家庭の教育

【10万人以上を指導した中学受験塾 SAPIXだから知っている算数のできる子が家でやっていること】感想・レビュー


(2024/12/13更新)

はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

10万人以上を指導した中学受験塾 SAPIXだから知っている算数のできる子が家でやっていること

あなたの子ども、
算数が得意ですか?

算数が苦手だ。
昔は得意だったけど今は苦手だ。
最近徐々に算数が苦手になってきた。

このように算数苦手な子ども、
世の中にたくさんいます。

でも最初から苦手だった子ども、
あまりいないハズです。

小学校の最初に習う算数、
とても簡単な計算だからです。

足し算や引き算、
だれでも簡単にできますよね。

でも学年が進むにつれて、
算数が苦手な子どもが増えてくる。

一度苦手になってしまうと、
その後得意になることはありません。

なぜ二度と得意にならないのか?
算数は積み上げの教科だからです。

たとえば社会なら、
地理は苦手でも歴史は得意な子はいる。

たとえば理科なら、
生物は苦手でも天体なら得意な子はいる。

でも算数の場合、
小数/分数が苦手なら割合も苦手になる。

小数/分数の概念が理解できないと、
割合も理解できない。

このように一度苦手になってしまうと、
その後に取り返すことができないのです。

では、
どうすればいいでしょうか?

算数で子どもが躓かないよう、
親が子どもに教育すればいい。

でも、
どう教えればいいかわからない。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

10万人以上を指導した中学受験塾 SAPIXだから知っている算数のできる子が家でやっていること

算数が得意になるには、
どう教えればいいか?

算数特有の思考力を、
低学年のうちから育てる必要がある。

算数特有の思考力とは何か?
瞬発思考と論理思考です。

詳しくは後ほど説明します。

SAPIXなので中学受験向きだけど、
小学生ならだれでも参考になります。

瞬発思考と論理思考を育てる際、
少しコツがあります。

低学年のうちから育てると言いつつ、
親が教えすぎてはいけない点です。

たとえば子どもがある単元で、
躓いたとします。

全然教えないのはNG。
躓きをきっかけに苦手街道まっしぐら。

でも教えすぎてもダメ。
子どもの思考力が育たない。

どう教えればいいか?
どの
くらい教えればいいか?

本書に書かれていますので、
ぜひご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:算数を「苦手」にさせない

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.44

・算数で必要な「思考力」とは?

<3つの思考力>
①瞬発思考:頭の中の引き出しから、必要な知識を探して使う力
②論理思考:ある一定の条件の範囲の中で仮説を立てて、答えを導き出す思考力
③自由思考:自分の好みや感性を使う思考力

テストや入試は①②が多いそうです。

SAPIXの算数のテストを見ると、
たしかにそう感じる。

では、
①や②をどのように鍛えるか?

学校や塾などの集団で学び、
算数の問題を解く思考法をマネして、
体得させると良いと書かれています。

コチラは本書に書かれていませんが、
家庭でも似たような学習はできそうです。

たとえば、
親が算数の問題を解く際の思考法を、
子どもに教える感じですね。

子どもが算数の宿題でわからない時、
私が解いて教えます。

やや数学っぽく解くこともあるけど、
子どもには新たな思考法に見える。

学校や塾では習わない解き方から、
新たな思考力が身につけばOKですね。

第2章:算数の「思考力」を育む接し方

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.74

・思考力を育むには、子どもの邪魔をしないが鉄則!

<子どもの思考力を育てる接し方>
コツ①:教えすぎない
コツ②:子どもの興味関心を大事にする
コツ③:学ぶ楽しさを伝える
コツ④:競争心をくすぐる
コツ⑤:適切に子どもを困らせる
コツ⑥:十分なコミュニケーションをとる

全部は紹介しきれないので、
③のみ紹介しますね。

①~⑥の中で一番参考になったのが、
個人的には③です。

楽しくなければ何事も続かない。
勉強だって同じですよね。

学びを楽しく感じるタイミング、
本書では3つ書かれています。

学びを楽しく感じるタイミング

・「成果が出る楽しさ」を伝える
・「知的好奇心が刺激される楽しさ」を伝える
・「一生懸命頭を使う楽しさ」を伝える

「成果が出る楽しさ」を伝える

垂直方向の比較の話が書かれています。

垂直方向の比較の話、
実は他の本でも読んだことあります。

他の本ですが、
↓のように書かれています。

垂直比較と水平比較

・中学受験で合格する子は垂直に比べ、失敗する子は水平に比べる。

<垂直に比べる>
・自分の過去と現在を比べること

<水平に比べる>
・自分と他人を比べること

算数を勉強していれば、
過去の自分より絶対に成長しています。

他人と比較するのではなく、
過去の自分と比較する。

コチラの本に書かれていますので、
ご興味あればぜひご覧ください。

【中学受験で「合格する子」と「失敗する子」の習慣】感想・レビュー (2024/12/7更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『中学受験で「合格...

「知的好奇心が刺激される楽しさ」を伝える

別解に興味を示すかどうか?
本書に書かれています。

別解に興味を示す子どもは、
問題を解くことがゴールになってない。

知識欲や知的好奇心を育てると、
勉強が楽しくなる。

私もテキストにない別解を教えるけど、
「そっちの方が楽でいいね」
と子どもが興味を持つことありますね。

SAPIXのテスト解説にも、
別解がたまに書かれています。

いままで教えたり教えなかったりだけど、
今後は教えようかなと思います。

「一生懸命頭を使う楽しさ」を伝える

本書の別ページに書かれてますが、
メイク10が書かれています。

4つの数字を使い、
四則計算で10を作る遊びですね。

親世代なら切符に書かれた4つの数字で、
暇つぶしにやったことありますよね。

子どもにやらせると、
一生懸命頭を使って考えます。

親子で競争すると、
より楽しめます。

親世代の方が瞬発思考で早く解けると、
子どもは悔しがりますね。

「もう1問出して」と言って、
何問も子どもと遊んだことあります。

もし子どもが勝てば、
自信につながりますね。

ぜひ親子で取り組んでみましょう。

第3章:算数の「習得」をサポートする方法

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.142

・少しずつ暗算の練習をする

<ポイント>
・難易度の高い問題を解くための余力につながる
・簡単な計算はパパっと終えることで、頭の中の先々のステップを考える余地を増やすことができる
・まずは2ケタ×1ケタから練習すると良い

SAPIXのテストを見ると、
暗算の重要性がよくわかります。

問題数が多いので、
筆算してたら間に合いません。

SAPIXでも暗算の指導をしていて、
先日子どもから話を聞きました。

一部暗算じゃないけど、
↓を覚えるよう指導されたそうです。

SAPIXの暗算指導

・20までの2乗計算
・3.14×1~9の計算
・1~100までの素数

ちなみに、
暗算でもう1つ子どもに教えてます。

それは19×19までの暗算です。
↓の本に暗算のコツが書かれてます。

ご興味あればぜひご覧ください。

【小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本】感想・レビュー (2024/12/8更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの教材を紹介します。 『小学生がたった1...

第4章:低学年の「ここ」が高学年で役立つ

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.188

・算数は単元によって学び方が変わる

<例>
①「割合」などの単元は、あまり時間をかけてじっくり考えても仕方がない
②「場合の数」はじっくり時間をかけて考えた方がものをいう単元である

「割合」に限らず計算問題は、
①のパターンです。

本書では朝の10分と書かれてるけど、
時間をかけずに解く。

計算問題に時間をかけていたら、
実際のテストでも時間が足りなくなる。

「場合の数」のような文章題は、
②のパターンです。

テストで問題を見た時に、
どの解法で解くのかを考える。

授業や宿題で学んだ解法のどれを使うか?
あれこれ考えるのが大事です。

初見でパッと解けることは少ないので、
試行錯誤する力が大事ですね。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:算数を「苦手」にさせない

P.44

・算数で必要な「思考力」とは?

<3つの思考力>
①瞬発思考:頭の中の引き出しから、必要な知識を探して使う力
②論理思考:ある一定の条件の範囲の中で仮説を立てて、答えを導き出す思考力
③自由思考:自分の好みや感性を使う思考力

第2章:算数の「思考力」を育む接し方

P.74

・思考力を育むには、子どもの邪魔をしないが鉄則!

<子どもの思考力を育てる接し方>
コツ①:教えすぎない
コツ②:子どもの興味関心を大事にする
コツ③:学ぶ楽しさを伝える
コツ④:競争心をくすぐる
コツ⑤:適切に子どもを困らせる
コツ⑥:十分なコミュニケーションをとる

学びを楽しく感じるタイミング

・「成果が出る楽しさ」を伝える
・「知的好奇心が刺激される楽しさ」を伝える
・「一生懸命頭を使う楽しさ」を伝える

垂直比較と水平比較

・中学受験で合格する子は垂直に比べ、失敗する子は水平に比べる。

<垂直に比べる>
・自分の過去と現在を比べること

<水平に比べる>
・自分と他人を比べること

【中学受験で「合格する子」と「失敗する子」の習慣】感想・レビュー (2024/12/7更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『中学受験で「合格...

第3章:算数の「習得」をサポートする方法

P.142

・少しずつ暗算の練習をする

<ポイント>
・難易度の高い問題を解くための余力につながる
・簡単な計算はパパっと終えることで、頭の中の先々のステップを考える余地を増やすことができる
・まずは2ケタ×1ケタから練習すると良い

SAPIXの暗算指導

・20までの2乗計算
・3.14×1~9の計算
・1~100までの素数

【小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本】感想・レビュー (2024/12/8更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの教材を紹介します。 『小学生がたった1...

第4章:低学年の「ここ」が高学年で役立つ

P.188

・算数は単元によって学び方が変わる

<例>
①「割合」などの単元は、あまり時間をかけてじっくり考えても仕方がない
②「場合の数」はじっくり時間をかけて考えた方がものをいう単元である

まとめ

算数ができるようになるには、
どうすればいいか?

算数に必要な2つの思考力を、
鍛えることです。

1つは瞬発思考、
もう1つは論理思考。

両方とも学校や塾のように、
集団の中で他の人の思考法をマネする。

先生orできる子の思考法をマネをして、
徐々に身につける。

スポーツと同じで、
上手な人のマネをするのが一番の近道。

子どもが思考力を育んでいる時、
親はなるべく邪魔しない。

私もつい教えたくなるけど、
なるべく教えないようにしてます。

うーんとあれこれ考えている時こそ、
子どもが成長している時です。

もどかしくなる時もあるけど、
グッと我慢。

これができれば、
2つの思考力は身につく。

もしSAPIXで算数を学ぶなら、
勉強方法を工夫した方がいいです。

SAPIXに通うと大量の宿題が出ますが、
その中で一番多いのが算数。

子どものペースに任せていたら、
全然終わらない。

最初は時間がかかっても仕方ないけど、
途中から徐々に工夫しないとダメ。

たとえば、
計算問題は時間をかけない。

テスト勉強で復習する時でも、
全部やらなくてもOK。

最初は全部やった方がいいけど、
いずれは間違いの解き直しだけでOK。

計算問題以外の文章題は、
逆に時間をかけても大丈夫。

時間をかけてでも解き方を覚えないと、
テストで時間内には解けない。

他の工夫点としては、
ある程度の暗算力が必要です。

SAPIXでも指導されますが、
筆算している時間がもったいない。

算数のテストの問題量が多く、
暗算できる子の方が有利。

別に公文や算盤を習わなくても、
SAPIXの指導に従えば大丈夫。

私の子どもは公文や算盤未経験だけど、
自然と暗算を覚えますね。

本書は低学年向けに書かれてるけど、
高学年の子どもにも役立ちます。

算数が苦手な子はもちろん、
いまは算数が得意な子にも役立つ。

低学年では算数が得意だったのに。
高学年から苦手になる子もいます。

算数は小5になると、
徐々に抽象的な内容を扱うからです。

具体例は割合や小数/分数など。
私の子どもも最初は苦手にしてました。

算数は積み重ねの教科なので、
一度躓くとその先は理解できなくなる。

算数の勉強で子どもが躓いたら、
親が重点的に教えた方がいいです。

私の子どもは小数/分数の計算で躓き、
小数/分数の概念から私が教えました。

小数/分数については、
↓の本の説明がわかりやすいです。

ご興味あればぜひご覧ください。

【東大の先生!文系の私に超わかりやすく算数を教えてください!】感想・レビュー (2024/12/8更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『東大の先生!文系...

本書に書かれた内容を実践すれば、
子どもは算数が得意になります。

算数が苦手な子。
昔は得意だったけど今は苦手な子。
最近徐々に算数が苦手になってる子。

もし算数でお悩みならば、
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本書のお値段は1,760円、
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10万人以上を指導した中学受験塾 SAPIXだから知っている算数のできる子が家でやっていること

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)

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