家庭の教育

【東大生と学ぶ語彙力】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

東大生と学ぶ語彙力

子どもの学力、
だれでも最初は伸びます。

子どもは自然と、
読み書きできるようになりますよね。

でも、
ある時を境に、
学力が伸び悩むことがあります。

学力が伸び悩むのは、
どんな時なのでしょうか?

それは、
教科書や授業の語彙が、
理解できなくなった時です。

学年が上がれば、
学習内容は難しくなります。

教科書や授業の語彙も、
徐々に難しくなります。

その語彙が理解できなくなると、
子どもは勉強の手を止めてしまう。

つまり、
学力の伸びが止まってしまうのです。

では、
どうすればいいでしょうか?

子どもに語彙力を、
身につけさせれば良いです。

でも、
どうやって身につけさせれば良いか、
わからないですよね。

そんな親御さんにオススメなのが、
コチラの本です。

東大生と学ぶ語彙力

難しい文章の本、
途中でやめたことありませんか?

読みにくい。
読んでいて疲れる。
もう読むのやめた。

この本を教科書に置き換えると、
どうでしょうか?

教科書読むのをやめたら、
学習はそこで止まりますよね。

学力もそこで止まり、
上がるハズがないです。

難しい教科書を読む力。
難しい授業についていく力。

それが語彙力であり、
語彙力の差が学力差につながるのです。

語彙力を身につける方法、
本書を読めばわかります。

本書に書かれたことを実践すれば、
子どもは語彙力も学力も伸びます。

子どもの学力を伸ばしたい方、
ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

PART1 語彙力はなぜ大事なのか?

PART1で参考になると思った箇所、
コチラです。

第1章:語彙力はすべての基礎である

P.23

・語彙力を付ける≠ぼんやりした理解や意味の丸暗記
・語彙力を付ける=意味を自分で説明できるくらいにしっかりと理解すること

第2章:実は日本語をみんな知らない

P.42

・簡単な言葉の意味を、しっかりと根本から理解すること
・そして、それを土台にして、難しい言葉を理解していくこと

語彙力を身につけないと、
学力は向上しないです。

中学→高校→大学へ進学すると、
教科書や授業で使われる語彙は、
徐々に難しくなります。

その語彙が理解できなければ、
学力はそこで止まってしまいますよね。

語彙力は学力の基礎なのです。

では語彙力を、
どのように身につければよいでしょうか?

一番のオススメは読書ですが、
読書しない子もいますよね?

その場合は、
毎日文章題を解かせると良いです。

学年が上がると語彙も難しくなり、
調べていくうちに自然と覚えます。

詳しくはコチラの記事に書きましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。

【勉強ができる子は何が違うのか】感想・レビュー (2024/1/4更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『勉強ができる子は何...

PART2 5教科それぞれの重要語彙

PART2で参考になると思った箇所、
コチラです。

第3章 数字の理解に欠かせない言葉

P.53

・因数と約数を理解する

<違い>
・因数:その数が起こるもと
・約数:ある数を割り切れる数のこと

<例>
・12=3×4(3と4が因数)
・12=1,2,3,4,6,12で割り切れる(=約数)

第4章 理科の「ことわり」を言葉から知る

P.78

・「蒸発」と「沸騰」の差

<違い>
・気化:物質が、液体または固体から気体に変わる現象
・蒸発:液体または固体がその表面において気化する現象
・沸騰:液体を熱した時、その蒸気圧が液体の表面にかかる圧力よりも大きくなると、内部から気化が生じる現象

<例>
・気化:気体になる
・蒸発:表面から気化する
・沸騰:ぼこぼこと液体の内側から気化する

第5章 社会は用語を一つずつ理解しよう

P.89

・「食料」と「食糧」の使い分け

<違い>
・食糧:主食の食べ物
・食料:それ以外の普通に料理に使うような食べ物

<例>
・食糧:お米、小麦などの主食
・食料:お肉、魚、野菜、果物などの主食以外

第6章 英語の語彙力=暗記した単語数?

P.119

・英語は接頭語で推測できる

<接頭語の例>
・in~:中に
・ex~:外に

<単語の例>
・include:含む
・exclude:除外する

本書を読んだときに、
その違いがパッと思いつかなかった例。

それが第3章~第5章の例です。

感覚的に違いはわかるけど、
ハッキリと説明できない。

このような語彙力を身につけると、
学力は向上しますね。

数学のテストで、
因数or約数を間違えず回答できます。

理科のテストで、
気化/蒸発/沸騰の違いを回答できます。

社会のテストで、
食糧問題の記述式でも回答できます。

子どもに身につけてほしい知識ですよね。

また、
英単語を覚えるなら、
接頭語を覚えた方が効率良いです。

第6章のincludeとexclude、
接頭語を学んで一緒に覚えた方が、
効率良いですよね。

バラバラに覚えても、
単語の意味を忘れがちです。

英単語は語彙力に直結するので、
ぜひ学習の際に参考にしてください。

PART3 実践問題で語彙力を鍛えよう

PART3で参考になると思った箇所、
コチラです。

第7章 日本語⇔英語の両面から学ぶ

P.135

・和英辞典と国語辞典を両方使おう!

<例>
・徒労を英語で言うと「waste」
・wasteの意味:浪費、無駄(=徒労のイメージがより広がり、具体的にイメージできる)

第8章 共通テストの新傾向問題に備える

P.161

・古語は語彙力の源泉?!

<例>
・心:感情と人の考えを司っている身体の器官

<解釈>
・心という架空の器官で、「人の考え方・考えていること・思考」または「その人が知っていること・習得していること・知識」なども含めて管理している

<古文単語>
・心憎し
・心有り
・心得
・心劣り
・心付き無し
・心許なし

このような勉強法なら、
たしかに語彙力は増える気がします。

かつて英単語や古文単語を覚える際、
単語帳でバラバラに覚えました。

しかし、
時間が経つと忘れてしまいますよね。

言葉は単独で覚えるより、
何かと結びつけた方が覚えやすい。

子どもに単語を覚えさせる際、
ぜひ参考にしてください。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

PART1 語彙力はなぜ大事なのか?

第1章:語彙力はすべての基礎である

P.23

・語彙力を付ける≠ぼんやりした理解や意味の丸暗記
・語彙力を付ける=意味を自分で説明できるくらいにしっかりと理解すること

第2章:実は日本語をみんな知らない

P.42

・簡単な言葉の意味を、しっかりと根本から理解すること
・そして、それを土台にして、難しい言葉を理解していくこと

PART2 5教科それぞれの重要語彙

第3章 数字の理解に欠かせない言葉

P.53

・因数と約数を理解する

<違い>
・因数:その数が起こるもと
・約数:ある数を割り切れる数のこと

<例>
・12=3×4(3と4が因数)
・12=1,2,3,4,6,12で割り切れる(=約数)

第4章 理科の「ことわり」を言葉から知る

P.78

・「蒸発」と「沸騰」の差

<違い>
・気化:物質が、液体または固体から気体に変わる現象
・蒸発:液体または固体がその表面において気化する現象
・沸騰:液体を熱した時、その蒸気圧が液体の表面にかかる圧力よりも大きくなると、内部から気化が生じる現象

<例>
・気化:気体になる
・蒸発:表面から気化する
・沸騰:ぼこぼこと液体の内側から気化する

第5章 社会は用語を一つずつ理解しよう

P.89

・「食料」と「食糧」の使い分け

<違い>
・食糧:主食の食べ物
・食料:それ以外の普通に料理に使うような食べ物

<例>
・食糧:お米、小麦などの主食
・食料:お肉、魚、野菜、果物などの主食以外

第6章 英語の語彙力=暗記した単語数?

P.119

・英語は接頭語で推測できる

<接頭語の例>
・in~:中に
・ex~:外に

<単語の例>
・include:含む
・exclude:除外する

PART3 実践問題で語彙力を鍛えよう

第7章 日本語⇔英語の両面から学ぶ

P.135

・和英辞典と国語辞典を両方使おう!

<例>
・徒労を英語で言うと「waste」
・wasteの意味:浪費、無駄(=徒労のイメージがより広がり、具体的にイメージできる)

第8章 共通テストの新傾向問題に備える

P.161

・古語は語彙力の源泉?!

<例>
・心:感情と人の考えを司っている身体の器官

<解釈>
・心という架空の器官で、「人の考え方・考えていること・思考」または「その人が知っていること・習得していること・知識」なども含めて管理している

<古文単語>
・心憎し
・心有り
・心得
・心劣り
・心付き無し
・心許なし

まとめ

学力を上げるなら、
語彙力を鍛えないとダメですね。

教科書や授業の語彙が理解できないと、
学力は向上しないからです。

中学→高校→大学へ進むにつれて、
語彙はどんどん難しくなります。

話している意味がわからない。
書いている意味がわからない。

勉強が止まる要因となり、
学力が上がらない要因にもなります。

これは国語に限らず、
全教科で言えることです。

日本の学校で学ぶ場合、
日本語で書かれた教科書を使い、
先生は日本語で授業を行います。

数学、理科、社会だけでなく、
英語の授業も日本語で説明しますよね。

日本語の意味がわからなければ、
国語以外の教科だってできるわけがない。

子どもの主要5科目の学力が伸びないと、
親御さんは困りますよね。

学力の源泉となる語彙力、
普段から身につけさせましょう。

一番良いのは読書ですが、
毎日文章題を解くのもアリです。

とにかく文章に触れ、
わからない単語は調べて覚える。

この積み重ねが、
語彙力アップの秘訣です。

ただし、
わからない単語を都度調べ、
都度覚えていくのは非効率的です。

PART3で紹介した通り、
何か関連付けて覚えると良いです。

1つの言葉の意味を深く知り、
派生する言葉を一緒に学ぶイメージ。

子どもの語彙力は爆発的に増え、
学力も飛躍的に向上しますね。

語彙力は馬鹿にできない。
語彙力は学力の源泉なんだな。

本書を読み、
改めてそう実感しました。

子どもの学力を向上させたい方、
ぜひ本書をお読みください。

東大生と学ぶ語彙力

まだ小学生だから大丈夫、
と侮るなかれ。

残念ながら、
小学生から差は出始めています。

いろいろな子どもと接すると、
語彙力の差を感じることがあります。

よくそんな言葉知ってるなという子、
見るたびに優秀さを感じますね。

大人へ成長するにつれて、
語彙力の差はさらに拡大します。

これが学力差となり、
簡単には埋まらないさとなります。

語彙力を重視して学力を伸ばすか?
語彙力を重視せず学力が伸び悩むか?

すべては親御さんの教育次第です。

ココまでお読みくださった方なら、
もちろん前者ですよね。

語彙力を増やし、
ぜひ子どもの学力を上げましょう。

学力が上がれば、
難関大学への進学も夢ではない。

その先の就職活動で、
大企業への就職も夢ではない。

きっと明るい未来を過ごせますね。

子どもに語彙力を身につけさせるため、
まずは本書をご覧ください。

本書のお値段は924円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

東大生と学ぶ語彙力

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学3年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)

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