お金の教育

【老後のお金に困りたくなければ 今いる会社で「“半”個人事業主」になりなさい】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

老後のお金に困りたくなければ 今いる会社で「“半”個人事業主」になりなさい

定年後のキャリア、
どのように考えていますか?

たとえば、
60歳定年~65歳年金受給開始までの、
5年間をどのように稼ぐか?

再雇用で稼ぐ予定の方、
リスクが高いのでご注意ください。

再雇用の場合、
1年更新が基本となります。

毎年更新されるとは限らず、
急に仕事を失う可能性あります。

収入が途絶えた場合、
年金受給まで貯金で暮らせないと、
生活できなくなってしまうのです。

では、
どうすればいいでしょうか?

再雇用に頼らず、
自力でお金を稼げればいい。

でも、
どうやって自力でお金を稼げばいいか、
わからない人もいますよね。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

老後のお金に困りたくなければ 今いる会社で「“半”個人事業主」になりなさい

自力でお金を稼ぐ方法、
それは個人事業主の道です。

個人事業主には定年がなく、
いつまでも働けます。

しかし、
個人事業主のデメリットは、
自分で仕事を獲得すること。

仕事を獲得しないことには、
収入を得られないからです。

そこで、
“半”個人事業主の働き方を、
本書ではオススメしています。

まず、
いまの会社の仕事を社員ではなく、
個人事業主として請け負う。

いまの会社から収入を得つつ、
他の収入源を確保して増やしていく。

そうすれば、
個人事業主として稼げるようになる。

もちろん、
失敗の可能性はゼロじゃないです。

でも、
個人事業主を一から始めるより、
コチラの方が失敗リスクが低いです。

定年後のキャリアをお考えの方、
ぜひ本書をお読みください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

序章:シニアの新しい働き方「”半”個人事業主」とは?

序章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.30

・”半”個人事業主=「今いる会社」と「仕事はそのまま」で「(雇用ではなく)業務委託契約」を締結して働くこと

<メリット>
・「指揮命令」を受けない
・「時間・場所」を制約されない
・「独立」という働き方が実現できる

個人事業主になれば、
3つのメリットはだれでも享受できます。

それでは”半”と”完全”において、
個人事業主は何が違うのか?

それは仕事の有無であり、
収入
有無です。

完全な個人事業主の場合、
一からお客様を探す必要があります。

お客様から仕事を貰えないと、
自分に収入が発生しないからです。

個人事業の一番つらい所であり、
挫折したり敬遠されるポイントです。

一方で”半”個人事業主の場合、
今いる会社で仕事はそのままです。

つまり、
仕事がある状態なので、
収入も確保できるのです。

完全な個人事業主から見れば、
これは何とも羨ましい状態です。

“半”の状態で収入を確保し、
さらに他の業務委託で収入を目指す。

こうすれば完全な個人事業主への、
展望が開けると言うわけです。

最初は低リスクで個人事業主を始め、
徐々に個人事業を拡大する感じです。

個人事業として独立を考えた場合、
とても参考になるステップですね。

第1章:55歳になったら「”半”個人事業主」を目指そう

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.76

・”半”個人事業主の類型 スペシャリスト型とリリーフマン型

<スペシャリスト型>
・特別なスキルや資格をベースに仕事を行う
・外部の専門家に依頼することで代替できる場合もあるが、立ち上がりまで時間がかかり、報酬も高額になりがち
・どんな職でも誰でも必ずしも当てはまるわけではなく、職種が限定される傾向がある

<リリーフマン型>
・その会社独自の業務プロセスや用語を熟知し、人間関係も有する。今まで築いてきた実務能力、人柄など信頼感をベースに仕事を請け負う
・その会社の実務面での即戦力としてのその実力をよく知る人からの依頼で仕事を行う
・誰かが対応しなければならないその企業でのエッセンシャルワークも対象になる

スペシャリスト型は、
だれもが目指せる道ではありません。

自分の過去の仕事、
特別なスキルや資格が必要ありません。

シニアになって新たに取得できても、
業務経験がないに等しい。

企業も委託しようと思わないですよね。
無理に目指す必要ないです。

リリーフマン型は、
だれでも目指せる道です。

特別な資格やスキルがなくても、
業務経験が武器になるからです。

まったく外部の人間に委託しても、
その企業を知らないとこなせない業務、
どこの会社にもありますよね。

“半”個人事業主が目指すのは、
リリーフマン型の業務委託ですね。

第2章:<ステップ01>仕込み期「”半”個人事業主化」に向けて着々と準備を進める


第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.121

・55歳からは社内人脈では社外人脈

なぜ社外人脈が重要なのか?

完全な個人事業主となった時
お客様獲得につながるからです。

“半”個人事業主のうちは、
いまの会社からの業務委託が、
収入の柱となります。

しかし、
そこに頼っていては、
いつまでたっても”半”のままです。

さらに、
“半”の状態がいつまでも続くとは、
限らないことにも注意が必要です。

元社員であったとしても、
業務委託を終了する可能性はあります。

“半”のうちに他の収入源を見つける
ある意味死活問題でもあるのです。

他の収入源のキッカケになるのが、
社外人脈です。

完全な個人事業主を見据えて、
社外人脈から収入源を見つけましょう。

第3章:<ステップ02>提案期 会社とはどう交渉するのか?

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.161

・業務委託契約書のたたき台を個人事業主側で作成する必要がある

“半”個人事業主になるために、
会社と交渉するポイントは何か?

それは、
業務委託契約書を作成することです。

人事部側の想定は再雇用です。

つまり、
個人事業主との業務委託契約は、
人事部側で想定外が多いのです。

業務委託契約書の作成については、
本書に詳しく書かれています。

ぜひ参考にしてみてください。

第4章:<ステップ03>スタート期「”半”個人事業主」としてスタートを切る

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.218

・”半”個人事業主の立場に安住してしまうと、それは結局再雇用で働くことと何ら変わりません

<方向性>
①今、”半”個人事業主として契約しているクライアントに対して違うサービスを提案していく
②”半”個人事業主として行なってきたサービスを他のクライアントに提供する

“半”個人事業主で収入を確保しつつ、
他の収入源を探していく。

その収入源になりそうなのが、
①もしくは②です。

個人的な意見ですが、
私は②を目指した方がいいと思います。

①違うサービスを提案しても、
受け入れてくれるとは限りません。

仮に受け入れてくれたとしても、
クライアントへの依存度が高すぎます。

もし業務委託が終了した場合、
一気に収入を失う危険性がある。

②は”半”個人事業主の経験を、
他にも活かせます。

さらに収入源が複数に分散され、
業務委託終了リスクも分散されます。

複数の収入減を見つけるには、
第2章の社外人脈がキッカケになります。

ぜひ”半”個人事業主のうちに、
複数の収入源を見つけましょう。

第5章:<ステップ04>「”半”個人事業主」から「個人事業主」へのシフトを目指す

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.229

・2社目以降のクライアント拡大について

1社目は元々働いていた会社なので、
2社目以降が新しい顧客です。

この新しい顧客の獲得が、
個人事業主でやっていけるかの、
分かれ目となります。

ここでやってはいけないのが、
積極的な営業です。

露骨な営業は労多くして益なし、
と本書に書かれています。

本書に書かれているオススメは、
あなたの居場所を増やすことです。

たとえば、
勉強会に参加だけでなく、
仕事に関係ない趣味の場もアリ。

趣味の場だと、
周りにライバルはいません。

趣味を通じて知り合った方から、
紹介等のチャンスがあります。

居場所を増やして紹介をもらえると、
新たな顧客獲得につながりますね。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

序章:シニアの新しい働き方「”半”個人事業主」とは?

P.30

・”半”個人事業主=「今いる会社」と「仕事はそのまま」で「(雇用ではなく)業務委託契約」を締結して働くこと

<メリット>
・「指揮命令」を受けない
・「時間・場所」を制約されない
・「独立」という働き方が実現できる

第1章:55歳になったら「”半”個人事業主」を目指そう

P.76

・”半”個人事業主の類型 スペシャリスト型とリリーフマン型

<スペシャリスト型>
・特別なスキルや資格をベースに仕事を行う
・外部の専門家に依頼することで代替できる場合もあるが、立ち上がりまで時間がかかり、報酬も高額になりがち
・どんな職でも誰でも必ずしも当てはまるわけではなく、職種が限定される傾向がある

<リリーフマン型>
・その会社独自の業務プロセスや用語を熟知し、人間関係も有する。今まで築いてきた実務能力、人柄など信頼感をベースに仕事を請け負う
・その会社の実務面での即戦力としてのその実力をよく知る人からの依頼で仕事を行う
・誰かが対応しなければならないその企業でのエッセンシャルワークも対象になる

第2章:<ステップ01>仕込み期「”半”個人事業主化」に向けて着々と準備を進める

P.121

・55歳からは社内人脈では社外人脈

第3章:<ステップ02>提案期 会社とはどう交渉するのか?

P.161

・業務委託契約書のたたき台を個人事業主側で作成する必要がある

第4章:<ステップ03>スタート期「”半”個人事業主」としてスタートを切る

P.218

・”半”個人事業主の立場に安住してしまうと、それは結局再雇用で働くことと何ら変わりません

<方向性>
①今、”半”個人事業主として契約しているクライアントに対して違うサービスを提案していく
②”半”個人事業主として行なってきたサービスを他のクライアントに提供する

第5章:<ステップ04>「”半”個人事業主」から「個人事業主」へのシフトを目指す

P.229

・2社目以降のクライアント拡大について

まとめ

個人事業主のキャリアを目指すのは、
定年を考えるとアリですね。

60歳定年まで企業で働けたとしても、
再雇用される保証はないです。

もし再雇用されなかった場合、
その瞬間にお金を稼げなくなります。

年金受給まで貯金で暮らせるなら、
特に問題ないです。

でも貯金がなければ、
年金受給までの生活が困りますよね。

個人事業主には定年がないので、
いつまでも働いて稼げます。

しかし、
いきなり個人事業主になるのは、
とても危険な道です。

お客様がいなければ仕事がなく、
収入を得られないからです。

そこで、
個人事業主になる前に、
“半”個人事業主になるのです。

今の会社と交渉し、
今の会社から業務委託を受け、
“半”個人事業主となる。

今の会社から収入を得ている間に、
他のお客様から仕事を得る。

これができれば、
個人事業主のキャリアを目指せます。

定年後に個人事業主をお考えの方、
いますぐ本書をお読みください。

“半”個人事業主から、
完全な個人事業主を目指す。

失敗リスクを抑えられるので、
本書のやり方はオススメです。

“半”個人事業主のステップを踏むか?
いきなり個人事業主を目指すのか?

すべてはあなたの判断と行動次第です。

だれでも成功できるほど、
個人事業主は甘くないです。

なのでまずは、
“半”個人事業主から始めましょう。

失敗確率を下げる行動が、
成功確率を高めることにつながります。

個人事業主として成功するために、
いますぐ本書を購入しましょう。

本書のお値段は1,980円、
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老後のお金に困りたくなければ 今いる会社で「“半”個人事業主」になりなさい

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学3年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)

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