はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
子どもの論理的思考力、
どう伸ばせばいいか悩んでます。
SAPIXの宿題を見ていますが、
国語の記述回答が上達しない。
パッと読んでみて思うのが、
論理的におかしな文章になっている。
おそらく採点者が見たら、
文章が意味不明で高得点をもらえない。
このままいくと、
中学受験で国語が得点源にならない。
極論を言えば、
中学受験しなければ影響ないとも言える。
でも、
このまま大人になって仕事したら、
間違いなく高評価&高収入は得られない。
論理的思考力がないと、
おかしな発言や文章になってしまう。
将来の生活に影響が出てしまうのは、
困りますよね。
では、
どうすればいいでしょうか?
論理的思考力を養う必要がある。
でも、
過去に論理国語や論理エンジンで、
勉強したのにどうすればいいのか?
論理国語や論理エンジンについては、
コチラの記事をご覧ください。
そう思いながら本屋を眺めていた時、
おもしろそうな本を発見しました。
それがコチラの本です。
論理的思考力を試す問題、
数多く掲載されています。
このような問題をたくさん解けば、
論理的思考力を養うのにいいかも。
問題ごとに難易度が設定されており、
子どもでも解ける問題はある。
わからない問題は答えをみれば、
子どもが思いつかない発想を得られる。
論理的思考力を養うのにちょうどいいな、
と思って購入しました。
子どもにも問題を解かせてみました。
難易度1でも、
解ける問題と苦戦する問題がありました。
私も全部解いてみましたが、
難易度1でも解けない問題はありました。
これから少しだけ紹介しますので、
ぜひチャレンジしてみてください。
そして、
論理的思考力を養えそうだと思ったら、
本書で他の問題もやってみてください。
きっと新たな視点や発想が得られて、
今後の勉強や仕事で役立ちますね。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:論理的思考のある人だけが解ける問題
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
<P.27>
・3人の村人
<問題>
あなたの前に3人の村人がいる。
1人は天使、1人は悪魔、1人は人間。
天使はかならず真実を言い、悪魔はかならず嘘をつき、人間はランダムに真実や嘘を言う。
3人の村人(A,B,C)は次のように言った。
A:私は天使でない
B:私は悪魔でない
C:私は人間でない
それぞれの村人の正体は?
第1章の最初に書かれた問題、
難易度1なので簡単です。
仮定して考え、
矛盾のない真実を導く。
論理的思考力を養う良い機会なので、
ぜひチャレンジしてみてください。
この問題の答えはコチラ(↓)
A:人間
B:悪魔
C:天使
第2章:批判思考のある人だけが解ける問題
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
<P.77>
・消えた1000円
<問題>
あなたは、2人の同僚と一緒にホテルに泊まりに来た。
宿泊料は1人1万円、合計3万円を受付係に渡した。
ところがその後、3人の場合、宿泊料は2万5000円だったことに気づいた受付係は、5000円を返そうとした。
しかし受付係は「5000円は3人で割れない」と考え、2000円をポケットにしまい、残りの3000円を3人に返金した。
3万円を支払った後で3000円返ってきたので、3人は合計2万7000円を支払ったことになる。
受付係がくすねた2000円を足すと2万9000円。
残りの1000円はどこに消えたのだろうか?
第2章の最初に書かれた問題、
難易度1です。
でも、
残りの1000円がどこに消えたか、
説明できますか?
難易度1とありますが、
人によっては難問かもしれません。
この問題のポイントは、
騙されないことです。
お金の流れを整理できれば、
正解に辿り着けます。
詐欺等が頻発する世の中です。
詐欺に騙されないよう、
この問題にぜひ挑戦してください。
この問題の答えはコチラ(↓)
1000円は消えていない。
<時系列①(3人がお金を支払った時)>
3人 :-3万円
受付係:5000円
ホテル:2万5000円
<時系列②(受付係がお金を返した時)>
3人 :-2万7000円
受付係:2000円
ホテル:2万5000円
<騙されやすい点>
「受付係がくすねた2000円を足すと2万9000円」という記述が誤解のもとである。
お金の時系列を考えれば、1000円が消えたわけではない。
第3章:水平思考のある人だけが解ける問題
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・熊の色は?
<問題>
ある学者がテントを立てていると、熊があらわれた。
学者はパニックになり、南へ10km、東へ10km、北へ10km走ったところ、テントに戻ってきてしまった。
さて、熊の色は?
第3章の最初に書かれた問題、
難易度1です。
でも、
これ本当に難易度1?
南→東→北に行って元に戻る?
それと熊の色に何の関係がある?
意味不明な問題ですよね。
私はサッパリわからず。
南→東→北に行って元に戻る場所、
実は地球上に存在するのです。
ヒントを出しますね。
地球儀を見るとわかるかもです。
平面の地図でつい考えがちですが、
地球儀は球体ですよね。
球体で考えられるか?
この問題のポイントです。
地図は平面だけではない。
自由な発想を生む良い機会ですね。
この問題の答えはコチラ(↓)
熊の色は白。
南→東→北に行って元に戻る場所は、北極点or南極点。
南極に熊は生息していないので、場所は北極だとわかる。
北極に生息しているのは白熊なので、色は白。
第4章:俯瞰思考のある人だけが解ける問題
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・3つのフルーツボックス
<問題>
3つの箱がある。
箱はそれぞれ、以下のとおり。
「リンゴが入れられた箱」「ミカンが入れられた箱」「ランダムに入れられた箱」
当初、箱には「リンゴ」「ミカン」「ランダム」と、正しいラベルが貼られていた。
しかし何らかの力によって、すべてのラベルが間違った箱に貼り直された。
3つの箱の中身を特定するには、最小でいくつの箱を開ければいいだろうか?
第4章の最初に書かれた問題、
難易度1です。
普通に考えれば、
2箱開ければわかりますよね。
でも、
最小ということは…
この時点で、
答えはある程度推測できますね。
答えを先に言うと1回ですが、
どの箱を開ければよいかわかりますか?
3箱しかないので、
パターンを考えればわかります。
第1章の仮定に近いと思うので、
ぜひチャレンジしてみてください。
この問題の答えはコチラ(↓)
中身は下表の2パターン絞られる(これ以外だと成立しない)
間違ったラベル=ランダム以外の箱を開けると、特定できない。
たとえば間違ったラベル=リンゴの箱にミカンがある場合、正しいラベル=ミカンorランダムの区別がつかない。
間違ったラベル=ランダムの箱を開けると、中身がリンゴorミカンであろうと、3つの箱の中身を特定できる。
間違ったラベル | 『リンゴ』 | 『ミカン』 | 『ランダム』 |
中身のパターン① | ミカン | ランダム | リンゴ |
中身のパターン② | ランダム | リンゴ | ミカン |
第5章:多面的思考のある人だけが解ける問題
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・泥のついた2人
<問題>
あなたは、一緒に庭仕事をしていた兄と家に戻ってきた。
2人ともお互いの顔は見えるが自分の顔は見えない。
2人の顔を見た父親が、「少なくとも1人の顔に泥がついている」と教えてくれた。
そして父親は、2人を向かい合わせにしてこう言った。
「自分の顔に泥がついていたら手を挙げなさい」
しかしあなたも兄も、手を挙げなかった。
そこで父親はもう一度「自分の顔に泥がついていたら手を挙げなさい」と言った。
あなたはどうすべきだろうか?
第5章の最初に書かれた問題、
難易度1です。
自分の顔が見えないのに、
相手の顔を見てどう判断するの?
と思うかもしれませんが、
論理的思考力があれば簡単に解けます。
ポイントは相手の立場で考えられるか?
そうすると解決の糸口が見えます。
仕事や日常生活でも、
相手の立場に立って考えられると、
物事がうまく進みますよね。
この問題の答えはコチラ(↓)
あなたは手を挙げるべき。
兄はなぜ手を挙げなかったのか?
もしあなたの顔に泥がついていないなら、兄は自分の顔に泥がついているということがわかるはずなのに、兄は手を挙げなかった。
ということは、私の顔に泥がついている。
第6章:すべてのはじまりになった問題
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・石像の部屋
<問題>
とある23人が、ある館に閉じ込められた。
この館には「石像の部屋」がある。
そこには石像が置いてあり、東西南北のいずれかを向いている。
23人はそれぞれ個室に閉じ込められ、互いに連絡を取れない。
悪魔は23人のうち1人を選んで、石像の部屋に呼び出す。
呼び出される人とタイミングはランダムで、同じ人が連して呼び出されることもある。
どの人も十分な時間を待てばかならず呼び出されるが、「十分な時間」がどれほどかはわからない。
また、誰がいつ選ばれたかを、他の人は知ることができない。
部屋に呼び出された人は、以下のどれかをかならず実行させる。
①石像を左に90度回転させる
②石像を右に90度回転させる
③石像を壊す
石像を回転させた場合、その人は個室に呼び戻される。
そして次の人が部屋に呼び出され、また①~③いずれかの操作をする。
石像を壊した場合、石像の部屋に一度でも入った全員が解放される。
確実に全員が解放されるには、どんな戦略が必要か?
なお23人は、ルールを知った上で開始前に戦略を練ることができる。
そして、23人は石像の最初の向きを知らない。
第6章はこの問題のみです。
難易度10の超難問。
こんなの無理でしょ?
まず解けないと思います。
後ほど答えをご紹介しますが、
正直言って絶対に思いつかない。
でも、
超難問なので気にする必要はない。
この問題の答えはコチラ(↓)
破壊役の人は、石像が「ON」になっているのを44回確認した時点で破壊する
石像の向きを2種類に分割し、東と南を「OFF」、北と西を「ON」とする。
石像の「破壊役」1人と、「その他」の22人に分かれる。
破壊役以外の22人は、石像の部屋に入った時、次の行動を行う。
・石像の状態がONなら、そのままにする
・石像の状態がOFFなら、ONにする(2回まで)
・OFFからONの切替を2回行った後は、石像の状態がONとOFFどちらであっても、そのままにする
そして石像破壊役の人は、石像の部屋に入った時、次の行動を行う。
・石像の状態がONなら、その累計回数をカウントし、石像をOFFにする
・石像の状態がONであった回数が44回目になった時、石像を破壊する
これで、23人は全員解放される。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:論理的思考のある人だけが解ける問題
<P.27>
・3人の村人
<問題>
あなたの前に3人の村人がいる。
1人は天使、1人は悪魔、1人は人間。
天使はかならず真実を言い、悪魔はかならず嘘をつき、人間はランダムに真実や嘘を言う。
3人の村人(A,B,C)は次のように言った。
A:私は天使でない
B:私は悪魔でない
C:私は人間でない
それぞれの村人の正体は?
A:人間
B:悪魔
C:天使
第2章:批判思考のある人だけが解ける問題
<P.77>
・消えた1000円
<問題>
あなたは、2人の同僚と一緒にホテルに泊まりに来た。
宿泊料は1人1万円、合計3万円を受付係に渡した。
ところがその後、3人の場合、宿泊料は2万5000円だったことに気づいた受付係は、5000円を返そうとした。
しかし受付係は「5000円は3人で割れない」と考え、2000円をポケットにしまい、残りの3000円を3人に返金した。
3万円を支払った後で3000円返ってきたので、3人は合計2万7000円を支払ったことになる。
受付係がくすねた2000円を足すと2万9000円。
残りの1000円はどこに消えたのだろうか?
1000円は消えていない。
<時系列①(3人がお金を支払った時)>
3人 :-3万円
受付係:5000円
ホテル:2万5000円
<時系列②(受付係がお金を返した時)>
3人 :-2万7000円
受付係:2000円
ホテル:2万5000円
<騙されやすい点>
「受付係がくすねた2000円を足すと2万9000円」という記述が誤解のもとである。
お金の時系列を考えれば、1000円が消えたわけではない。
第3章:水平思考のある人だけが解ける問題
・熊の色は?
<問題>
ある学者がテントを立てていると、熊があらわれた。
学者はパニックになり、南へ10km、東へ10km、北へ10km走ったところ、テントに戻ってきてしまった。
さて、熊の色は?
熊の色は白。
南→東→北に行って元に戻る場所は、北極点or南極点。
南極に熊は生息していないので、場所は北極だとわかる。
北極に生息しているのは白熊なので、色は白。
第4章:俯瞰思考のある人だけが解ける問題
・3つのフルーツボックス
<問題>
3つの箱がある。
箱はそれぞれ、以下のとおり。
「リンゴが入れられた箱」「ミカンが入れられた箱」「ランダムに入れられた箱」
当初、箱には「リンゴ」「ミカン」「ランダム」と、正しいラベルが貼られていた。
しかし何らかの力によって、すべてのラベルが間違った箱に貼り直された。
3つの箱の中身を特定するには、最小でいくつの箱を開ければいいだろうか?
中身は下表の2パターン絞られる(これ以外だと成立しない)
間違ったラベル=ランダム以外の箱を開けると、特定できない。
たとえば間違ったラベル=リンゴの箱にミカンがある場合、正しいラベル=ミカンorランダムの区別がつかない。
間違ったラベル=ランダムの箱を開けると、中身がリンゴorミカンであろうと、3つの箱の中身を特定できる。
間違ったラベル | 『リンゴ』 | 『ミカン』 | 『ランダム』 |
中身のパターン① | ミカン | ランダム | リンゴ |
中身のパターン② | ランダム | リンゴ | ミカン |
第5章:多面的思考のある人だけが解ける問題
・泥のついた2人
<問題>
あなたは、一緒に庭仕事をしていた兄と家に戻ってきた。
2人ともお互いの顔は見えるが自分の顔は見えない。
2人の顔を見た父親が、「少なくとも1人の顔に泥がついている」と教えてくれた。
そして父親は、2人を向かい合わせにしてこう言った。
「自分の顔に泥がついていたら手を挙げなさい」
しかしあなたも兄も、手を挙げなかった。
そこで父親はもう一度「自分の顔に泥がついていたら手を挙げなさい」と言った。
あなたはどうすべきだろうか?
あなたは手を挙げるべき。
兄はなぜ手を挙げなかったのか?
もしあなたの顔に泥がついていないなら、兄は自分の顔に泥がついているということがわかるはずなのに、兄は手を挙げなかった。
ということは、私の顔に泥がついている。
第6章:すべてのはじまりになった問題
・石像の部屋
<問題>
とある23人が、ある館に閉じ込められた。
この館には「石像の部屋」がある。
そこには石像が置いてあり、東西南北のいずれかを向いている。
23人はそれぞれ個室に閉じ込められ、互いに連絡を取れない。
悪魔は23人のうち1人を選んで、石像の部屋に呼び出す。
呼び出される人とタイミングはランダムで、同じ人が連して呼び出されることもある。
どの人も十分な時間を待てばかならず呼び出されるが、「十分な時間」がどれほどかはわからない。
また、誰がいつ選ばれたかを、他の人は知ることができない。
部屋に呼び出された人は、以下のどれかをかならず実行させる。
①石像を左に90度回転させる
②石像を右に90度回転させる
③石像を壊す
石像を回転させた場合、その人は個室に呼び戻される。
そして次の人が部屋に呼び出され、また①~③いずれかの操作をする。
石像を壊した場合、石像の部屋に一度でも入った全員が解放される。
確実に全員が解放されるには、どんな戦略が必要か?
なお23人は、ルールを知った上で開始前に戦略を練ることができる。
そして、23人は石像の最初の向きを知らない。
破壊役の人は、石像が「ON」になっているのを44回確認した時点で破壊する
石像の向きを2種類に分割し、東と南を「OFF」、北と西を「ON」とする。
石像の「破壊役」1人と、「その他」の22人に分かれる。
破壊役以外の22人は、石像の部屋に入った時、次の行動を行う。
・石像の状態がONなら、そのままにする
・石像の状態がOFFなら、ONにする(2回まで)
・OFFからONの切替を2回行った後は、石像の状態がONとOFFどちらであっても、そのままにする
そして石像破壊役の人は、石像の部屋に入った時、次の行動を行う。
・石像の状態がONなら、その累計回数をカウントし、石像をOFFにする
・石像の状態がONであった回数が44回目になった時、石像を破壊する
これで、23人は全員解放される。
まとめ
例に挙げた問題、
いくつ解けましたか?
おそらく全部解けた人は、
いないと思います。
第6章は超難問すぎるので、
できても第5章までの5問かと。
ちなみに第5章までの例題、
すべて難易度1です。
難易度2~7の問題、
本書に数多く掲載されています。
難問が多く全部は解けないけど、
解説を読むと新たな視点が得られる。
こんな発想は思いつかないよ、
と思わず声をあげますね。
論理的思考力、
勉強で絶対に必要なスキルです。
論理的思考力がないと、
勉強でどのように困るのか?
CHATGPTの回答はコチラ(↓)
SAPIXにも触れられていますが、
中学受験勉強にも必要ですよね。
論理的思考力、
仕事でも絶対に必要スキルです。
論理的思考力がないと、
仕事でどのように困るのか?
CHATGPTの回答はコチラ(↓)
論理的思考力を発揮できないと、
仕事で高評価は貰えないです。
このように論理的思考力がないと、
勉強や仕事で支障が出ます。
つまり、
高学歴や高収入が難しくなり、
将来の生活にも影響が出る。
それでは困りますよね。
本書レベルの論理的思考力がある人、
世の中にそういません。
ということは、
本書レベルの論理的思考力があれば、
他の人より優位に立てるのです。
もし勉強や仕事で優位に立てれば、
高学歴や高収入の可能性が高くなる。
将来の生活が豊かなものになる。
このような生活をしたいですよね。
論理的思考力を身に付け、
将来の生活を豊かなものにしたい方は、
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本書のお値段は1,980円、
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この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)