【小学生のための 「算数のプロ」が教える計算のコツ】感想・レビュー

はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
計算はできるのに、
なぜか点が取れない。
この違和感、
経験ありませんか?
テストになると遅い。
ケアレスミスが続く。
見直す時間がない。
実はこれ、勉強量ではなく、
計算のやり方が原因かもしれません。

計算は力技で押し切るほど、
遅くなりミスも増えます。
逆に、
・式を変える
・分解する
・キリのいい数を作る
こうした工夫を知るだけで、
同じ問題が別物のようにラクになります。

たとえば、
21×27を筆算なしで処理できるか?
もし難しいと感じるなら、
それは計算力ではなく視点の差。
その視点を教えてくれるのが、
コチラの本です。
この本は、
計算を作業→戦略に変える一冊。
コツを知るだけで
・スピードが上がる
・ミスが減る
・見直し時間が生まれる
結果として、得点が安定します。
そろばんや特別な訓練がなくても、
計算力は伸ばせる。
それを実感させてくれる内容です。

✔ 算数の点数を伸ばしたい
✔ 中学受験で武器を作りたい
✔ 計算ミスを減らしたい
もし一つでも当てはまるなら、
やみくもに問題数を増やす前に、
「やり方」を見直す価値があります。
このあと、
実際に役立ったポイントや具体例を、
紹介していきます。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:式をカンタンにしよう
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・21×27=□
これを暗算できますか?
パッと見て、
「うっ…筆算かな」と感じた方。
それ、普通です。
むしろ真面目な子ほどそうなります。
でも、
本書は別の視点を教えてくれます。
ポイントは、
式をそのまま解かないこと。
・21=20+1に分解する
・21×27=(20×27)+(1×27)で暗算する
・20×27=540、1×27=27なので、540+27=567
どうでしょう。
分解してキリのいい形に変えるだけで、
計算は一気にラクになります。
難しい問題を解いているのに、
頭の中ではシンプルな計算になるのです。

ちなみに、
19×19までなら簡単に暗算できます。
暗算が速い子は、
テストで圧倒的に有利。
1問あたり数秒の差でも、
積み重なれば大きな余裕になります。
見直し時間が取れる子は、
点数も安定します。
暗算力を身につけたい方は、
ぜひご覧ください。
第2章:「四則混合計算」を工夫する
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・125×18-60÷14÷2×70
一見すると、
「時間がかかるタイプの問題だ…」
と身構えますよね。
でも本書の考え方は真逆。
“ややこしい式ほど、崩せる”
・前半の18=10×8に分解する
・後半の計算順序を入れ替える
<前半>
・125×18=(125×8)+(125×10)=1000+1250=2250
<後半>
・60÷14÷2×70=60÷2×70÷14=30×5=150
<前半-後半>
・2250-150=2100
計算が速い子は、
数字をそのまま処理していません。
「変えられる形はないか?」
を常に探しています。
特に本書で何度も強調されるのが、
5,25,125の扱い方。
この発想を持つだけで、
計算の景色が一変します。
・5を見たら2倍する→10になる
・25を見たら4倍する→100になる
・125を見たら8倍する→1000になる
第3章:「逆算のキホン」を知っておく
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・27-[60÷{20-2×(□+3)}]=12
見た目からして威圧感がありますよね。
でも実は、やることはシンプル。
このタイプで差がつく理由は、
計算力より“見方”の問題です。
<解法>
・大カッコを1つの固まりで見ると、27-大カッコ=12なので、大カッコ=15とわかる
・大カッコ=5とわかったら、大カッコを外して計算する
27-[60÷{20-2×(□+3)}]=12
↓
60÷{20-2×(□+3)}=15
・中カッコを1つの固まりで見ると、60÷中カッコ=15なので、中カッコ=4とわかる
・中カッコ=4とわかったら、中カッコを外して計算する
60÷{20-2×(□+3)}=15
↓
20-2×(□+3)=4
・小カッコを1つの固まりで見ると、20-2×小カッコ=4なので、小カッコ=8とわかる
・小カッコ=8とわかったら、小カッコを外して計算する
20-2×(□+3)=4
↓
□+3=8
↓
□=5
SAPIXのテストでも、
この手の問題は頻出。
でも多くの子が、
最初から全部計算しようとして崩れます。
「カッコを固まりで見よう」と言っても、
子どもには意外と難しい。
そこで使えるのが、
置き換えテクニック。
27-[60÷{20-2×(□+3)}]=12
↓
27-□=12
↓
□=15
こう置き換えるだけ。
これだけで、
見やすさも正答率も上がります。
複雑な式ほど、
まず整理する。
この習慣がつくと、
逆算問題はむしろ得点源になります。
第4章:「単位の計算」でミスしない
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・360cm-□mm+3.8m=0.005km
真面目な子ほど、
「全部同じ単位に直さなきゃ」
と思い込みます。
その結果、
mmに全部直して数字が巨大化。
途中でミス…という流れ。
本書のアプローチは逆。
計算しやすい単位にだけ揃える。
今回はmに統一します。
・□mm以外をmで揃えて計算する
・最後まで計算したら、答えのmを□mmに変換する
360cm-□mm+3.8m=0.005km
↓
3.6m-□mm+3.8m=5m
↓
7.4m-□mm=5m
↓
□mm=2.4m
↓
□mm=2400mm
単位計算で差がつくのは、
計算力ではなく判断力。
どの単位がラクか?
どこを後回しにするか?
どこだけ揃えるか?
ここを瞬時に決められる子は強い。

SAPIXでも、
単位問題はたまに出ます。
頻度が低いからこそ、
対策していないと崩れる。
そして怖いのは、
単位問題でつまずきリズムが崩れること。
算数はリズムの科目。
最初で乱れると連鎖的に落とします。
単位計算で毎回迷うなら、
やり方を整理するだけで安定しますね。
第5章:「分数の問題」にチャレンジ
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・17/18=1/□+1/□+1/□
「え、これ作る側の問題では?」
と思うかもしれませんが、
実はちゃんと解き方があります。
しかも、
考え方はとても論理的。
・分母18の約数であり、かつ単位分数で一番大きな数字(本ケースは1/2)を引く
・分母18の約数であり、かつ単位分数で次に大きな数字(本ケースは1/3)を引く
・この計算を続け、1/□が出た時点で終了
17/18-1/2=17/18-9/18=8/18
↓
8/18-1/3=8/18-6/18=2/18
↓
2/18=1/9
↓
17/18=1/2+1/3+1/9
理由はシンプル。
分数の足し算は通分するから。
分母が18の約数なら、
通分が一瞬で終わります。
逆に約数でないと、
計算が一気に面倒になる。
ここを理解している子は、
分数問題で安定して得点できます。
この問題、
パズル感覚で解ける子は強いです。
「分数=面倒な計算」から
「分数=分解ゲーム」に変わると、
苦手意識はかなり減りますね。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:式をカンタンにしよう
・21×27=□
・21=20+1に分解する
・21×27=(20×27)+(1×27)で暗算する
・20×27=540、1×27=27なので、540+27=567
第2章:「四則混合計算」を工夫する
・125×18-60÷14÷2×70
・前半の18=10×8に分解する
・後半の計算順序を入れ替える
<前半>
・125×18=(125×8)+(125×10)=1000+1250=2250
<後半>
・60÷14÷2×70=60÷2×70÷14=30×5=150
<前半-後半>
・2250-150=2100
・5を見たら2倍する→10になる
・25を見たら4倍する→100になる
・125を見たら8倍する→1000になる
第3章:「逆算のキホン」を知っておく
・27-[60÷{20-2×(□+3)}]=12
<解法>
・大カッコを1つの固まりで見ると、27-大カッコ=12なので、大カッコ=15とわかる
・大カッコ=5とわかったら、大カッコを外して計算する
27-[60÷{20-2×(□+3)}]=12
↓
60÷{20-2×(□+3)}=15
・中カッコを1つの固まりで見ると、60÷中カッコ=15なので、中カッコ=4とわかる
・中カッコ=4とわかったら、中カッコを外して計算する
60÷{20-2×(□+3)}=15
↓
20-2×(□+3)=4
・小カッコを1つの固まりで見ると、20-2×小カッコ=4なので、小カッコ=8とわかる
・小カッコ=8とわかったら、小カッコを外して計算する
20-2×(□+3)=4
↓
□+3=8
↓
□=5
27-[60÷{20-2×(□+3)}]=12
↓
27-□=12
↓
□=15
第4章:「単位の計算」でミスしない
・360cm-□mm+3.8m=0.005km
・□mm以外をmで揃えて計算する
・最後まで計算したら、答えのmを□mmに変換する
360cm-□mm+3.8m=0.005km
↓
3.6m-□mm+3.8m=5m
↓
7.4m-□mm=5m
↓
□mm=2.4m
↓
□mm=2400mm
第5章:「分数の問題」にチャレンジ
・17/18=1/□+1/□+1/□
・分母18の約数であり、かつ単位分数で一番大きな数字(本ケースは1/2)を引く
・分母18の約数であり、かつ単位分数で次に大きな数字(本ケースは1/3)を引く
・この計算を続け、1/□が出た時点で終了
17/18-1/2=17/18-9/18=8/18
↓
8/18-1/3=8/18-6/18=2/18
↓
2/18=1/9
↓
17/18=1/2+1/3+1/9
まとめ
「計算は練習量がすべて」
そう思っていませんか?
もしそうなら、
少しもったいないかもしれません。
算数はやり方ひとつで、
同じ問題でも負担がまるで変わります。
この一冊が教えてくれるのは、
力技ではなく、工夫で勝つ計算。

第1章のコツは、
計算は”変化”がカギ。
21×27のような計算も、
キリのいい数を作って、
分解するだけで難易度が激変。
「そのまま解かない」
この発想を持つだけで、
計算は一気に軽くなります。

第2章のコツは、
四則混合はテクニック勝負。
125×18-60÷14÷2×70。
見ただけで身構える式も、
・1000を作る
・順序を入れ替える
これだけでスピードが変わる。
特に
5・25・125 → 10・100・1000、
中学受験算数でかなり武器になります。

第3章のコツは、
カッコは”まとめて見る”
カッコが多い式で崩れる子は多い。
でも対処法はシンプル。
□を含む部分を、
丸ごと一つの□と見る。
これだけで式は一気に整理されます。
本番で焦らないためのコツですね。

第4章のコツは、
単位は全部そろえなくていい。
単位問題で混乱する理由は、
全部そろえようとするから。
計算しやすい単位だけ選ぶ。
mやcmなど、
イメージしやすい単位でOK。
最初の計算でつまずくと、
算数全体のリズムが崩れる。
だからこそ、
ここは安定させたいところ。

第5章のコツは、
分須はパズル感覚で。
単位分数への分解は、
分母の約数を見るのがコツ。
大きい単位分数から順に引く。
通分を見据える。
これだけで試行錯誤が激減します。

本書を読んで感じるのは、
「コツを知っていると本当にラク」
計算が速くなると、
・見直し時間が増える
・余裕が生まれる
・得点が安定する
これは本当に大きい差になります。
✔ 計算ミスが多い子
✔ スピードが伸びない子
✔ 算数を武器にしたい子
問題数を増やす前に、
やり方を変える方が近道かもしれません。
そのヒントが詰まっているのが、
本書です。
家庭学習にも中学受験にも、
手元に置いておく価値がある一冊。
ぜひお買い求めください。
本書のお値段は1,760円、
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お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学5年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)



