はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
X(旧Twitter)で、
株クラのポストを毎日見てます。
株クラ=株式投資クラスタの略語。
ネット上での投資グループの集まり。
人によって目標額は違うけど、
多くの人が目指すのは資産1億円。
いわゆる億り人になり、
FIREを夢見て日々投資に励んでます。
株クラを見ていると、
株を頻繁に売買するポストを見かけます。
「〇円で安く仕込んだ」
「×円で売って儲けた」
たしかに利益は出ているけど、
資産1億円達成は難しいです。
なぜ利益が出ているのに、
資産1億円達成が難しいのか?
毎回利益が出るわけじゃないから。
利益が出る時もあれば、
損失が出る時もあります。
せっかく利益が出ても、
税金が引かれます。
頻繁に売買を繰り返しても、
資産1億円を達成するのは、
一部の大当たりした投資家だけです。
大半の人は損失を出す確率が高い。
それでは困りますよね。
では、
どうすればいいでしょうか?
株を買ったらすぐに売らず、
長期運用をすればいい。
でも、
売り時を逃さないのか?
利益が出るとは限らないのでは?
と疑問に思う方にオススメなのが、
コチラの本です。
本書は米国の投資本の翻訳です。
米国株投資メインで書かれていますが、
日本株投資にも通じる内容です。
本書でオススメしているのは、
個別株の短期売買とは真逆の手法。
ズバリ、
長期のインデックス投資ですね。
この方法ならなぜ利益が出るのか?
短期売買ではダメなのか?
本書に詳しく書かれていますので、
これから少しだけ紹介しますね。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:バブルは崩壊し、市場は収縮するものなのか?
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・目指すのは完璧な運用ではない
・完璧な投資家などというものは存在しない
・重要なのは落とし穴を避けることだ
バブルに踊らされ、
投機に手を出して財産を失う。
昔からよく聞く話ですが、
残念ながら今でもいるのです。
なぜ他人の失敗例から学ばないのか?
短期間で一気に儲けたいと思うから。
投資は長期運用が原則。
時間をかけて資産を増やすもの。
長期運用を嫌い、
短期で儲けようとすると失敗する。
短期運用に手を出してしまうのは、
長期運用を待てないからですね。
投資はある意味で退屈なもの。
短期の誘惑に負けないか?
投資の勝敗を分けるポイントです。
第2章:じゃあ、「レアな真珠」を探せばいい?
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・プロの投資家なら株式市場で長期にわたって驚異的なリターンを得ることができるのだろうか?ほとんどのケースでは答えはノーだ。
SPIVAのデータを見ると、
よくわかります。
「S&P500vsアクティブファンド」
このレポートが通称SPIVAです。
SPIVAのデータはコチラです。
・プロが運用するアメリカの大型株ファンドのうち、過去1年の運用成績がS&P500を下回ったもの割合
<割合>
・過去1年:55%
・過去3年:86%
・過去10年:90%
プロでもS&P500に勝つのは難しい。
このデータを見たら、
S&P500に長期投資が合理的ですよね。
米国株に投資するなら、
個別株よりS&P500がオススメです。
第3章:個別銘柄かインデックスか?
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・”オマハの賢人”と呼ばれるこの大富豪が妻に遺す財産のほとんどを、バンガードが運用するS&P500に連動するインデックスファンドに投資せよ、と遺言の執行者に指示してある
オマハの賢人とは誰か?
ウォーレン・バフェット氏です。
投資の神様と言われる人であり、
世界三大投資家の一人です。
投資の神様が妻へ残す遺言、
危険な投機であるハズがない。
第2章でも書きましたが、
米国株投資ならS&P500がオススメです。
第4章:どうして株式と債券なのか?
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・デイトレードに関する研究では、カジノでルーレットに賭けるリスクよりリスクが高いという結論が出ている
デイトレードをしている投資家、
Xの株クラでよく見かけます。
デイトレードは儲からないから、
もったいないなぁと思いつつ。
↓の研究結果をご覧ください。
・アメリカで65,000人以上の投資家を分析
・市場で特に活発に活動した投資家のリターンは、特に何もしなかった投資家の半分だった
若者言葉で表すなら、
コスパ悪いですよね。
何もしない方がリターン見込めるなら、
何もしなければいい。
なぜこれができないのか?
退屈に耐えられないから。
いったん投資したら離れる。
忘れるくらいがちょうどいいです。
第5章:手っ取り早く金持ちになれるものか?
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・重要なのは、目の覚めるパフォーマンスを追い求めることじゃない。投資しつづけることだ
ハイパフォーマンスを続けるのは、
現実的に無理です。
株式市場には上昇期もあれば、
下落期もあります。
特に大暴落のような下落期に、
ハイパフォーマンスはまず無理です。
ハイパフォーマンスが出せず、
株式市場から退場する投資家もいる。
投資で大事なのは、
投資しつづけることです。
上昇期であっても下落期であっても、
一定金額を毎月投資する。
そうすれば複利効果が働き、
徐々に資産が増えるようになります。
ハイパフォーマンスを求めるほど、
危険な投機に手を出して資産を失う。
ハイパフォーマンスを求めないよう、
ご注意ください。
第6章:「情報」は収集すべきか?
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・投資という観点からいえば、このような不安感と長期投資は両立不可能ではない
このような不安感とは何か?
P.157に例が書かれています。
コチラをご覧ください。
暗い出来事を見ると、
不安感にかられますよね。
・ロシアのウクライナ侵攻
・ワシントンDCで暴動(死者も発生)
・新型コロナウィルス
・イランが支援する武装組織がサウジアラビアの製油所を攻撃
・アメリカが中国との貿易戦争を宣言
・北朝鮮が核実験を実施
・ロシアがアメリカの大統領選挙に不法に介入
・欧州連合がギリシャの経済支援要請を拒絶
・欧州中央銀行がマイナス金利を採決
・ボストンマラソンをテロリストが襲撃
もし10年前に株式市場へ、
1万ドル投資したら今どうか?
実は3万4千ドルに増えています。
年率13%以上の成長です。
不安になる出来事は今後も発生する。
でも投資を続ければリターンが出る。
暗い出来事を目にしても気にせず、
投資を続けることが大事です。
第7章:市場の「調整」にどう対処する?
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・株式市場につきものの変動に動じない姿勢を身につけないかぎり、投資に成功することは不可能だ
第5章で書きましたが、
株式市場には上昇期や下落期がある。
特に大暴落のような下落期に動じず、
慌てて売らないことが大事です。
第6章で書きましたが、
過去10年で暗い出来事が発生しても、
10年間投資し続ければリターンは出る。
投資で勝つには、
変動に動じないメンタルが必要ですね。
第8章:どうしてお金が増えないのか?
第8章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・金融プロフェッショナルの中には、中立的立場にはない者もいる
・彼らが提示する金融商品は、私たちの運用資産から一定の資金が安定的に彼らの懐に流れ込み、彼らが所属する金融機関の四半期業績を押し上げるように設計されている
投資をするには、
証券口座を開設する必要があります。
どの証券会社で開設すべきか?
ネット証券一択です。
対面の大手証券会社がNGな理由は、
手数料が高い商品をオススメするから。
つまり、
大手証券が儲かるように仕向けるから。
ネット証券は手数料が安いです。
さらに大手証券と違い、
営業をかけられることもない。
営業をかけられる商品は、
手数料の高い商品が多いのでご注意。
なるべく手数料を抑えることが、
私たちの利益増につながります。
第9章:けっきょく資産を増やすには?
第9章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・低コストの証券会社を使うメリットとデメリット
<メリット>
・経費率を一番低く抑えられる
・株式や債券のETFやインデックスファンドを自由に売買できる
・長期投資にぴったりである
<デメリット>
①誤った投資家行動を抑止する機能がない
②取引するために多少の事前学習が必要
③プロのアドバイスを受けられない
④市場が開いている時間帯に取引しなければならない
メリットは今までのまとめになるので、
割愛します。
デメリットについて、
個人的な見解を書きますね。
①はその通りですが、
②事前学習で防げる範囲の話ですね。
たとえば、
大暴落時に慌てて売らないのは、
投資本に書いてあります。
正しい投資本で事前学習すれば、
何も心配することないです。
③も事前学習すれば大丈夫です。
プロのアドバイスがなくても、
インデックス投資をならリターンは出る。
私もアドバイスを受けたことないけど、
↓の利益は出てます。
④市場が開いている時に投資するのは、
当たり前ですよね。
積立投資をすれば、
自動的に買い付けも可能です。
個人的には、
特にデメリットを感じないです。
ココで一番重要なのは②。
どのように事前学習するか?
投資本で事前学習すればいいけど、
どんな本を読めばいいかわからない。
そんな方には、
↓がオススメです。
子ども向けの投資本なので、
だれでも簡単に理解できます。
もし投資本の選択に迷うなら、
ぜひ参考にしてください。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:バブルは崩壊し、市場は収縮するものなのか?
・目指すのは完璧な運用ではない
・完璧な投資家などというものは存在しない
・重要なのは落とし穴を避けることだ
第2章:じゃあ、「レアな真珠」を探せばいい?
・プロの投資家なら株式市場で長期にわたって驚異的なリターンを得ることができるのだろうか?ほとんどのケースでは答えはノーだ。
・プロが運用するアメリカの大型株ファンドのうち、過去1年の運用成績がS&P500を下回ったもの割合
<割合>
・過去1年:55%
・過去3年:86%
・過去10年:90%
第3章:個別銘柄かインデックスか?
・”オマハの賢人”と呼ばれるこの大富豪が妻に遺す財産のほとんどを、バンガードが運用するS&P500に連動するインデックスファンドに投資せよ、と遺言の執行者に指示してある
第4章:どうして株式と債券なのか?
・デイトレードに関する研究では、カジノでルーレットに賭けるリスクよりリスクが高いという結論が出ている
・アメリカで65,000人以上の投資家を分析
・市場で特に活発に活動した投資家のリターンは、特に何もしなかった投資家の半分だった
第5章:手っ取り早く金持ちになれるものか?
・重要なのは、目の覚めるパフォーマンスを追い求めることじゃない。投資しつづけることだ
第6章:「情報」は収集すべきか?
・投資という観点からいえば、このような不安感と長期投資は両立不可能ではない
・ロシアのウクライナ侵攻
・ワシントンDCで暴動(死者も発生)
・新型コロナウィルス
・イランが支援する武装組織がサウジアラビアの製油所を攻撃
・アメリカが中国との貿易戦争を宣言
・北朝鮮が核実験を実施
・ロシアがアメリカの大統領選挙に不法に介入
・欧州連合がギリシャの経済支援要請を拒絶
・欧州中央銀行がマイナス金利を採決
・ボストンマラソンをテロリストが襲撃
第7章:市場の「調整」にどう対処する?
・株式市場につきものの変動に動じない姿勢を身につけないかぎり、投資に成功することは不可能だ
第8章:どうしてお金が増えないのか?
・金融プロフェッショナルの中には、中立的立場にはない者もいる
・彼らが提示する金融商品は、私たちの運用資産から一定の資金が安定的に彼らの懐に流れ込み、彼らが所属する金融機関の四半期業績を押し上げるように設計されている
第9章:けっきょく資産を増やすには?
・低コストの証券会社を使うメリットとデメリット
<メリット>
・経費率を一番低く抑えられる
・株式や債券のETFやインデックスファンドを自由に売買できる
・長期投資にぴったりである
<デメリット>
①誤った投資家行動を抑止する機能がない
②取引するために多少の事前学習が必要
③プロのアドバイスを受けられない
④市場が開いている時間帯に取引しなければならない
まとめ
本書を一言でまとめるなら、
「S&P500に投資せよ」ですね。
プロの投資家でも、
S&P500のリターンを上回るのは難しい。
ましてや素人がデイトレに励んでも、
資産を減らすだけ。
米国株に投資するなら、
S&P500に投資するのが合理的です。
1つだけ注意点を挙げるなら、
いかなる時も投資を続けること。
世界情勢が不安定になろうが、
株式市場が大暴落になろうが。
慌てて売れば損するだけだし、
投資から退けばリターンはない。
不安な出来事を振り返っても、
過去10年ではリターンが出ている。
何があっても愚直に投資を続ける。
投資はメンタル勝負です。
ここまでの投資の鉄則を理解すれば、
だれでも投資でリターンを狙えます。
あとは投資を始めるだけですが、
始める前に事前学習が必要。
世の中に投資本が溢れてるけど、
一番のオススメは子ども向けの投資本。
誰でも簡単に理解できますし、
危険な投資も書かれていない。
書いてあったら出版できないですよね。
コチラをご覧ください(↓)
長期投資のメリット、
これでお分かりいただけましたか?
まだモヤモヤするようなら、
いますぐ本書をお買い求めください。
S&P500がなぜオススメなのか?
詳しいデータと説明が書かれています。
ブログでは紹介しきれないので、
ぜひ本書でご確認ください。
本書に書かれたことを実践すれば、
↓くらいのリターンは夢じゃない。
私自身もS&P500に投資してますし、
プロのアドバイスは一切受けていません。
投資本から学び、
ネット証券で自ら購入しただけ。
その購入を愚直にずっと続け、
今日に至る感じです。
投資セミナーに行く必要はないし、
私がオススメすることもない。
投資本の方がコスパ良いので、
いますぐ本書をお買い求めください。
本書のお値段は1,320円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)