はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
中学受験をさせるかどうか?
本当に悩みますよね。
塾代は決して安くないし、
受かるかどうかもわからない。
でも中学受験塾に通わずに、
中学受験に挑むのはかなり厳しい。
では、
お金の問題をクリアすれば、
中学受験をさせてもよいでしょうか?
実は、
お金の問題以上に悩ましい問題が、
もう1つあるのです。
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お金の問題以上に何が悩ましいのか?
親のサポートです。
子どもはまだ小学生なので、
一人で受験勉強なんて不可能です。
もし塾に通わせたとしても、
塾に任せっきりなんてまず無理。
家庭で宿題をやらなきゃいけないし、
時には親が教えることもある。
小6の長期休暇は弁当の用意もあるし、
受験計画を立てなきゃいけない。
親のサポートなしで、
中学受験は乗り切れないのです。
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そうは言うものの、
親のサポートにも限界はありますよね。
どこまでやればいいのか?
よくわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
親のサポートが必要と言われるけど、
何から何までやる必要はないです。
むしろサポートしすぎると、
子どもに悪影響を及ぼすことも。
親のサポートは何をすべきか?
逆に何をすべきでないのか?
本書を読むとよくわかります。
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これから中学受験予定の方は、
ぜひご覧ください。
親のサポート度合いによって、
子どもの合否にも大きく関わります。
子どもの最適なサポート度合い、
本書でぜひご覧ください。
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それでは本書の感想・レビュー、
ブログでご紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:中学受験の「ウワサ」を斬る!
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
Q:子どもがつまづいたら親が教えた方がいい?
A:過当競争にはついていかなくてよい、その子のペースを大事にする。焦らせるようなアオりに注意する。
<ポイント>
・中学入試の問題は、多くの学校の大部分の問題が、テキストの基本問題、典型的な問題をひとつひとつていねいに理解していれば、勝負できるようにできている
・テキストに載っている問題は、全部やらなくても良い
・焦らず、自分の実力のちょっと上の課題を意識して、着実に進める方が実力アップにつながる
Aの考え方は大事ですね。
過当競争に子どもを巻き込むと、
子どもがストレスを抱えるからです。
他人と競争するのではなく、
過去の自分に比べて成長すればよい。
中学受験で人生決まるわけじゃないし、
仮に全落ちでも公立中学で優位に立てる。
あまり気負い過ぎないように、
と私も子どもに言ってます。
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ちなみに親が子どもに教えるのは、
アリだと思ってます。
宿題やテストで間違え、
答えや解説を見てもわからない問題は、
私へ聞くよう子どもに言ってます。
私は中学受験経験がないので、
問題を見て解けないこともある。
でも解説を見て理解し、
子どもに教えることはできますね。
子どもが聞いてきた時に教える位が、
親のサポートとしてちょうどよいかも。
第2章:中学受験を通じて「どうなりたい」ですか?
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
Q:中学受験を通じて、お子さんにどうなってもらいたいですか?
A:中学受験を通して、わが子が何を学び、どんな能力を身に付けてほしいかを考える
<ポイント>
・子どもの自己決定を尊重して、自律性の感覚を育てていきましょう
・子どもの成長に目を向けて応援することで、子どもは自分の能力に自信を持てるようになる
・「自律性」(自己決定)と「関係性」(人間関係)は、所得や学歴よりも人生の幸福度への影響が大きい
ポイントに書かれているのは、
自己決定理論に基づくものです。
人間には心の三大欲求があり、
内発的動機づけと幸福感を支えています。
心の三大欲求とは何か?
コチラです(↓)
・自律性(自分の行動を自分で決めている感覚)
・有能感(自分の能力に対しての肯定的な感情)
・関係性(他者とのつながり)
私の子どもを見ていると、
心の三大欲求は満たされてますね。
どんな時に感じるか?
コチラです(↓)
中学受験勉強の方向性としては、
このままで良さそうですね。
・自律性:自分で計画を立てて勉強する
・有能感:テストの点数が伸びて、学力が伸びていることを実感する
・関係性:学校や塾の仲間と切磋琢磨している
第3章:学校選びの視点・方針と時期
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
Q:学校選びで偏差値をどう使えばいいのか?
A:偏差値帯をバラし、校風や求める条件を軸として学校を探す(偏差値表を縦に見ている)
<ポイント>
・学校の校風がご家庭の方針に合っているか、本人の性格に合っているか、という点をしっかり考えて探すのが大事
・早めに合格を取り、安心した状態で、攻めの姿勢で入試を進められれば、模試では届かなかった偏差値の学校に届く
・目標を追い求めるのは本人の仕事で、安全を確保したうえで応援するのが親の仕事
校風を見極めるには、
学校説明会や文化祭がオススメですね。
学校の雰囲気になじめそうか?
子ども自身が判断できるからです。
私も親子で行ったけど、
相性を肌で感じられますね。
実際に見た感想を別記事に書いたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
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これは個人的な意見ですが、
もう1つ校風の見極め方があります。
それは過去問との相性です。
なぜ過去問?と思うかもですが、
問題をじっくり眺めてみてください。
その学校がどんな生徒を求めているか、
問題から見えてきます。
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先日、
コチラの本を読みました。
単純な知識を問う問題もあれば、
思考力や洞察力を問う問題もある。
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どちらが良い悪いの話ではなく、
子どもと相性が合うのはどちらか?
過去問の出来が良ければ、
学校の求める人物像とマッチする。
そう考えると、
学校は偏差値で選ぶのではなく、
校風や愛称で選ぶものかと思いますね。
第4章:受験を快適に乗り切るための塾との付き合い方
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
Q:塾と家庭のスタンスは揃っているか?
A:まず「わが家はどんな家庭か?」を考える。子どもにどんなフォローができているか、それを踏まえて塾を選ぶ
<ポイント>
・親の負担をどこまで親が自分たちで背負うのか、どれくらい塾にサポートしてもらうかが、良い中学受験ができるかどうかの大事なポイント
・子どもに寄り添い、子どもと一緒に計画を立て、うまくいかなかった点は翌週に改善する、そうした地道で気長なサポートが必要
・出題傾向の分析も、ご家庭で子ども自身がやるか、親がやるか?
塾によって、
サポートの差がかなりあります。
私の子どもはSAPIXに通ってますが、
塾のフォローはほぼありません。
親がフォローする時間が取れないなら、
SAPIXはあまりオススメしないです。
宿題量も膨大ですし、
親が見てあげないとついていくのは大変。
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でも他なら、
手厚いサポートを受けられる塾もある。
コチラの本がわかりやすいです。
関東や関西の大手塾から個別指導塾まで、
かなり詳しく書かれています。
手厚いフォローの塾も書かれているので、
ご興味あればぜひご覧ください。
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第5章:親の正しい接し方、やってはいけない接し方
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
Q:文系の親が国語を、理系の親が算数を教え始めたら破滅の第一歩
A:親が得意ではない科目を子どもと一緒に取り組む。子どもなりの成長や頑張りを見つけてあげる
<ポイント>
・子どもがわからないことに対していらだちを感じてしまう
・子どもから習う
・親も自分の勉強をする
親が得意ではない科目を、
子どもと取り組むのはアリですね。
たとえば私は文系なので、
理科があまり得意ではないです。
解答の解説を見ながら教えたり、
ネットで調べて教えたりしてますね。
私が理科苦手なおかげなのか、
最近は子どもが自ら勉強してます。
その影響なのか、
理科の成績が急上昇してビックリ。
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さて、
親が得意な科目を子どもと取り組むのは、
本当に破滅なのかというのは疑問。
私は社会が得意だけど、
子どもに教えても何の影響もない。
たとえば日本地理、
東京住みだから関東以外を知らない。
いらだちを感じることはないし、
関東以外の知識を教えても大丈夫。
社会の成績が4科目で最も良いし、
教え方次第ではないかと思いますね。
第6章:無理なく無駄なく進む合格までのスケジュールの立て方
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・5年生でしておきたいこと
<ポイント>
・1学期:ペースアップするからこそ「作戦会議」を
・夏休み:勝負の夏!受験の天王山!
・2学期~冬期:5年生の前半と5年生の後半で変わる難易度にあわてない
中学受験塾では、
2月から新5年生となります。
SAPIXは小4が週2ですが、
小5は週3に増えます。
授業時間も1コマ60分から、
1コマ90分に変更となります。
増えた30分に慣れず、
まだ苦戦してますね。
いずれ慣れると思うけど、
無理をさせないようにしてます。
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小5の夏休みは未体験ですが、
小4の経験が役立つと思ってます。
家にいても暇だし、
学校の宿題はほぼ7月で終わる。
塾の宿題をやるペースが崩れなければ、
大丈夫かなと思ってます。
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2学期から難易度が上がるのが、
勝負の分かれ目になりそうですね。
実は小5の前半であっても、
勝負ポイントはあると思ってます。
小5になると、
徐々に思考力を問う問題が増えます。
さらに小5の2学期になると、
算数で抽象的な分野も始まります。
私は文系だけど算数が好きなので、
個人的には楽しみですね。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:中学受験の「ウワサ」を斬る!
Q:子どもがつまづいたら親が教えた方がいい?
A:過当競争にはついていかなくてよい、その子のペースを大事にする。焦らせるようなアオりに注意する。
<ポイント>
・中学入試の問題は、多くの学校の大部分の問題が、テキストの基本問題、典型的な問題をひとつひとつていねいに理解していれば、勝負できるようにできている
・テキストに載っている問題は、全部やらなくても良い
・焦らず、自分の実力のちょっと上の課題を意識して、着実に進める方が実力アップにつながる
第2章:中学受験を通じて「どうなりたい」ですか?
Q:中学受験を通じて、お子さんにどうなってもらいたいですか?
A:中学受験を通して、わが子が何を学び、どんな能力を身に付けてほしいかを考える
<ポイント>
・子どもの自己決定を尊重して、自律性の感覚を育てていきましょう
・子どもの成長に目を向けて応援することで、子どもは自分の能力に自信を持てるようになる
・「自律性」(自己決定)と「関係性」(人間関係)は、所得や学歴よりも人生の幸福度への影響が大きい
・自律性(自分の行動を自分で決めている感覚)
・有能感(自分の能力に対しての肯定的な感情)
・関係性(他者とのつながり)
・自律性:自分で計画を立てて勉強する
・有能感:テストの点数が伸びて、学力が伸びていることを実感する
・関係性:学校や塾の仲間と切磋琢磨している
第3章:学校選びの視点・方針と時期
Q:学校選びで偏差値をどう使えばいいのか?
A:偏差値帯をバラし、校風や求める条件を軸として学校を探す(偏差値表を縦に見ている)
<ポイント>
・学校の校風がご家庭の方針に合っているか、本人の性格に合っているか、という点をしっかり考えて探すのが大事
・早めに合格を取り、安心した状態で、攻めの姿勢で入試を進められれば、模試では届かなかった偏差値の学校に届く
・目標を追い求めるのは本人の仕事で、安全を確保したうえで応援するのが親の仕事
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第4章:受験を快適に乗り切るための塾との付き合い方
Q:塾と家庭のスタンスは揃っているか?
A:まず「わが家はどんな家庭か?」を考える。子どもにどんなフォローができているか、それを踏まえて塾を選ぶ
<ポイント>
・親の負担をどこまで親が自分たちで背負うのか、どれくらい塾にサポートしてもらうかが、良い中学受験ができるかどうかの大事なポイント
・子どもに寄り添い、子どもと一緒に計画を立て、うまくいかなかった点は翌週に改善する、そうした地道で気長なサポートが必要
・出題傾向の分析も、ご家庭で子ども自身がやるか、親がやるか?
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第5章:親の正しい接し方、やってはいけない接し方
Q:文系の親が国語を、理系の親が算数を教え始めたら破滅の第一歩
A:親が得意ではない科目を子どもと一緒に取り組む。子どもなりの成長や頑張りを見つけてあげる
<ポイント>
・子どもがわからないことに対していらだちを感じてしまう
・子どもから習う
・親も自分の勉強をする
第6章:無理なく無駄なく進む合格までのスケジュールの立て方
・5年生でしておきたいこと
<ポイント>
・1学期:ペースアップするからこそ「作戦会議」を
・夏休み:勝負の夏!受験の天王山!
・2学期~冬期:5年生の前半と5年生の後半で変わる難易度にあわてない
まとめ
中学受験は親の受験と言われるけど、
その通りですね。
小学生の子どもが、
一人で主体的に取り組むのは難しい。
親のサポートはどうしても必要ですね。
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何が難しいかと言えば、
親のサポート度合いですね。
過干渉すぎてもダメだし、
無関心すぎてもダメだし。
どこで折り合いをつけるか、
親にとっては悩ましい問題です。
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そのような悩みを解決する方法、
2つあると思ってます。
1つ目は、
中学受験のプロに聞く方法です。
塾で先生に聞けるなら、
それが一番良いと思ってます。
対面でいろいろ聞けるので、
悩みをピンポイントで解消しやすい。
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2つ目は、
本で学ぶ方法です。
SAPIXのような塾だと、
塾の先生に聞くのは難しい。
だから私は、
本で学ぶようにしています。
本書を読んでみたけど、
参考になることは多いですね。
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親のサポート度合い、
正直言うと親子によりけりです。
本書の良い例悪い例を参考に、
子どもに試して適切レベルを探る。
これが一番の策だと思いますね。
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何も学ばずに独学でやるとどうなるか?
絶対にうまくいかないとは言わないけど、
失敗確率は高いと思います。
失敗例に気づかず、
子どもをサポートする可能性があるから。
中学受験の不合格だけでなく、
家庭崩壊という例もある。
それは絶対に避けたいですよね。
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これから中学受験予定のある方。
親のサポート度合いにお悩みの方。
いますぐ本書をお買い求めください。
本書の成功例/失敗例を学び、
子どものサポートを実践しましょう。
そうすれば、
中学受験で良い成果をえられますね。
本書のお値段は1,870円、
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お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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