はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『勉強脳』
勉強が得意な子と苦手な子。
その違いはどこにあるのでしょうか?
地頭が良いかどうかでは?
と思われがちですが実は違います。
勉強法を知っているかどうか。
ただそれだけです。

多くの子どもは、
勉強法をきちんと教わっていません。
やみくもに勉強しても成績が出ず、
やる気を失い苦手意識を抱えてしまう。
その一方、
正しい勉強法を知っている子は、
効率的に学び成績を出す。
さらに勉強が好きになっていき、
この差が大きな成績の差になります。

「うちの子は勉強が苦手で…」
「全然やる気が出ないんです」
この理由、
子どもが勉強法を知らないだけ。
勉強ができるようになり、
成績を伸ばす余地があるのです。
勉強法を知らないのは、
もったいないですよね。

では、
どうすればいいでしょうか?
勉強法を学べばいいのですが、
その勉強法がわからないですよね。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
『勉強脳』
本書は大人の勉強法向けですが、
子どもでも役立つ箇所があります。
その勉強法の中身を見ると、
私の子どもと似たような勉強法もある。
だからこそ、
SAPIXで成績上位5%を維持できている?

とはいえ、
今後も順調にいくとは限りません。
どこかで躓く可能性もあるので、
いろいろな勉強法を知っておきたい。
そう考えて、
私は本書を購入しました。

勉強ができる子になるかどうかは、
地頭ではなく勉強法です。
その勉強法を教えられるのは、
親しかいません。
本書の勉強法を実践すれば、
どうなるか?
勉強に悩むお子さんにも、
希望の光が見えてくるはずです。

勉強が苦手。
勉強が嫌い。
でも成績を伸ばしたい。
そんなお子さんを支えたい親御さんは、
ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:勉強によって得られる5つのことと、あなたの勉強がうまくいかない4つの理由
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・勉強の第一歩は、「勉強法」を知ること~「勉強法勉強法」
<成績の悪い子の特徴>
・勉強が嫌い
・集中力が続かない
・勉強法を知らない
<成績の良い子の特徴>
・自分なりの勉強法を知っている
・勉強計画を立てるのが上手
・何をどこから始めればいいかわかっている
本書にそう書かれていますが、
自分の子を見るとそう感じますね。
自分なりのテスト勉強法があり、
毎回テスト前に実践してます。
だから短時間の勉強でも、
テスト結果は良いですね。
SAPIXで成績上位5%以内を、
1年以上キープしてます。
子どもの成績にお悩みの方は、
まず勉強法を見直すと良いです。

第2章:「楽しい」だけで脳は活性化する
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・勉強が好きになる方法2 身の回りの専門家の声に耳を傾ける
本書の例がわかりやすいですね。
筆者は物理が苦手だったそうですが、
物理講師の言葉から考えが変わった。
ポイントをまとめましたが、
とてもシンプルですよね。
ちょっとしたきっかけで、
苦手意識はなくなるそうです。
<物理講師の言葉>
・物理の公式は芸術
・法則というのは、絶対に裏切らない
・物理というのは、世界の真理、万物の真理をシンプルに明らかにする学問
<筆者の考え>
・物理っておもしろい(公式通りに解けばいいから)
・いくつかのバリエーションさえ把握しておけば、あとは公式に当てはめるだけ
・物理法則は何百もあるわけではないし、使う公式は限られている
私の子ども、
似たような経験ありましたね。
理科で「月」が苦手だったけど、
私が教えたらできるようになった。
私も最初は全くわからなかったけど、
テキストを読んで自分なりに解釈。
その解釈を教えたら、
子どもが理解して問題が解けるように。
子どもが勉強で躓いたら、
苦手意識を克服するきっかけを、
親が与えるようにすると良いです。
第3章:人生をリセットする~精神科医の「大人の勉強法4つの戦略」
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・短所克服は具体的に「こう」する~「無知の知勉強法」
<ポイント>
・自分が何を知っていて、何を知らないかを明らかにすることが、物凄く大切
・「自分が何を知らないのか」が明らかになれば、その知らない部分を勉強すればいいだけ
・自分が何を知っていて、何を知らないのかを明らかにするには、「アウトプット」すればいい
大人の勉強法として書かれてますが、
子どもの勉強法にも通じますね。
問題演習=アウトプットで、
知らない部分を明らかにする。
その部分を解き直しして、
知らない部分を減らす。
この勉強法を繰り返せば、
成績は自然と伸びますね。

ちなみに、
教科書を何度も読み直すインプットでは、
いつまでも無知のままと書かれてます。
それは合っていますが、
テスト勉強の観点だと役立つことも。
テキスト再読は、
短期的に覚えるなら効果があるから。
テスト範囲が決まっている定期テストは、
直前にテキストを再読すると効果あり。
コチラの本に書かれていますので、
ご興味あればぜひご覧ください。

第4章:まずは基本を学ぶのが第一歩~精神科医の「真似ぶ勉強法」
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・基本を全部真似る~「2の10乗勉強法」
基本を全て攻略すれば、
上位10%になれると書かれてます。
子どもの勉強を踏まえると、
その通りですね。
子どもはSAPIXのテキストだけをやり、
成績上位5%以内にいます。

他の成績上位者は、
併塾や家庭教師もいますね。
私の子どもにそんな余裕はないし、
そもそも必要なのかも疑問。
本書に書かれている通り、
SAPIXのテキストで十分だと思うけど、
コチラのブログに少し書いたので、
ご興味あればぜひご覧ください。

第5章:インプットとアウトプットを繰り返す~精神科医の「入出力勉強法」
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・全体から、細部へ~「鉄骨ビル勉強法」
<鉄骨ビル勉強法>
・基礎工事:まず基本をしっかりおさえる
・鉄骨の組み上げ:全体の枠組みを学ぶ
・外壁工事/内装工事:細かい知識の学習
子どもの勉強だと、
歴史がわかりやすいですね。
○○時代の基礎/全体を学び、
細かな知識を学ぶ。
年号や出来事を単純に暗記しても、
時代背景がわからず応用問題が解けない。
成績が伸び悩んでいる方は、
まず基礎/全体から学びましょう。
第6章:さらに自己成長が加速する~精神科医の「スーパーアウトプット勉強法」
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「教える」第1段階 1対1で教える
1対1で教えるのは、
まさにアウトプットですね。
子どもの勉強でも実践できます。
どのようにやるか?
子どもに教えてもらうのです。

子どもの宿題を丸付けする際、
私は解説を読みます。
読んでも理解できない箇所があると、
私は子どもに聞きます。
すると授業で習ったことを、
ペラペラと話し始めますね。
これがアウトプットです。
説明できるなら理解できてる証拠。
子どもの成績を伸ばしたい方は、
ぜひ実践してみてください。
第7章:「続かない」はこう乗り越える!~精神科医の「10年継続勉強法」
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・意気込みすぎず、ゆるい気持ちで取り組む~「ほぼ日刊勉強法」
<ポイント>
・「毎日必ず」と意気込むほど、続けられなくなる
・「毎日」にすると「義務」になり、猛烈な「やらされ感」が出て、やっている方も楽しくなくなってくる
・「ほぼ日刊」にすると、「義務感」や「やらされ感」がほとんどなくなる
子どもの勉強でも、
同じことが言えますね。
毎日勉強なんてできるわけない。
「義務感」や「やらされ感」で勉強しても、
成績が伸びるはずがない。
やる気が出ない日は、
思い切って休むのもアリです。

私の子どもを見てると、
メリハリがすごいですね。
やる気スイッチが入った時は、
何時間でも平気で勉強します。
でも疲れた時は、
「今日は寝る」ってさっさと止める。
受験勉強はマラソンみたいなもの。
どこかでペースを緩めないともたない。
子どもが受験勉強する時は、
ほぼ日刊くらいのペースが良いです。
まとめ
成績が良い子と悪い子の差は何か?
勉強法を知っているかどうかです。
本書は多くの勉強法が書かれていますが、
個人的に役立つと思ったのはコチラ(↓)
・第1章:自分なりの勉強法を確立し、計画的に取り組む
・第2章:身近な専門家や教師の情熱に触れ、苦手科目に興味が芽生え認識が変わる
・第3章:無知の知勉強法(自分が知らないことを知り、それを潰していく)
・第4章:基本を網羅すれば、成績上位10%に入れる
・第5章:鉄骨ビル勉強法(全体→細部の順で知識を構築していく)
・第6章:人に教えることで学ぶ
・第7章:「ほぼ日刊」で続ける方が心理的負担が少なく、継続しやすい
私の子どもも言われてみれば、
似たような勉強をしていますね。
だからSAPIXで成績上位5%を、
ずっとキープ続けているのかも。
でもこの先もキープできるかは、
正直わかりません。
いずれ躓くこともあるだろう、
と思って本書を読みました。

勉強ができない理由、
遺伝要素に求めがちです。
それもゼロじゃないけど、
実は環境要因が原因だったりする。
勉強法も環境要因の1つだけど、
子どもが自ら知る機会は乏しい。
つまり、
親や先生が教えるかどうかで、
子どもの成績は左右されるのです。

いま勉強が苦手な子どもは、
勉強法を知らないだけかもしれない。
もし勉強法を知っていれば、
子どもの成績は伸びるのに。
もったないですよね。
勉強が苦手。
勉強が嫌い。
成績を伸ばしたい。
このようなお悩みをお抱えの方は、
いますぐ本書をお買い求めください。
本書のお値段は1,760円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
・勉強脳
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学5年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
