【中学受験に向いてる子 向いてない子: 現役の中学・高校教員が教える! 子どもの可能性をつぶさない進路ガイド】感想・レビュー

はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『中学受験に向いてる子 向いてない子: 現役の中学・高校教員が教える! 子どもの可能性をつぶさない進路ガイド』
「中学受験って本当に必要なの?」
そう思いながらも、
周りが動き出すと焦りを感じませんか?
・塾の広告
・SNSの合格」告
・ママ友の会話
「受験して当たり前」の空気に飲まれ、
深く考えないまま走り出してしまう。
ですが、
ここで立ち止まらないと後悔します。

もし中学受験が子どもに合わなければ、
どうなるか?
膨大な勉強量に疲弊し、
親子関係がギクシャクしてしまう。
もし合格しても、
入学後に燃え尽きることもある。
中高一貫校に入れば安泰と思っていたら、
勉強についていけず自信をなくすことも。
受験はゴールではなく、
その後6年間の入口にすぎないのです。

では、
どうすればいいでしょうか?
中学受験とわが子との相性を、
見極めること。
私立向きか?
公立一貫校向きか?
中学受験向きか?
高校受験向きか?
ここを間違えると、
努力が報われない競争に巻き込まれる。
この見極めの参考になるのが、
コチラの本です。
『中学受験に向いてる子 向いてない子: 現役の中学・高校教員が教える! 子どもの可能性をつぶさない進路ガイド』
得意・性格・学び方・モチベーション、
ますは子どもの特性を冷静に見る。
そして、
・中学受験と高校受験の違い
・中学受験の向き不向き
・中学入学後に伸びる子の特徴
本書で学んで見極める。
こうすれば、
子どもの特性に合った進路を選べる。
中学受験をすべきか迷う方は、
本書をぜひご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:中学受験の「今」
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・私立と公立「避けては通れない決定的な違い」
<ポイント>
①私立の入試対策としては、基礎知識のインプット量と演習量が結果を大きく左右する
②公立中高一貫校は、塾での対策だけでなく、普段の授業への理解度・主体的な姿勢・協働する力などを含めた総合的な準備が求められます
③私立は「試験当日の得点による選抜」が基本となり、公立は「試験内容に加えて日々の学校生活からも人物を総合的に評価する選抜」となる
私立入試は、
とにかく当日の得点がすべて。
だからこそ、
・基礎知識のインプット量
・演習量
・解くスピードと正確性
これらがダイレクトに反映されます。

実際に取り組んで感じるのは、
学習量の多さが想像以上であること。
特に理科・社会は、
もはや中学範囲の先取りレベル。
算数に至っては、
学校算数と完全に別世界。
大人でも難しい問題を
小学生が解いている現実。
演習量を積まないと、
本当に太刀打ちできません。
私立受験は、
良くも悪くも学力一本勝負です。

一方、
公立中高一貫校は別タイプ。
・教科横断型の問題
・思考力や表現力重視
・面接
・学校での評価(内申)
単純な知識量だけでは通用しません。
私立型の勉強に慣れている子ほど、
問題形式の違いに戸惑う。

さらに悩ましいのが、
内申点の評価基準が見えにくい点。
「何点分なの?」
と正直ブラックボックスに感じることも。
日頃の授業態度や協働性も、
評価対象になります。
いわゆる学校優等生タイプが、
有利なのかなと感じます。

私立or公立中高一貫の選択は、
どちらが合うかの問題。
実際、
こんな話も聞きます。
・優等生タイプではない
・内申点が期待しにくい
・だから私立一本に絞る
これは珍しい話ではありません。
逆に、
内申点が期待できる子は、
あえて中学受験しないケースも。
公立中でも内申点が期待できるから、
高校受験で十分だと。
中学受験は、
偏差値だけでは語れない世界。
わが子のタイプを見極めることが、
最初の重要な一歩かもしれません。
第2章:中学受験の「その先」、考えたことありますか?
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・入学前は頭にはなかった「中学以降で必要な5つの力」
<5つの力>
①授業を受けて、そこで得た知識、情報、伝達事項を把握する力→把握力
②授業で配布された資料やプリントを自分で整理して持って置く力→整理力
③日々の宿題、課題、定期テストに向けてすべきことを逆算して計画する力→計画力
④計画したことをやる気に頼らず実行していく力→実行力
⑤実行した後、結果から次に向けて改善する・対策を立てる力→改善力
これを見て思ったこと。
あれ?
受験で全部やってきたことでは?
・塾で授業を受ける
・テキストを管理する
・宿題をこなす
・テスト勉強を計画する
・結果を振り返る
中学では、
これを自分主導でやるだけですよね。

それでも崩れる子が多い理由は何か?
理由はとてもシンプル。
塾がなくなり、
親の口出しも減る。
つまり、
管理役がいなくなるからです。
受験期は、
塾と親がナビゲーター。
でも入学後は、
いきなり完全自走を求められる。
ここでペースを崩し、
最初の定期テストで失速。
自信をなくし、
さらに下降して悪循環に…
この流れ、
決して珍しくありません。

中学生なんだから自立してほしい。
その気持ちは分かります。
でも、
入学直後から完全自立は難しい。
現実的なのは、
最初の定期テストまでは伴走すること。
・課題の確認
・テスト範囲の把握
・スケジュールの見える化
ここを軽く支えるだけでも、
スタートダッシュが変わります。

もちろん、
ずっと管理する必要はありません。
①〜⑤を子どもが回せるようになったら、
少しずつサポートを減らす。
この移行がスムーズだと、
中学以降も伸び続ける子になりやすい。
中学受験はゴールではなく、
学び方を身につける通過点。
その視点で見ると、
合格後の関わり方も変わってきます。
第3章:中学受験に向いている子
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・【中学受験に向いている子①】受験勉強を楽しめる
<ポイント>
①一つ目のタイプは「知識欲のある子」。知識欲を存分に満たしてあげられる環境を整えてあげるのがいい。
②二つ目のタイプは「勝ち負けのある活動が好きな子」。集団塾でお互いに切磋琢磨し合うような仲間のいる環境ではより力を発揮することができる。
③中学受験期に「嫌だな」「学びたくないな」と思いながら学んできた子たちが、受験という関門を突破した後、解放感から全く勉強しなくなる
・新しいことを知るのが楽しい
・難しい問題にワクワクする
・「もっと知りたい」が原動力
こういう①知識欲のある子は、
受験勉強のボリュームにも耐えやすい。
環境さえ整えれば、
自分から伸びていきます。

順位や偏差値を見て、
悔しさや闘志が湧くタイプ。
こういう②勝負が好きな子も、
厳しい受験勉強に耐えやすい。
たとえば、
SAPIXのような集団塾では、
同レベルの子同士で切磋琢磨します。
・順位を気にする
・負けると悔しがる
・次は上を狙う
このサイクルが回る子は、
自然と伸びていきます。

③受験勉強を嫌々やってきた子、
これは要注意ですね。
我慢/ストレスを抱えて受験すると、
合格後に一気に反動が来る。
・勉強しなくなる
・成績が急落する
・自信をなくす
こうなると、
中高一貫校でも安心できません。
中高一貫校は、
自動的に高校進学できるとは限らない。
基準に届かなければ、
外部受験になるケースもあります。
想定外の高校受験は、
本人にも家庭にも負担が大きい。

もし受験勉強を極端に嫌がるなら、
中学受験を選ばないのも一つの判断。
高校受験で伸びる子も、
たくさんいます。
大事なのは、
周りがやっているからではなく
わが子に合う道を選ぶこと。
中学受験は手段であって、
目的ではありません。
子どもが前向きに学べるか。
ここが一番の判断基準かもしれません。
第4章:高校受験に向いている子
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・【高校受験に向いている子③】帰国子女ではないけれど英語が得意
<ポイント>
・帰国子女でない英語を強みとする子が、その力を中学入試で活かせる機会はまだ少ないのが現状
・高校受験では英語はどの学校においても入試科目となっており、合否を左右するといわれるほど重要な位置を占めます
・英語を頑張ってきた子の頑張りを結果に結びつけやすいのが、高校受験なのです
言われてみると、
確かに納得ですね。
最近は、
・小学校で英語が教科化
・英語塾に通う子が増加
・小学生で英検に挑戦
こうした流れもあり、
英語が得意な子は確実に増えています。

でも、
中学受験では英語力を活かせない。
中学受験は基本4科目。
国語・算数・理科・社会です。
つまり、
どれだけ英語を頑張っても、
得点に反映されない。
ここに、
中学受験と英語のミスマッチがある。

英語が得意な子にとって、
高校受験は実力を発揮しやすい舞台。
ほぼすべての高校で、
英語は入試科目です。
得意な英語力が点数に反映されて、
合格ラインに近づく。
もし子どもが英語好き/得意なら、
高校受験を視野に入れるのもアリ。
得意分野を活かせるルート選びが、
子どもにとって幸せかもしれません。
第5章:親ができる「最高のサポート」
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・上手くいく人だけが知っている「親の在り方」【1】学ぶ
<ポイント>
・「自分から学ぶ子」を育てる親の習慣には共通点がある
・その共通点とは、「親が日頃から学ぶ姿を子どもに見せていること」
・親が普段から学んでいる姿を見て、子どもは学ぶことに対する特別感がなくなります
本質を突いていると感じました。
親が何もせずに、
「勉強しなさい」と言うだけでは、
子どもはなかなか動きません。
むしろ反発したくなるのが自然ですよね。

親が本を読んだり、
新しいことを学ぶ姿を見ると、
子どもの意識に刷り込まれる。
学ぶことは当たり前。
日常生活の一環になる。
ここで大事なのは、
親が学ぶ内容は何でもいい点。
読書でも資格の勉強でも、
仕事に関する学び直しでもOK。
親も学んでいるという事実そのものが、
子どもへのメッセージになります。

中学受験のサポートを通じて、
私自身も学ぶ機会が増えました。
国語や算数の丸つけをして、
間違えた問題は実際に解き直します。
正直、
算数は解けない問題もあります。
そんなときは解説を読み、
「なるほど~」と学び直す。
すると子どもは、
「親も勉強してる」と感じるようです。

自分が解けなかったのに、
親が解けると悔しがることもあります。
でもその悔しさが、
自分も解きたいという意欲につながる。
親が完璧である必要はなく、
一緒に学ぶ姿勢を見せるだけでいい。
それだけで家庭の中に、
学ぶのが当たり前という空気が生まれる。
これこそが、
自走できる子につながるのでしょうね。
第6章:私立中教員が教える「失敗しない志望校の選び方」
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・学校ウェブサイト「パーフェクト活用術」【4】「進路」で出口の傾向を知る
<ポイント>
①まず見るべきは、合格実績ではなく、卒業生の進路状況です
②入試形態別合格者が出ている学校では、どのような入試形態での合格者が多いのかもポイント
③「大学附属校」や「系属校」の場合、「附属大学への内部進学者数」と「他大学への進学者数」にも注目
まず①について。
私大の合格実績は、
あくまで参考程度に見ます。
というのも、
1人で複数校に合格すると、
その数がすべてカウントされるから。
延べ人数が大きく見えやすいんですね。

その点、
私が見るのは国公立大学の合格実績。
国公立は日程が限られており、
何校も同時に受けることができません。
さらに、
合格すればそのまま進学する子が多い。
だからこそ、
実態に近い数字が見えやすいです。

②の入試形態別実績については、
正直あまり注目していませんでした。
大学入試には一般選抜以外に、
学校推薦型や総合型選抜があります。
最近は、
これらで約半数が入学するのも事実です。
志望大学や学部が、
それらの選抜を実施してるとは限らない。
進路方針によって変わるので、
そこまで重視しないのが率直な感想です。

③について、
実はとあるポイントに注目してます。
附属・系属校の場合、
どの学部に何人進めるのかが非常に重要。
もし希望学部への枠がないなら、
その学校を選ぶ理由自体が弱くなる。
枠があっても人数が極端に少なければ、
内部競争はかなり激しくなります。

そう考えると、
附属校に進めば安泰というわけではない。
場合によっては、
あえて附属ではない学校を選び、
大学受験で本命を狙う方がよいです。
入学=ゴールではなく、
その先の進路まで見て選ぶ。
この視点を持つだけで、
志望校選びの精度はグッと上がりますね。
まとめ
中学受験前に見極めたいのが、
受験の向き不向きです。
知識欲が強い子、
勝負が好きな子は中学受験と相性がいい。
一方、
受験勉強を嫌々続けた子は、
入学後に反動で失速しやすい。
英語が得意な子は、
高校受験の方が努力を点数を取れます。
帰国生でない限り、
中学受験に英語の試験はない。
中学受験or高校受験、
子どもの相性との見極めが大事です。

中学受験をすると決めたら、
私立or公立中高一貫の選択になります。
私立と公立中高一貫の受験、
求められる力や評価軸が異なるので。
私立は当日の得点がほぼすべて。
知識量・演習量・スピード・正確性。
理社は先取りが当たり前、
算数は学校内容とは別次元。
努力量がそのまま点数になる。
良くも悪くも学力一本勝負の世界です。

一方、
公立中高一貫は思考力や表現力に加え、
面接や内申などを含めた総合評価です。
日頃の授業態度や協働性も見られ、
優等生タイプが強みを発揮しやすい。
どちらが優れているかではなく、
わが子のタイプに合うか否かが重要です。

中学受験をするなら、
親の関わり方も大切です。
「勉強しなさい」と言っても、
子どもは反発するだけ。
親自身が学ぶ姿を見せる方が、
実は効果的です。
“学ぶのが普通”の空気が生まれると、
子どもは自然と勉強します。

中学受験の志望校選びでは、
合格実績より進路実績が大事です。
私立は1人の複数合格がカウントされ、
実際の進路より数字が大きくなる。
国公立なら1人1学部なので、
進路実績の実態が見えやすい。
もし附属校希望なら、
内部進学の実態や学部枠まで要確認。
もし希望学部に進学が難しいなら、
附属校にあえて進学しないのもアリ。

中学受験で見落としがちなのが、
合格後の学校生活。
受験期は塾と親が管理役ですが、
入学後は自走が前提になります。
と言われてもいきなり自走できず、
最初の定期テストで失速する子は多い。
だからこそ最初だけ伴走し、
徐々に手を離す移行が重要です。

こうしたリアルな視点を、
体系的に学べるのが本書です。
わが子に合う進路を考えたい家庭ほど、
一度目を通す価値のある一冊です。
本書のお値段は1,650円、
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・中学受験に向いてる子 向いてない子: 現役の中学・高校教員が教える! 子どもの可能性をつぶさない進路ガイド
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学5年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)



