【中学受験塾 エルカミノがわかる本 元講師が教える「考える力」を育てる塾のすべて】感想・レビュー

はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『中学受験塾 エルカミノがわかる本 元講師が教える「考える力」を育てる塾のすべて』
小6になった途端、
算数が伸び悩んでます。
・宿題はやっている
・復習もしている
・それでも点数は安定しない。
このままではマズいな、
と少し悩み気味。

なぜか?
算数は、
中学受験で最も差がつく科目だから。
できる子は満点近く。
できない子は半分以下。
算数は傾斜配点の学校が多い。
一度崩れると、
他教科だけでは埋まらない。

なぜ、
算数が伸び悩んでるのか?
それは、
初見の問題を苦手にしてるから。
・典型問題は解ける
・少しひねられる手が止まる
・初見の問題だと思考が止まる
これでは、
算数が伸び悩むのも無理はない。
入試で問われるのは、
解き方を知っているかではない。
初見の問題を、
いかに考えられるか?
・自分で解法を導く力
・ヒントをつなげる力
この2つがある子は、
算数で崩れない。
むしろ、
算数で差をつけられる。

では、
どうすればいいでしょうか?
算数力を身につければいい。
でも、
どのように身につければいいの?
そのヒントになるのが、
コチラの本です。
『中学受験塾 エルカミノがわかる本 元講師が教える「考える力」を育てる塾のすべて』
エルカミノは、
算数に強い塾で有名。
そこで参考にするために、
本書を購入。
本書を読むと、
やるべきことは学年ごとに違う。
低学年は、
・教えすぎない
・試行錯誤させる
4・5年生は、
・いきなり公式を教えない
・本質を理解する
6年生は、
・初見対応力を養う
・頻出分野に集中する
この流れができれば、
算数力は身につく。

なぜ算数が最重要なのか?
どうすれば思考力が育つのか?
学年ごとに何をすべきか?
「このままでいいのか?」
そう感じた方はぜひご覧ください。
本書は、
算数以外の科目も掲載されています。
ですが、
今回は算数メインでご紹介します。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
第1章:エルカミノはどんな塾か?
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・算数を最要視する
<ポイント>
①入試4教科の中で、最も得点差がつきやすい
②「この先の学びに耐えうる思考力」を見極める試験
③論理的思考力が他教科にも波及する
①入試4教科の中で、最も得点差がつきやすい
算数が一番差がつく。
これは事実です。
中学受験は、
国語と算数に傾斜配点が多い。
ただし、
国語と算数に大きな違いがあります。
国語は、
ある程度「読める」という前提がある。
日本人ならば、
「全然意味がわからない」は起きにくい。

算数は、
・問題の意味がわからない
・解き方の糸口が見えない
・手も足も出ない
これ、
普通に起こります。
しかも、
出題者は意図的に捻ることができる。
だからこそ、
算数は一気に差が開く。
・できる子は満点近く
・できない子は半分以下
振れ幅の大きさ。
これが算数の重要性です。
②「この先の学びに耐えうる思考力」を見極める試験
算数は、
将来の適性を見られています。
中学に入ると、
数学は一気に抽象度が上がる。
・文字式
・関数
・証明
考える力がないと、
一気に置いていかれます。

高校になれば、
難易度はさらに跳ね上がる。
もし中学でつまずいたら?
その時点で、
高校進学すら危うくなる。
当然、
大学受験どころではない。
学校側としても、
途中で脱落されるのは避けたい。
だからこそ、
伸びしろを算数で見ている。
③論理的思考力が他教科にも波及する
算数力は、
他教科に波及する。
特に国語。
たとえば、
・選択肢を論理的に削る
・根拠を持って答える
・記述を筋道立てて書く
これ全部、
算数の思考に通じます。
算数が弱い子は、
・なんとなく選ぶ
・雰囲気で答える
・当たればラッキー
いわゆる感覚型。

中学受験の国語は、
そんなに甘くない。
論理で解けないと、
安定して点は取れません。
結果として、
国語でも差が開く。
算数の差が、
国語の差にまで広がるのです。
第2章:合格に導く6年生の指導
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・方針 算数で差をつける
<ポイント>
①「初見問題に対応できるか」が問われる
②解法暗記だけでは通用しない
③頻出分野に時間を集中する
①「初見問題に対応できるか」が問われる
テストを見れば、
一目瞭然です。
最初の大問は、
見たことのある典型問題。
後半になると、
初見問題ゾーンに突入します。
・時間が足りない
・解法が思いつかない
・正答率が低すぎて手が止まる
多くの子がここで失速します。
でも、
その中で解き切る子がいる。
この差は何か?
本書では、
次の2つの力だと書かれています。
・自分で最適な解法を導き出す力
・途中のヒントをつなげて解く力
自分で最適な解法を導き出す力
子どもより、
私の方が得意かもしれません。
私自身、
中学受験の経験はありません。
だから、
受験算数の解法を知らない。
それでも、
数学の知識を使って解く。
解法は違っても、
解法を導く思考は共通です。
つまり、
今まで学んだ知識をどう使うか?
これができれば、
初見でも解けます。
ヒントをつなげて解く力
これも算数あるある。
たとえば、
1つの大問に3つの小問。
(1) → (2) → (3)
実はこれ、
全部つながっていることが多い。
・(1)の結果が(2)のヒント
・(2)の結果が(3)の突破口

でも、気づかない子は、
全部バラバラに解こうとする。
それでは解けない。
問題文だけで無理なら、
前の小問を使う。
演習でもテストでも頻出。
意識するだけで
解法が閃きますね。
②解法暗記だけでは通用しない
これは半分正解。
たしかに、
暗記だけでは戦えません。
難関校は、
初見問題をバンバン出してくる。
見たことない=終了。
この状態では勝てない。

でも、
暗記不要ではありません。
・典型題はしっかり理解して覚える
・その上で応用する
これが正解です。
初見問題を解くときは、
こう考えます。
・どの典型題に近いか?
・どの解法が使えそうか?
ゼロからは無理。
だからこそ、
土台としての解法理解は必須です。
③頻出分野に時間を集中する
本書で挙げられている、
頻出分野はコチラ。
・速さ
・整数問題
・平面図形
・思考力問題
逆に出題が少ないのは、
コチラ。
・植木算
・和差算

では実際どうなのか?
子どもに聞いてみました。
・植木算と和差算は簡単
・頻出分野は難しい
・だから演習量も多い
まさにその通り。
エルカミノもSAPIXも、
やっている方向は同じです。
頻出分野を、
徹底的にやりましょう。
第3章:基礎を固める4・5年生の指導
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・方針 本質の理解を大切にする
<ポイント>
・本質を理解させ、そのうえで便利な解法を指導する
この考え方、
かなり共感します。
本書で出てくる「場合の数」の例が、
とてもわかりやすい。
たとえば、
「5人から3人を選ぶと何通り?」
公式を知っていれば、
一瞬で10通りと出せます。
でも、
本質を理解していれば、
公式ナシでも解ける。

たとえば、
樹形図を書いて解く。
5人をA~Eと置くと、
こうなる。
・A-B-C
・A-B-D
・A-B-E
・A-C-D
・A-C-E
・A-D-E
・B-C-D
・B-C-E
・B-D-E
・C-D-E
たしかに10通り。
でも重要なのは、
どうやって解いたか?
たとえば、
A→B→C の順で考える。
これを守れば、
B-A-Cのような重複は防げる。
つまり、
論理で解ける。
これが、
本質の理解です。

では、
本質の理解はどこで効くのか?
それは6年生。
初見問題にぶつかったとき。
・公式がそのまま使えない
・見たこともない問題
そんな時に、
・とりあえず手を動かせる子
・自分で整理して突破できる子
こういう子が、
最後に勝ちます。

逆に、
・公式が思い出せないと止まる
・見たことないから諦める
この状態だと、
一気に失速します。
つまり、
・公式は武器
・本質理解は土台
もし武器が使えなくても、
土台があれば戦える。
4・5年生は、
まだ急がなくていい時期。
だからこそ、
・なぜそうなるのか?
・どうやって考えるのか?
・別の方法でも解けるのか?
ここに時間を使う。
一見遠回りでも、
6年生で一気に差がつきます。
第4章:土台をつくる低学年の指導
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・方針 パズルで思考力の土台を作る
<ポイント>
・低学年は「教わる」より「自力で解く」経験を重視
・読解力の差が、そのまま文章題の差になる
・大人が噛み砕きすぎると、自分で解けた感が消える
低学年の算数でつまずく原因、
・文章が読めない
・意味が理解できない
・だから解けない
計算力の問題じゃない。
理解力の問題です。

ここを無視して、
解き方だけ教えるとどうなるか?
その場では解ける。
でも、
次に同じ問題は解けない。
なぜか?
自分で考えてないから。

だからこそ、
パズル学習が有効。
・試す
・失敗する
・考え直す
・もう一度やる
誰かに教わらなくても、
自分の頭で考える。
この経験が、
思考力の土台になります。

ちなみに我が家も、
近い勉強をやっていました。
小3まで自宅学習していたのが、
算数ラボ。
・問題がユニーク
・一筋縄ではいかない
・でも考えれば解ける
まさに、
思考力トレーニングそのもの。
小1~中1レベルまであったけど、
我が家は2周やりました。

その結果どうなったか?
四谷大塚やSAPIXの入塾テストで、
算数が好成績でした。
「算数ラボの問題と似てるな」
と感じたそうです。
低学年でやるべきことは、
自分で考え抜くこと。
・教えすぎない
・答えを急がせない
・考える時間を奪わない
この積み重ねが、
後の大きな差になります。
第5章:中学受験で親ができること
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・学校選び
<ポイント>
・共学か別学かは本人の意思が最優先
・志望校選びは本人主体で決める
・自分らしく過ごせる環境が成長を左右する
いよいよ小6。
学校選びのフェーズに入りました。
現時点で決まっているのは、
共学に進学すること。
これは、
本人の意思。
そして、
親としても同意。
ここが一致しているのは、
かなり大きいです。

実は私自身、
中高は別学でした。
でも本音は、
共学に行きたかった。
実際に通ってみて、
どうだったか?
正直、
今でも後悔しています。
・異性がいない環境への違和感
・価値観の偏り
・社会とのギャップ

社会に出れば、
男女関係なく共生が当たり前。
だからこそ、
学生のうちから自然に関わる環境は、
大事だと感じています。
子ども自身も、
別学には違和感がある様子。
だから、
共学志望は自然な流れ。
親としても、
無理に修正する必要はない。
むしろ、
安心して背中を押せる選択です。

では、
志望校はどうか?
正直、
まだ絞れていません。
ただし、
選ばない学校の軸は見えてきました。
それが、
自由すぎる学校。
意外かもしれませんが、
子ども自身の意見なのです。
・自由すぎるとサボってしまう
・適度な管理がないと勉強しない
・でも厳しすぎるのはイヤ

なぜこう感じるのか?
おそらく、
今の学習環境がベースになっています。
SAPIXは、
決して面倒見が良い塾ではない。
でもその代わり、
宿題量はかなり多い。
つまり、
放置ではないけど管理しすぎない。
この絶妙な距離感。
これが、
本人にとってちょうどいい。

だから学校選びも同じ。
・ガチガチに縛られるのはイヤ
・でも完全放置もイヤ
結果として、
適度に管理されている環境を望む。
もちろん、
最終的には慣れの要素もあります。
どんな環境でも、
入れば順応していくもの。
それでも、
自分で選んだという納得感。
これがあるかどうかで、
6年間の充実度は変わりますね。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:エルカミノはどんな塾か?
・算数を最要視する
<ポイント>
①入試4教科の中で、最も得点差がつきやすい
②「この先の学びに耐えうる思考力」を見極める試験
③論理的思考力が他教科にも波及する
第2章:合格に導く6年生の指導
・方針 算数で差をつける
<ポイント>
①「初見問題に対応できるか」が問われる
②解法暗記だけでは通用しない
③頻出分野に時間を集中する
第3章:基礎を固める4・5年生の指導
・方針 本質の理解を大切にする
<ポイント>
・本質を理解させ、そのうえで便利な解法を指導する
第4章:土台をつくる低学年の指導
・方針 パズルで思考力の土台を作る
<ポイント>
・低学年は「教わる」より「自力で解く」経験を重視
・読解力の差が、そのまま文章題の差になる
・大人が噛み砕きすぎると、自分で解けた感が消える
第5章:中学受験で親ができること
・学校選び
<ポイント>
・共学か別学かは本人の意思が最優先
・志望校選びは本人主体で決める
・自分らしく過ごせる環境が成長を左右する
まとめ
エルカミノは、
算数に強い塾のイメージです。
そのため、
各章を算数メインで書きました。
中学受験において、
なぜ算数が重要なのか?
なぜ多くの子が、
算数で差をつけられてしまうのか?

算数は、
ただの1教科ではありません。
・得点差を生む勝負科目
・思考力を測るフィルター
・他教科へ影響を与える起点
中学側は、
子どもの算数力を重視してます。
算数力のある子どもに、
入学してほしい。
だから、
算数を傾斜配点にして、
算数ができるかどうかを見ている。
算数が苦手なままだと、
・初見問題で手が止まる
・入試で点差が一気に広がる
これが中学受験の実態です。

では、
どうすればいいでしょうか?
算数力を身につけるために、
低学年から段階的に勉強する。
低学年は
考える経験を重視する。
4・5年生は、
本質理解を最優先にする。
6年生は、
入試対応力を仕上げる。

ウチはSAPIXに通ってますが、
エルカミノの考え方は共感できます。
算数にやや苦戦しているからこそ、
どうすればいいかの指針になる。
本書には、
・なぜ算数が最重要なのか
・どのように思考力を育てるのか
・学年ごとに何をすべきか
体系的にまとめられています。
だからこそ、
・今のやり方に不安がある方
・成績が伸び悩んでいる方
・これから受験を考えている方
中学受験予定があるなら、
すべてのご家庭におすすめできます。

今回は算数メインでしたが、
他3科目についても書かれています。
エルカミノをお考えのご家庭の皆様。
中学受験をお考えのご家庭の皆様。
中学受験の羅針盤として、
ぜひ手に取ってみてください。
本書のお値段は1,980円、
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・中学受験塾 エルカミノがわかる本 元講師が教える「考える力」を育てる塾のすべて
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この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学5年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)



