はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて』
生涯サラリーマンという働き方、
子どもにオススメしますか?
給料が上がらない。
人間関係がめんどくさい。
やりたくない仕事をやらされる。
たしかにお金は稼げるけど、
決して豊かになれるわけではない。
もし他の選択肢があるなら、
子どもにオススメしないですよね。
昔は毎年給料が上がり、
終身雇用も保証された時代でした。
人間関係や仕事に不満があっても、
それなりに豊かな生活を実感できた時代。
サラリーマン人生も悪くないな、
と思う親世代の気持ちもわかります。
しかし、
いまは給料が上がっても、
それ以上に物価高の時代です。
終身雇用も保証されない時代に、
人間関係や仕事に不満だとどうなるか?
生涯サラリーマンという働き方、
子どもにオススメできないですよね。
では、
どうすればいいでしょうか?
生涯サラリーマンを避ける、
人生戦略を子どもに教えればいい。
でも、
どう教えればいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
『経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて』
本書は有名な経済評論家が、
大学生の息子向けに書いた本です。
資本主義の世界は残酷なのが、
よくわかります。
投資家や資本家がお金を搾取する世界。
労働者はお金を搾取される世界。
労働者はサラリーマン。
つまり、
サラリーマンのままでは、
決して豊かな生活を送れないのです。
大学生になると、
卒業後の就職を意識する年代です。
まさに、
今後の人生設計を考える年代です。
ここで資本主義の現実を教え、
投資家や資本家を目指す人生設計が必要。
しかし、
1つだけ困った問題があります。
親の話を素直に聞かないこと。
ちょうど思春期ですし、
親への反抗があってもおかしくない。
そんな多感な時期に、
親が人生設計を教えても、
子どもは聞く耳を持たないですよね。
そこで、
本書をプレゼントするのは、
いかがでしょうか?
親の話は聞かないけど、
第三者の話なら聞くかもしれない。
就職活動が始まる直前、
子どもは人生設計を考える最適の時期。
投資家や資本家を目指すために、
今後のお金の稼ぎ方を考える。
最初はサラリーマンになって、
お金を稼ぐのは悪くないと思ってます。
ただし生涯サラリーマンとして稼ぐのか?
いずれ投資家や資本家になって稼ぐのか?
どちらの戦略を取るかによって、
その後の人生を大きく変わります。
どちらが豊かな生活を送れるか?
もちろん後者ですよね。
投資家や資本家への人生戦略、
本書に書かれてますのでご覧ください。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
第1章:働き方・稼ぎ方
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「株式で稼ぐ働き方」を実践せよ
<4つの方法>
①自分で起業する
②早い段階で起業に参加する
③報酬の大きな部分を自社株ないし自社株のストックオプションで支払ってくれる会社で働く(外資系企業に多い)
④起業の初期段階で出資させてもらう
①自分で起業する
・自分で会社を興す
・会社の株式を公開して、株式の価値によって大きなお金を得る
たしかに王道パターンですが、
そう簡単ではないです。
起業して売上を上げるには、
集客→教育→販売が必要です。
↓のプランがないと、
おそらく最初の集客で苦戦します。
・誰を集客するのか?
・集客して何を教育するのか?
・教育したら何を販売するのか?
どのように売上を上げればよいか?
↓がヒントになります。
・稼ぐのは意外とカンタン(-7 Rules-)
<-7 Rules->
①人は「祭り」にお金を払う
②人は「時短」にお金を払う
③人は「信頼」にお金を払う
④人は「自慢」にお金を払う
⑤人は「愛情」にお金を払う
⑥人は「儲け」にお金を払う
⑦人は「依存」にお金を払う
<例>
①祭りの日をメディア&広告を使って作り上げる
②情報を短くわかりやすく整理する
③口コミは宝
④憧れ(自慢)やランキングを利用する
⑤愛犬/愛猫
⑥プロの目利き=大きな価値
⑦中毒性の依存症
コチラは別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
②早い段階で起業に参加する
・ここで大事なのは、入社ないし、入社からあまり日を置かずに、自社株に対する権利を確定することだ
ベンチャー企業に入社し、
ストックオプションを付与されるのが、
わかりやすい例ですね。
ストックオプションとは何か?
三井住友カードHPがわかりやすいです。
簡単に説明すると、
あらかじめ定められた金額で、
自社株を買う権利のことです。
たとえば株価が2,000円の時、
もし1,000円で買う権利があれば、
その差額が利益になりますよね。
ただし、
メリットばかりでないのでご注意。
たとえば株価が500円なら、
もし1,000円で買う権利があっても、
利益は出ないですよね。
そして一番重要なのが、
ベンチャー企業での勤務です。
ブラック企業に近いケースもある。
体力と精神力に自信がないと厳しい。
ストックオプションの恩恵がなかったら、
私も早々に辞めていたかも。
たしかに多額の利益はあったけど、
激務なので万人にオススメしないですね。
③報酬の大きな部分を自社株ないし自社株のストックオプションで支払ってくれる会社で働く(外資系企業に多い)
・成長期にある企業では、社員に人件費として支払うキャッシュを節約したい
・社員に対して、「給料(ベース・サラリー)+ボーナス+ストックオプション」のような形で、自社株に絡む報酬を支払う場合がある
ストックオプションは②と同じです。
②ベンチャー企業なのか?
③成長期の企業なのか?だけの違いです。
私も外資系企業で勤務経験あるけど、
ストックオプションはなかったですね。
もしストックオプションを提示されたら、
迷わず貰った方がいいです。
④起業の初期段階で出資させてもらう
・知り合いの起業の早い段階で株式を持たせてもらう
・経営戦略やアドバイザーのような形で、あるいは営業や人の紹介などの形で、外部から会社と関わる関係になる
・息子ではなくとも、父親の年代のモノがベンチャー・ビジネスとの関わりを持つことも可能
最後がおもしろいなと感じました。
若い世代だと機会はあっても、
出資するお金がないこともある。
でも父親世代ならお金はあるので、
後は人脈次第ですね。
たとえば私の友人ですが、
親のビジネスを引き継ぎ、
さらに新事業を展開する者もいます。
会社を辞めて自営業に進んだ友人と、
繋がりを持っておくとよいです。
第2章:お金の増やし方と資本主義経済の仕組み
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・経済格差は「資本のリスク」と「リーダーシップ」から生じる
<稼ぎ方の戦略>
・狙い筋A:自分で起業する、起業の初期に参加する、ストックオプションをたくさんもらえる条件で働く
・狙い筋B:自分が持っている金融資産だけでもリスクを取る(投資)
資本主義とは何かを理解し、
とても合理的な戦略だと思います。
資本主義で一番儲かるのは、
投資家や資本家です。
まさに第1章で紹介した、
狙い筋Aに該当します。
しかし、
狙い筋Aはなかなか難しいです。
リスクもあるので踏み出せない、
というのは本書にも書かれてます。
そのような場合、
狙い筋Bをオススメしてます。
経済力を作るまで時間がかかりますが、
何もしないより良いですね。
最後に、
サラリーマンに留まる人生は、
絶対に回避せよと書かれています。
資本主義では搾取される立場であり、
経済的に不利な立場です。
高齢になるほど転職もしにくく、
給料が下がっても会社にしがみつく。
決して豊かになれない。
絶対に回避する人生設計を描きましょう。
第3章:もう少し話しておきたいこと
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・キャリアプランニングで意識する「28歳」「35歳」「45歳」
<3つの年齢>
・28歳:自分の「職」を決めよ
・35歳:自分の人材価値を決めよ
・45歳:セカンドキャリアについて準備せよ
<詳細>
・28歳:自分の専門分野を決めるタイムリミット
・35歳:個人の人材価値に対する評価が定まる
・45歳:高齢期の働き方を見据えた「セカンドキャリア」の準備
過去の自分を振り返ると、
上記の年齢は納得感がありますね。
28歳で専門性が決まり、
35歳で社内外の評価が決まり、
45歳でセカンドキャリアを決めました。
もちろん、
サラリーマン人生ではありません。
セカンドキャリアを考えていない40代、
結構多いです。
なんとか会社にしがみつき、
定年まで働くことしか考えていない。
定年まであと何年と計算ばかりして、
リストラされて慌てる人もいる。
終身雇用が保障さない時代なのに、
はっきり言って考えが甘すぎる。
社外も見据えたセカンドキャリアの構築、
絶対に考えた方がいいですね。
終章:小さな幸福論
終章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・モテない男は幸せそうに見えない
ナチュラルにモテる状態を、
お金で買うことは難しい。
本書にこう書かれていますが、
その通りですね。
モテなくて性格がひねくれた人の例、
本書に書かれてますが実際います。
恋愛経験がない知り合いを見ると、
偏見かもですが幸せそうに見えない。
では、
モテる男になる秘訣は何か?
このように書かれています。
私はどうだろうと妻に聞いたら、
どちらも当てはまらないと。。
よく結婚できたな。。
こうならないよう子どもに言いました。
・心から興味を示しながら、相手の話を熱心に聞くことだ
・自分から行う自分語りは一切いらない
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:働き方・稼ぎ方
・「株式で稼ぐ働き方」を実践せよ
<4つの方法>
①自分で起業する
②早い段階で起業に参加する
③報酬の大きな部分を自社株ないし自社株のストックオプションで支払ってくれる会社で働く(外資系企業に多い)
④起業の初期段階で出資させてもらう
①自分で起業する
・自分で会社を興す
・会社の株式を公開して、株式の価値によって大きなお金を得る
・誰を集客するのか?
・集客して何を教育するのか?
・教育したら何を販売するのか?
・稼ぐのは意外とカンタン(-7 Rules-)
<-7 Rules->
①人は「祭り」にお金を払う
②人は「時短」にお金を払う
③人は「信頼」にお金を払う
④人は「自慢」にお金を払う
⑤人は「愛情」にお金を払う
⑥人は「儲け」にお金を払う
⑦人は「依存」にお金を払う
<例>
①祭りの日をメディア&広告を使って作り上げる
②情報を短くわかりやすく整理する
③口コミは宝
④憧れ(自慢)やランキングを利用する
⑤愛犬/愛猫
⑥プロの目利き=大きな価値
⑦中毒性の依存症
②早い段階で起業に参加する
・ここで大事なのは、入社ないし、入社からあまり日を置かずに、自社株に対する権利を確定することだ
③報酬の大きな部分を自社株ないし自社株のストックオプションで支払ってくれる会社で働く(外資系企業に多い)
・成長期にある企業では、社員に人件費として支払うキャッシュを節約したい
・社員に対して、「給料(ベース・サラリー)+ボーナス+ストックオプション」のような形で、自社株に絡む報酬を支払う場合がある
④起業の初期段階で出資させてもらう
・知り合いの起業の早い段階で株式を持たせてもらう
・経営戦略やアドバイザーのような形で、あるいは営業や人の紹介などの形で、外部から会社と関わる関係になる
・息子ではなくとも、父親の年代のモノがベンチャー・ビジネスとの関わりを持つことも可能
第2章:お金の増やし方と資本主義経済の仕組み
・経済格差は「資本のリスク」と「リーダーシップ」から生じる
<稼ぎ方の戦略>
・狙い筋A:自分で起業する、起業の初期に参加する、ストックオプションをたくさんもらえる条件で働く
・狙い筋B:自分が持っている金融資産だけでもリスクを取る(投資)
第3章:もう少し話しておきたいこと
・キャリアプランニングで意識する「28歳」「35歳」「45歳」
<3つの年齢>
・28歳:自分の「職」を決めよ
・35歳:自分の人材価値を決めよ
・45歳:セカンドキャリアについて準備せよ
<詳細>
・28歳:自分の専門分野を決めるタイムリミット
・35歳:個人の人材価値に対する評価が定まる
・45歳:高齢期の働き方を見据えた「セカンドキャリア」の準備
終章:小さな幸福論
・モテない男は幸せそうに見えない
・心から興味を示しながら、相手の話を熱心に聞くことだ
・自分から行う自分語りは一切いらない
まとめ
子どもが社会人になる前に、
ぜひ教えておきたい内容ですね。
就職してお金を稼ぐ働き方、
いわゆるサラリーマンの働き方を、
生涯ずっと継続してはいけない。
資本主義ではお金を搾取される立場で、
経済的に不利な立場だから。
では、
どのような働き方を目指すべきか?
資本主義でお金を搾取する立場、
つまり投資家や資本家を目指すべき。
たとえば、
第1章にある株式で稼ぐ働き方、
起業やストックオプションですね。
これが第2章で、
狙い筋Aと書かれている戦略です。
ただし、
狙い筋Aはそう簡単ではない。
そこでもう1つの戦略として、
金融資産へ投資が紹介されています。
個人的に株式投資する。
時間はかかるけど金融資産を増やせる。
これが第2章で、
狙い筋Bと書かれている戦略です。
さらに、
生涯サラリーマンを防ぐために、
セカンドキャリアの準備が必要です。
終身雇用の時代ではないし、
高齢のサラリーマンほど弱い立場になる。
45歳くらいから準備しましょう、
と本書に書かれていますね。
このような戦略を描かずに、
サラリーマンを続けるとどうなるか?
経済的に豊かになれない。
高齢になるとリストラに怯える。
会社にしがみついて低賃金に喘ぐ。
子どもが経済的に貧しい人生、
将来送ってほしくないですよね。
親が子どもに教えないと、
子どもは気づきようがないです。
学校で教えてくれないから。
でも子どもは思春期になると、
親の言うことを素直に聞かない。
そこで、
就職前に本書をプレゼントするのは、
いかがでしょうか?
親の言葉は素直に聞かなくても、
第三者の言葉は聞くかもしれない。
子どもに気づきを与えるのも、
親の役目です。
「中学生になったら投資始めるぞ」
と私は子どもに言ってます。
投資しないと資産は増えないから。
いまの円安だと貯金では目減りするから。
本書で言うと狙い筋Bですね。
まずは狙い筋Bから始めますが、
将来的には狙い筋Aを目指してほしい。
つまり、
投資家や資本家になってほしい。
なぜ目指すべきなのか?
どうすれば目指せるのか?
子どもに教えるために、
私は本書を購入しました。
このような知識の差で、
子どもの経済格差は生まれる。
これが資本主義の現実なので、
現実に沿って豊かに生きてほしい。
皆さんもそう思いますよね。
子どもが将来、
経済的に豊かに過ごしてほしい。
そのようにお考えの親御さんは、
いますぐ本書をお買い求めください。
そして、
子どもにプレゼントしましょう。
本書の内容を実践できれば、
子どもはきっと豊かになれますね。
本書のお値段は1,760円、
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・経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)