はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
あなたは年金を何歳から受給予定ですか?
65歳に決まってるでしょ!
と答える方が大半だと思います。
人間はいつ死ぬかわからない。
ならばさっさと貰う方がお得でしょ!
いいえ、
逆に損するかもしれません。
年金には繰り下げ制度があります。
1年繰り下げすると、
8.4%増えます。
もし国民年金を1年繰り下げた場合、
75.2歳以上生きれば元が取れるのです。
もっと繰り下げた場合の例は、
コチラのリンクからご覧ください。
日本の平均寿命、
男女ともに80歳を超えています。
平均寿命をベースに考えれば、
65歳から受給する方が不利になる確率、
結構高いのです。
だから、
年金は繰り下げた方がお得です。
でも、
年金がもらえない期間は、
どうやって生活するの?
このような疑問をお持ちの方は、
コチラの本がオススメです。
現役時代に老後資金を貯蓄し、
まずはその資金で生活します。
本書のタイトル通り、
その老後資金は貯金でも良いです。
個人的には投資がオススメですが、
本書とズレますので割愛します。
そして、
年金受給を繰り下げ、
なるべく年金を増やす戦略です。
世間一般の老後のイメージは、
年金をベースに生活し、
不足分を貯金で補う感じです。
しかし本書では、
先に貯金を取り崩して生活し、
後で年金を受給する戦略です。
年金を繰り下げて増やす分、
本書のやり方の方がお得です。
言われてみればその通りだけど、
皆さん意外とご存じないですよね?
悠々自適な老後を送るために、
ぜひ本書をご覧ください。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:老後資金よりもっと大事な「収支のバランス」
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・老後資金は貯めるな!
<ポイント>
・年金を繰り下げ受給すると、年8.4%増える
・繰り下げ年金を受給するまでの間、老後資金を先に取り崩す
・繰り下げた年金は一生涯受給できる
65歳から年金を受給する場合、
年金額によっては生活費が不足します。
それを補うのが、
現役時代に蓄えた老後資金です。
つまり、
65歳以降は年金+老後資金で、
生活していくのが一般的な考え方です。
しかし、
本書では少し考え方が異なります。
まずは老後資金をベースに生活し、
できる限り年金受給を繰り下げます。
老後資金だけでは生活が厳しくなったら、
繰り下げた年金を受給するのです。
年金を繰り下げると年8.4%増えます。
これは見方を変えると、
資産運用で8.4%の利回りと同じです。
年金繰り下げは最大10年できますので、
年金は最大84%増えるのです。
もし手元の老後資金を投資した場合、
必ず年8.4%の利回りは難しいですよね。
だから年金繰り下げはお得なので、
できる限り繰り下げるという考え方です。
とても参考になると思いますので、
繰り下げ年金をぜひご活用ください。
第2章:年金は本当に大丈夫なのか
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
<P.68>
・年金は払い損になるので、払うだけムダ?
<ポイント>
①年金保険料は月16,980円、40年間で815万400円である
②国民年金は満額で月68,000円、10年間で816万円である
③①②を比較すると、年金受給10年目で払い損にならなくなる
年金が払い損になるのは、
年金受給から10年以内に死亡の時です。
平均寿命を考えれば、
払い損にならない確率の方が高いです。
男性の平均寿命は81歳、
女性の平均寿命は87歳です。
年金は払い損という情報に惑わされず、
保険料を払って受給した方がお得ですね。
第3章:「減らない財布」の手に入れ方
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・年金だけで暮らしている人の割合は?
<ポイント>
①44% :年金だけで暮らしている家庭の割合
②60.5%:収入のうち年金が80%を占める家庭の割合
③①の家庭は年金の収入と生活費の支出のバランスが取れている
①が理想かもしれませんが、
全体の半分以下の割合です。
①以外は年金だけだと足りず、
他に収入を得て生活しています。
つまり、
定年後も収入を増やすために、
再雇用や再就職で働く考え方です。
定年前より収入が減っても、
年金を補うために働く方がお得です。
もちろん体力等の問題があり、
ずっと働き続けるのは難しいです。
そのため、
健康なうちはできる限り働く、
という考え方の方が現実的です。
70歳超の親戚が働いていますが、
やはり体に無理がきかないそうです。
ずっと働き続ければいい、
という考えは危険なのでご注意ください。
第4章:「穴の開いた財布」にならないために
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・定年後には収入の5つの崖がある
<5つの崖>
①50代中盤→役職定年
②定年退職→再雇用
③再雇用終了→年金生活
④企業年金の支給停止→国民/厚生年金のみ
⑤配偶者の死亡→1人分の国民/厚生年金のみ
一番影響が大きいのは⑤です。
年金が半分になっても、
生活費が半分になるとは限りません。
1人の年金でも生活できるように、
収入と支出のバランスが大事です。
特に女性は男性より平均寿命が長く、
1人で生活する確率が高いです。
妻の分だけ年金を繰り下げ、
長寿に備えるのもアリです。
⑤になっても生活できるよう、
今から準備が必要ですね。
第5章:老後資金の考え方
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・予備費はどのくらい準備しておくか
<ポイント>
・最も大きな費用は介護費用
・80歳以上の約80%が、介護が必要
・介護にかかる総額は平均で580万円
予備費の目安は580万円、
その目的は介護費用です。
介護保険もありますが、
そう簡単に認定されないのが現実です。
また、
介護保険の認定がされても、
一定の自己負担は避けられません。
平均寿命から考えても、
80歳まで生きる確率は高い。
つまり、
介護を受ける可能性も高いのです。
介護費用は必ず準備した方がいいです。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:老後資金よりもっと大事な「収支のバランス」
・老後資金は貯めるな!
<ポイント>
・年金を繰り下げ受給すると、年8.4%増える
・繰り下げ年金を受給するまでの間、老後資金を先に取り崩す
・繰り下げた年金は一生涯受給できる
第2章:年金は本当に大丈夫なのか
<P.68>
・年金は払い損になるので、払うだけムダ?
<ポイント>
①年金保険料は月16,980円、40年間で815万400円である
②国民年金は満額で月68,000円、10年間で816万円である
③①②を比較すると、年金受給10年目で払い損にならなくなる
第3章:「減らない財布」の手に入れ方
・年金だけで暮らしている人の割合は?
<ポイント>
①44% :年金だけで暮らしている家庭の割合
②60.5%:収入のうち年金が80%を占める家庭の割合
③①の家庭は年金の収入と生活費の支出のバランスが取れている
第4章:「穴の開いた財布」にならないために
・定年後には収入の5つの崖がある
<5つの崖>
①50代中盤→役職定年
②定年退職→再雇用
③再雇用終了→年金生活
④企業年金の支給停止→国民/厚生年金のみ
⑤配偶者の死亡→1人分の国民/厚生年金のみ
第5章:老後資金の考え方
・予備費はどのくらい準備しておくか
<ポイント>
・最も大きな費用は介護費用
・80歳以上の約80%が、介護が必要
・介護にかかる総額は平均で580万円
まとめ
本書の老後戦略、
簡単にまとめるとこうですね。
まず、
現役時代に老後資金を貯めます。
定年後もできる限り働き、
老後資金を蓄える。
そして完全にリタイア後、
その老後資金で生活します。
ポイントは65歳になったとしても、
すぐに年金受給をしないこと。
年金を繰り下げ受給すると、
年金が増えるからです。
1年繰り下げると8.4%増えます。
普通の投資より利回りが良いのです。
そこで、
老後資金でなるべく生活し、
年金をなるべく繰り下げて増やす。
繰り下げ年金を受給し始めたら、
支出をその範囲に収めるのが大事です。
年金は一生涯受け取れます。
年金の範囲内に生活費が収まれば、
計算上は一生涯暮らせるのです。
1つ注意しておきたいのは、
老後資金を全額使わないこと。
もし配偶者が亡くなった場合、
世帯年金が減るので生活が苦しくなる。
80歳超だと介護を受ける可能性が高い。
介護費もある程度用意する必要がある。
介護費の目安は500万円。
これを目安として、
老後資金をいくらまで使い、
いつから年金受給するかを考えると良い。
繰り下げ年金はとてもお得なのに、
大多数が65歳から年金を受給します。
繰り下げ年金の人の割合、
たったこれだけです(↓)
・国民年金:1.8%
・厚生年金:1,2%
もったいないですよね。
国民年金と厚生年金がある場合、
繰り下げ年数を別々にできます。
また、
夫婦でも別々に設定できます。
特に女性は平均寿命が長いので、
繰り下げた方が将来安心です。
このようなお得な方法、
本書に数多く書かれています。
本書に書かれたことを実践すれば、
お金に困る老後を送らずにすむ。
悠々自適な老後を送りたい方は、
今すぐ本書をお買い求めください。
本書のお値段は1,100円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)