お金の教育

【株式投資2025 波乱必至のマーケットを緊急点検】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

株式投資2025 波乱必至のマーケットを緊急点検

2025年の株式市場、
どうなると思いますか?

「そんなのわからないよ」

ごもっともな意見ですが、
その考えでは投資できないですね。

人はなぜ投資をするのか?
利益を出して資産を築きたいからです。

つまり、
利益が出ると思うから投資するのです。

利益が出ないと思うなら、
わざわざ投資なんてしないですよね。

でも、
投資で利益が出るかなんて、
だれにもわからないのでは?

たしかにその通りですが、
ある程度の予測はできる。

たいして予測もしないまま、
直感で投資すると失敗しやすいのです。

では、
どのように予測すればいいでしょうか?

過去の株式市場を振り返り、
予測すればいい。

でも、
どのように振り返ればいいかわからない。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

株式投資2025 波乱必至のマーケットを緊急点検

タイトルは2025ですが、
メインは2024の振り返りです。

2024年に何が起こり、
その時株価はどう動いたか?

2025年に何が起こりそうで、
その時株価はどう動きそうか?

過去の歴史を学び、
未来を予測する。

これが投資の失敗確率を減らし、
成功確率を上げることにつながる。

これから少しだけ2024を振り返り、
2025年を予測してみますね。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログでご紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:新NISAを襲った試練

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.20

・「植田ショック」に「石破ショック」

<植田ショック>
・2024/8/5:4,451円安

<石破ショック>
・2024/9/30:1,910円安

2024年の日本市場、
2度のショックがありました。

1度目は植田ショック。
7月の利上げ直後ですね。

利上げの事前アナウンスに失敗し、
日本市場が動揺した時です。

2度目は石破ショック。
9月の自民党総裁選後ですね。

最初の投票で高市氏が勝ってたのに、
決選投票で石破氏が勝った時です。

どちらも市場にとっては、
サプライズ要因でしたね。

利上げで株価は上がるハズはなく、
緊縮財政派の首相で上がるハズもなく。

このようにサプライズ、
2025年以降もあると思ってます。

でも、
慌てて株を売らないことが大事です。

2024年の日経平均株価、
年初と年末の株価はコチラ(↓)

途中に2度のショックがあったけど、
1年通じてだと伸びてますよね。

むしろ2度のショック時に、
安値買いをした投資家が儲かってます。

大幅下落は買い時。
これが投資で勝つ秘訣ですね。

2024年の日経平均株価(年始&年末)

・2024/1/4  :33,288円
・2024/12/27:40,281円

第2章:投資魅力がある企業とは

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.76

・米国のマグニフィセント・セブン

<マグニフィセント・セブンの構成銘柄>
・アルファベット(グーグルの持ち株会社)
・アップル
・メタ(旧フェイスブック)
・アマゾン
・マイクロソフト
・テスラ
・エヌビディア

米国株投資で人気なのは、
S&P500です。

米国を代表する500社であり、
米国市場全体の約86%になります。

S&P500の伸び率は高く、
2024/10/10を100とした場合、
2009/12月末はわずか19.29です。

過去15年の伸び率は凄いけど、
実は500社全部が凄いわけじゃない。

S&P500をけん引しているのは、
マグニフィセント・セブンの7社です。

もし7社を除くS&P493の場合、
直近10年の時価総額の伸びは2.11倍。

同時期の東証プライム伸び率は1.81倍。
実はそんなに変わらないのです。

投資をするうえで、
マグニフィセント・セブンは欠かせない。

各社へ個別に投資してもいいけど、
S&P500に投資するのもアリです。

S&P493も伸びてるし、
7社のような企業が出るかもしれない。

私はS&P500に投資してますが、
ドル高もあって順調に資産増えてますね。

第3章:金利上昇がもたらすもの

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.139

・石破首相は追加利上げをけん制

石破首相は緊縮財政派なので、
本来は追加利上げ派です。

でも植田ショックを見ると、
首相在任中の追加利上げは結構厳しい。

10月の衆議院選挙で大敗し、
少数与党に転落。

内閣支持率も高くないので、
植田ショック再来なら相当苦しくなる。

ただでさえ石破ショックもあったから、
より慎重にならざるを得ない。

日銀は2025年も、
利上げタイミングを図るでしょう。

でも、
植田ショックの悪夢があるので、
そう簡単にはできない。

2025年の前半に、
1回利上げできるかどうか?

もし利上げなら、
植田ショックが再来するかも。

第1章でも書きましたが、
そこが買いのチャンスなのでお忘れなく。

第4章:東証改革の光と影

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.196

・薄れる株式上場のメリット

<理由>
①上場維持のコストを嫌う
②人材採用の場面が変化
③人的・経済的な負担の高まり
④上場廃止リスクに備える

個人的に一番注目しているのは、
④ですね。

東証の市場区分変更に合わせて、
旧東証1部企業の多くはプライムに変更。

しかし、
プライム上場維持基準を満たせず、
暫定的にプライム上場してる企業がある。

2024/10/15現在で67社です。

プライム上場基準を満たせなければ、
プライムから離脱となる。

個人的には、
プライム上場企業数を減らしてほしい。

2024/12月時点で約1,600社あるけど、
ハッキリ言って多すぎる。

世界各国の最上位市場で、
こんなに多く上場している市場はない。

プライム市場にインデックス投資の場合、
優良企業以外も混ざってしまう。

さらなる市場改革に期待ですね。

第5章:起業社会をどう構築

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.232

・低迷続くグロース市場

<東証グロース指数>
・2024/1/4 :712.73
・2024/12/27:823.46

東証グロース指数、
2024年は15.5%の伸びです。

一方で日経平均株価、
2024年は21.0%の伸びです。

どちらも伸びてるように見えるけど、
実は悩ましい問題があります。

東証グロース市場は、
旧マザーズ市場が前身です。

旧マザーズ市場は、
新興企業向けの市場でした。

本来は東証グロース市場の方が、
日経平均株価より伸びてほしい。

たとえば、
マグニフィセント・セブンの場合、
すべてナスダック市場に上場してます。

ナスダック市場は、
米国の新興喫業向けの市場です。

つまり、
新興企業が米国市場をけん引している。

日本もこうなってほしいけど、
残念ながら日経平均の方が伸びてます。

東証グロースに投資するくらいなら、
ナスダックに投資した方が良いですね。

第6章:変わる世界と資産形成

第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.306

・日本のプライマリーバランスが黒字に

<プライマリーバランスとは?>
・国債の利払いを除いた財政収支

プライマリーバランスが黒字になる。
つまり財政状況が良くなる。

一見良さそうに思えるけど、
株式市場にとっては微妙ですね。

プライマリーバランス、
なぜ黒字が見えてきたのか?

消費税収が増えたからです。
つまり私たちの税負担が増えてます。

税負担が大きいと、
株式市場に回るお金は減りますよね。

株式市場へのお金が減れば、
経済へ回るお金が減るのです。

これでは経済が活性化せず、
株価はいずれ落ちますよね。

2025年は減税が焦点です。

国民民主を中心に、
減税を主張する政党に勢いがある。

減税になれば手取りが増えるので、
株式市場への投資額も増える。

そう単純ではないかもですが、
増税よりはお金が回りますよね。

2025年の減税は実現されるか?
株式市場にお金が流入するか?

双方が実現されれば、
2025年の株価は伸びると思いますね。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:新NISAを襲った試練

P.20

・「植田ショック」に「石破ショック」

<植田ショック>
・2024/8/5:4,451円安

<石破ショック>
・2024/9/30:1,910円安

2024年の日経平均株価(年始&年末)

・2024/1/4  :33,288円
・2024/12/27:40,281円

第2章:投資魅力がある企業とは

P.76

・米国のマグニフィセント・セブン

<マグニフィセント・セブンの構成銘柄>
・アルファベット(グーグルの持ち株会社)
・アップル
・メタ(旧フェイスブック)
・アマゾン
・マイクロソフト
・テスラ
・エヌビディア

第3章:金利上昇がもたらすもの

P.139

・石破首相は追加利上げをけん制

第4章:東証改革の光と影

P.196

・薄れる株式上場のメリット

<理由>
①上場維持のコストを嫌う
②人材採用の場面が変化
③人的・経済的な負担の高まり
④上場廃止リスクに備える

第5章:起業社会をどう構築

P.232

・低迷続くグロース市場

<東証グロース指数>
・2024/1/4 :712.73
・2024/12/27:823.46

第6章:変わる世界と資産形成

P.306

・日本のプライマリーバランスが黒字に

<プライマリーバランスとは?>
・国債の利払いを除いた財政収支

まとめ

2024年の株式市場も、
いろいろありましたね。

植田ショックや石破ショックはあれど、
1年を通すと日経平均株価は伸びてます。

2025年はどうか?
ナンダカンダ伸びると思いますね。

おそらく利上げするし、
植田ショック再来もありえる。

でもいずれは回復するなら、
絶好の買い時とも言える。

植田ショックを逃さず買えば、
2025年の投資利益は出るでしょうね。

投資でより利益を出したいなら、
日本株より米国株でしょうね。

マグニフィセント・セブンが良い例。
米国は新興市場が伸びてる。

日本も新興市場は伸びてるけど、
旧来の日経平均の方が伸びてる状態。

つまり新企業より旧企業が伸びている、
爆発的な伸びは難しい気がします。

マグニフィセント・セブン以外でも、
新たな企業が出てくる可能性もある。

私はそう考えているので、
日本株より米国株重視で投資してます。

私が本書を購入したのは、
2つの目的があります。

2024年の株式市場を振り返ること。
2025年の投資戦略を考えること。

2025年にどの株が伸びるのか?
正直だれにもわかりません。

だから過去の株式市場動向を学び、
未来の株式市場動向を予測する。

歴史を学ぶのと同じ感覚ですね。

過去の歴史から失敗例を学び、
未来の成功確率を挙げる感覚。

2008年から投資をやってますが、
投資でかなり利益を出してきました。

タワマンの頭金も出せたし、
世帯で富裕層にもなったし。

投資しなかったら、
どちらも手に入らなかったでしょう。

投資して良かったかなと思うのは、
お金の悩みが減ったことですね。

心身ともに健康でいられるのは、
本当に大きい。

投資で資産を築き、
幸せな人生を送りたい方。

いますぐ本書をお買い求めください。

過去の株式市場を学び、
未来の投資に役立てましょう。

失敗確率が減れば成功確率は上がる。

将来幸せな人生を送れるよう、
今から資産形成に励みましょう。

本書のお値段は1,210円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

株式投資2025 波乱必至のマーケットを緊急点検

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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