情報、
1階層目のみだからです。

本当に欲しいのは3階層目の情報。
でも2階層目ですら抽出できない。

AIに騙されないようご注意ください。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:不動産投資と株などの一般金融投資は、全く別物である事を知っていますか?

P.27

・あなたは不動産投資向きか?株式投資向きか?

<不動産投資向きな人>
・不動産業者と連絡を取り続ける人付き合いは苦にならない人

第2章:騙されるタイプと買ってはいけない物件

P.64

・これは知らなかった!初級者がいいと感じてしまう物件とは

<初級者がいいと感じてしまう物件>
①ワンルームマンション
②シェアハウス
③敷地延長アパート
④三為物件(中間省略登記物件)

ワンルームマンションの投資例

・物件価格:2,500万円
・家賃収入:85,000円×12か月=102万円
・管理費等:8,500円×12か月=10万2千円
・物件のローン金利:2.5%

<利回りの考え方>
・×:4.08%(102万円÷2,500万円)
・△:3.67%{(102万円-10万2千円)÷2,500万円}
・○:1.17%(3.67%-2.5%)

第3章:利回りのからくり

P.93

・利回りには3種類ある

<3種類>
①表面利回り:満室想定で計算された利回り
②現況利回り:現在の入金賃料で計算された利回り
③NOI利回り :家賃-経費で計算された利回り

<経費例>
・管理費
・修繕積立金
・火災保険料
・借入金利

第4章:物件種別を特化した不動産販売会社は、お客様ファーストの提案はできない

P.121

・単なる営業マンではなく、長きに渡ってあなたの不動産のブレーンになれる人のレベルとは

第5章:これでもあなたは、ワンルームマンション投資をしますか?頭金10万円で購入するワンルームマンション投資を数字で検証

P.155

・節税には2種類ある

<2種類>
①相続税の節税
②所得税の節税

2,500万円の節税

・現金相続 :2,500万円が相続税評価額となる
・不動産相続:2,500万円の1/3~1/4がが相続税評価額となる

第6章:ARUHIフラット35詐欺の真相

P.162

・「賃貸物件に投資」のつもりが、自分が住む事に?おかしい改ざん書類の数々、ここまでやる悪質不動産業者の手口

<改ざん書類>
①収入証明
②預金通帳コピー
③売買契約書
④架空の工事領収証
⑤架空の婚約者の存在
⑥架空の転勤辞令

第7章:これを読めすべて解る、よく解らない投資をしている不動産小口化商品

P.182

・不動産小口化商品のリスク

<不動産小口化商品の例>
・都心一等地の中規模程度のビルやマンションに対して、数百人が100万円ずつ出し、共同で大家さんになる
・出資割合に応じて家賃収入を分ける
・一定期間が経ったら物件を売却し、出資割合で公平に分配する

<リスク>
①元本保証はされない
②一定期間は解約できない
③売買のマーケットが無い

第8章:知らないと騙される。AIを活用した不動産購入

P.218

・不動産の物件探しとAIは全く馴染まない、AI活用の謳い文句に騙されるな

<不動産情報の階層>
・1階層目:一般の消費者が目にすることができる情報(不動産サイト)
・2階層目:不動産業者のみ目にすることができる情報(レインズ)
・3階層目:レインズにすら載らない水面下で取引される情報

まとめ

不動産投資をお考えなら、
始める前にぜひ本書をご覧ください。

どうすれば騙されないか?
本書を読むとよくわかります。

ざっくりまとめると、
↓の感じですね。

どうすれば騙されないか?

・第2章:不動産投資向きでない物件
・第3章:騙されやすい利回り
・第4章:不動産営業マンのレベル
・第5章:騙されやすい節税
・第6章:不動産投資詐欺の手法
・第7章:不動産小口化商品の罠
・第8章:不動産投資にAIの罠

どうすれば騙されないか?
不動産業界出身の友人に聞くことです。

不動産業者だと、
どうしても自社の利益に誘導されがち。

でも友人なら利害関係なく、
あなたが損しないように教えてくれる。

どのように探すか?
大学の同級生つながりで探すと良いです。

同級生に不動産業界経験者がいたので、
私はその友人に教えてもらいました。

実際に話を聞いてみると、
本には書いてない裏話も聞けました。

不動産業界のプロとつながれば、
騙されずに済みますね。

では、
不動産のプロとつながるだけで良いか?

私は不十分だと思いますね。

不動産は高い買い物なので、
他人の意見を信じて買うのは怖い。

もし失敗した場合、
一生後悔するだけでは済まされない。

自己破産リスクもあるので、
最後は自己責任の世界になる。

だから自分でも勉強し、
自己責任で投資をしなきゃいけない。

不動産投資を自分で勉強するなら、
いますぐ本書をお買い求めください。

自己破産を避けるために、
まずは騙されない知識を得ましょう。

失敗確率を下げることが、
成功確率を上げることにつながる。

本書をお読みいただき、
不動産投資での成功を願っています。

本書のお値段は1,760円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

教科書からは学べない!「不動産の学校」「投資の学校」

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)

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