お金の教育

【誠実な投資 お金から自由になれる「長期投資」の鉄則】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

誠実な投資 お金から自由になれる「長期投資」の鉄則 』

さて、
老後2000万円問題をご存じですか?

年金だけではお金が足りず、
老後30年間で約2000万円不足する。

この話は5年前のものですが、
今は老後4000万円問題に変わってます。

老後4000万円問題
詳しくは↑のリンクをご覧ください。

なぜ、
老後2000万円→4000万円に増えたのか?

昨今の物価高が原因です。

もし物価が毎年3.5%上昇したら、
計算上は老後4000万円不足します。

物価が毎年3.5%も上がり続ける?
そんなハズはないと思いますか?

私はゼロじゃないと思ってます。

企業は一度値上げしたら下げない。
利益が減るから。

しかも円安等を理由に、
どんどん値上げする雰囲気です。

このような状況が続く場合、
老後資金が4000万円不足するのは、
将来十分にあり得ると考えた方がいい。

将来に備えて何も準備しない場合、
老後資金が足りず生活は苦しくなる。

老後に鞭打って働かざるをえない。
そんな老後を送りたくないですよね。

では、
どうすればいいでしょうか?

老後に備えて、
いまから資産形成をすればいい。

でも、
どうやってやればいいかわからない。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

誠実な投資 お金から自由になれる「長期投資」の鉄則 』

今このブログを読んでくださる方、
おそらく老後まで数十年ありますよね。

老後資金のためにやるべき資産形成、
それは長期投資です。

たとえば、
貯金感覚で毎月積立投資をする。

あとは老後まで何もしない、
これが長期投資の資産形成です。

これだけ見たら、
だれでも簡単にできそうですよね。

でも、
日本人の投資割合は25%程度です。

4人に1人しか投資せず、
貯金だけの人が50%以上を占める。

貯金の金利はほぼ0%。
物価高が3.5%なら貯金は目減りします。

だから投資でないと備えられないです。

先ほど紹介した積立投資だけでも、
3.5%以上の利益は見込めます。

日本人の老後はどうなるか?

投資する1人だけが裕福に過ごし、
投資しない3人は苦しいでしょう。

この1人側にあなたも入れるよう、
今から投資を始めましょう。

本書に書かれた投資を実践すれば、
きっとあなたも1人側に入れます。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:将来に不安がある人ほど、長期投資をするべき理由

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.30

・銀行に資産を預け続ければ、10年後には資産の3割が減る?

<例>
・銀行金利:ほぼ0%
・物価上昇率:3%
・貯金:3,000万円(現在)→2,100万円(10年後)

お金の金額ベースでは、
いまも10年後も3,000万円のままです。

しかし、
買い物ベースで考えると、
お金が目減りするのが実感できます。

今は3,000万円分の買い物ができても
10年後は2,100万円分しかできない。

最近の物価高で、
同じ1万円でも買える量が減りました。

この物価高が10年続くと、
900万円分(約3割)も買える量が減

これでは生活が苦しくなりますよね。
だから投資で備える必要があるのです。

金利が少しずつ上がってるじゃないか。
物価上昇率3%が10年続くわけがない。

そう思う方もいるでしょう。
もちろんその可能性もあります。

しかし、
そうならない可能性もあります。

米国のようなペースで、
もし日本で金利上昇したらどうなるか?

0%台が主流の住宅ローン金利が高騰し、
返済不能が続出で景気悪化するでしょう。

さらに、
デフレでずっと価格できなかった企業、
一度値上げしたら簡単に値下げしない。

わざわざ利益を減らしたくないから。

つまり、
低金利&3%の物価高が続く可能性、
十分にあるのです。

だからこそ、
今から投資等の対策をした方が安心です。

もし物価高が止まっても、
投資分の利益が減るわけでもないですし。

最悪の事態を想定し、
将来に備えて投資した方がいいです。

第2章:長期投資をするなら投資信託が良い理由

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.77

<P.77>
・生活者に投資信託をすすめる4つの理由

<4つの理由>
①少額での投資ができる
②分散投資ができる
③プロが運用してくれる
④積立投資が積極的にできる

<例>
①ネット証券なら最低100円からスタートできる
②国内外の株式/債券/不動産/コモディティ等に分散投資できる
③プロが長年リサーチし、企業経営者等と対話し、株主総会で意見を言う
④毎月一定金額を積立投資できる

これから投資を始めるなら、
投資信託が一番オススメです。

だれでも簡単にできるし、
長期投資なら利益も出やすいから。

ここで要注意なのが、
短期投資に走らないこと。

短期でもっと利益を出したい、
と↓に手を出すとキケンです。

オススメしない投資(例)

・個別株投資(デイトレ)
・FX
・ビットコイン

どれも投資ではなく投機、
ギャンブル要素の強い投資です。

初心者はカモにされるだけ。
失敗すると短期間で多額の金を失う。

投機で大儲けした、
みたない話に騙されないように!

投資は長期が基本。
まずは投信から始めましょう。

第3章:私が、長期投資ファンドを作った理由

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.118

・なかのアセットマネジメントの設立

セゾン投信の創業者で会長だった著者が、
親会社から解任の憂き目に遭います。

解任は双方の意見があるでしょうが、
ビジネスの方向性の違いかなと感じます。

セゾン投信のウリは直販、
余計な手数料がかからないのがメリット。

でも直販は、
売上や規模拡大が難しいのがデメリット。

親会社から見ると、
売上や規模拡大をしたかったのかと。

最後は親会社の意見に従うしかない。
これが現実かなと思いますね。

紆余曲折を経て新たに設立したのが、
なかのアセットマネジメントです。

セゾン投信でやれなかったことを、
どこまで実現できるか今後要注目ですね。

なかのアセットマネジメント
↑のリンクからHPにアクセスできます。

もしご興味あればぜひご覧ください。

第4章:新NISAで投資信託を買うなら?

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.137~150

・選んではいけない投資信託

①テーマを売りにしている
②コストが高い
③多分配型投資信託
④公社債投信信託
⑤企業グループ株式ファンド
⑥純資産額が50億円以下
⑦組み込まれている銘柄が多すぎる
⑧比率が偏った国際分配型

投資信託も数多くの商品があります。

どれを選ぶべきか迷う時は、
選ぶべきではない商品を除外しましょう。

たとえば、
筆者が紹介している①~⑧です。

長期投資に向いてない。
分散投資になっていない。
大きな利益を生みにくい。

超簡単にまとめると、
↑が除外すべき理由ですね。

では何を選ぶべきか?
この後で書きますね。

第5章:インフレ時代を生き抜く、良いアクティブファンドの選び方

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.153

・なぜ、インデックスファンド”だけ”に偏るのは良くないのか?

何を選ぶべきか?と聞かれたら、
インデックスファンドと答えますね。

インデックスファンドとは、
市場の指数に連動した投信のことです。

たとえば、
日本だと日経平均/TOPIX等、
米国だとNYダウ/ナスダック/S&P500等です。

私も保有してますが、
これだけでも十分利益は出てますね。

P.166

・景気に負けない「良い会社」だけに投資するファンドを探す

ただし、
インデックスファンドにも問題点がある。

それはファンド内に、
良い会社と悪い会社が混在すること。

たとえばS&P500には500社あるけど、
主に株価をけん引してるのは7社です。

Magnificent 7と呼ばれる企業、
詳しくはコチラのリンクをご覧ください。

他の493社の株価を見ると、
実は大きく株価が伸びてるわけでもない。

そこで、
良い会社にだけ投資するのが、
筆者の考え方です。

一般の投資家では難しいので、
プロを探してお任せする感じ?

…とあるけど、
正直どうなのかな?と思いますね。

そう簡単に探せると思えないし、
果たしているのかもわからない。

というわけで今のところは、
インデックスファンドで様子見ですね。

第6章:積立投資を始める前に、導入するべき日頃の習慣

第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.185

・相場が下がっても落ち込まない

相場が下がると落ち込み、
損切りと称して株を売る人がいます。

そして株で損を出したまま、
そのまま株式投資から退場してしまう。

これでは投資で利益が出るハズない。
絶対にやめましょう。

その対策は、
相場が下がっても落ち込まないこと。

相場に上げ下げは付き物。
今は下がっていてもいつかは上がる。

株式市場を長期的に見ると、
緩やかに上昇傾向です。

つまり、
積立投資を始めたらずっと放置でいい。

大きな利益を出す投資家になると、
下げ相場であえて株を買い増しします。

いずれ上がると考え、
株を安値買いしているのです。

私も下げ相場では買い増ししますね。
だからプロフ並みに利益が出てます。

投資に必要なのは何か?
意外と図太い神経かもしれません。

下げ相場で売らずにむしろ買う。
勇気が必要ですがぜひ実践してください。

第7章:投資家マインドを持つことで、自分も社会も豊かになる

第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.226

・企業が力を取り戻せば、生活は豊かになる

日本は欧米に比べて、
投資割合が低く貯金割合が高い。

日本人の投資割合が増えれば、
企業にお金が回り稼ぐ力が増える。

…と言うのが理論的に正しいけど、
現実はそうではない。

新NISAができてから、
日本人の投資割合は増えてます。

しかし、
その投資先は海外株が多い。

つまり、
国内企業に金が回ってないのです。

その結果どうなるか?

外国企業にお金が回り稼ぐ力が増える。
外国企業に投資した人はお金が増える。

日本社会が豊かになるか?
と言われると疑問です。

でも海外投資をしていれば、
投資家個人単位では豊かになる。

投資する人としない人で、
経済格差が生まれると思いますね。

結論としては、
自分が豊かになりないなら投資せよ!

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:将来に不安がある人ほど、長期投資をするべき理由

P.30

・銀行に資産を預け続ければ、10年後には資産の3割が減る?

<例>
・銀行金利:ほぼ0%
・物価上昇率:3%
・貯金:3,000万円(現在)→2,100万円(10年後)

第2章:長期投資をするなら投資信託が良い理由

P.77

<P.77>
・生活者に投資信託をすすめる4つの理由

<4つの理由>
①少額での投資ができる
②分散投資ができる
③プロが運用してくれる
④積立投資が積極的にできる

<例>
①ネット証券なら最低100円からスタートできる
②国内外の株式/債券/不動産/コモディティ等に分散投資できる
③プロが長年リサーチし、企業経営者等と対話し、株主総会で意見を言う
④毎月一定金額を積立投資できる

オススメしない投資(例)

・個別株投資(デイトレ)
・FX
・ビットコイン

第3章:私が、長期投資ファンドを作った理由

P.118

・なかのアセットマネジメントの設立

第4章:新NISAで投資信託を買うなら?

P.137~150

・選んではいけない投資信託

①テーマを売りにしている
②コストが高い
③多分配型投資信託
④公社債投信信託
⑤企業グループ株式ファンド
⑥純資産額が50億円以下
⑦組み込まれている銘柄が多すぎる
⑧比率が偏った国際分配型

第5章:インフレ時代を生き抜く、良いアクティブファンドの選び方

P.153

・なぜ、インデックスファンド”だけ”に偏るのは良くないのか?

P.166

・景気に負けない「良い会社」だけに投資するファンドを探す

第6章:積立投資を始める前に、導入するべき日頃の習慣

P.185

・相場が下がっても落ち込まない

第7章:投資家マインドを持つことで、自分も社会も豊かになる

P.226

・企業が力を取り戻せば、生活は豊かになる

まとめ

貯金だけだと資産が減るのは、
間違いないでしょうね。

物価高が止まると思えないし、
企業も値上げを止めたくないし。

金利も少しずつ上がってるけど、
物価上昇率の方がはるかに高い。

貯金だけでは、
将来の生活は苦しくなるでしょう。

資産を増やすためには、
投資が必要です。

一番簡単で手っ取り早いのが、
投資信託です。

貯金感覚で毎月積立投資すれば、
長期的には資産が増えやすい。

短期投資で増やそうとすると、
ギャンブルのように負けるのでご法度。

投資信託で何を選ぶべきか?
まずはインデックスファンドですね。

個人的にオススメなのは、
S&P500やオルカンですね。

日経平均連動も悪くないけど、
日本より海外の方が経済成長を見込める。

つまり、
株価の上がり幅も大きいので、
投資利益も大きくなりやすいのです。

時には下がることもあるけど、
長期的には緩やかに上がるので、
慌てて売らずにひたすら保有し続ける。

ざっとまとめるとこんな感じです。

決して難しいことは言ってないし、
だれでも簡単にできますよね。

投資すれば資産は増える。
投資しなければ資産は減る。

あなたはどちらを選びますか?

これから投資をお考えの方、
いますぐ本書をご覧ください。

投資は長期運用が基本なので、
いますぐ始めた方が長く投資できる。

積立額も増やせるし、
福利効果で利益が膨らむのも見込める。

いますぐ投資を始めれば、
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誠実な投資 お金から自由になれる「長期投資」の鉄則 

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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