はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
先日、
併塾に関する記事を書きました。
SAPIXのクラスメートで、
3人に2人が春季講習で塾を掛け持ち。
ウチは掛け持ちしてませんが、
教育熱心のご家庭は多いようです。
コチラの記事なりますので、
ご興味あればぜひご覧ください。

この記事でも書いたのですが、
併塾って本当に必要でしょうか?
お金の問題も気になるけど、
子どもの体調やメンタルも気になる。
そんなに勉強できるの?
ここまでやらないとダメなの?
子どもの体調とメンタルは大丈夫?
中学受験勉強で潰れてしまったら、
元も子もないですよね。

では、
どうすればいいでしょうか?
併塾しなくてもいいように、
家庭学習で補えればいい。
でも、
どうやればいいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
通塾なしで開成合格?
という驚きの本です。
厳密には小6の後半だけ、
NN開成に通ったようです。
それでも週1なので、
週4の通塾からすれば異端ですよね。

最低限の通塾で、
なぜ開成に合格できたのか?
本書の秘訣を読むと、
併塾に関するヒントも見えてきます。
必ずしも併塾する必要ない、
工夫次第で家庭学習で十分補える。
子どもの体の負担も減るし、
親の金銭的な負担も減りますね。
塾に通っていても参考になるので、
ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:「通塾なし」中学受験のはじまり
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・生活の中で身についた計算力
<お風呂での数字ゲーム>
①倍々ルール:1,2,4,8,16.32…
②二乗ルール:1,4,9,16,25,36…
③素数ルール:2,3,5,7,11,13…
①~③のルール、
ゲーム感覚で覚えた方が良いですね。
規則性の問題を見ていると、
①~③に基づく問題が多々見られる。
問題文を見ながら数字を羅列した際、
ルールがパッと浮かぶと簡単に解ける。
SAPIXの場合だと、
③100以内の素数は暗記ですね。

ちなみにルールではないのですが、
SAPIXでは他にも暗記推奨があります。
それは、
3.14×○の計算結果を暗記すること。
円の問題で3.14計算は必須だし、
筆算は時間がかかるからです。
私の子ども、
3.14×1ケタなら暗記してますね。
算数は暗算が早いほど、
考える時間が増えるので有利です。
3.14×1ケタを下に書いたので、
ぜひご活用ください。
① 3.14×1=3.14
② 3.14×2=6.28
③ 3.14×3=9.42
④ 3.14×4=12.56
⑤ 3.14×5=15.7
⑥ 3.14×6=18.84
⑦ 3.14×7=21.98
⑧ 3.14×8=25.12
⑨ 3.14×9=28.26
第2章:中学受験における「自走」の意味
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「自走」についてのよくある誤解
<よくある誤解>
①親は一切手を出さない
②子ども自身が計画を立てる
③モチベーションが常に高い
④できないことも1人で乗り越えられる
⑤子どもがすべて自分1人で判断して取り組める
<本来の「自走」>
①親が適切な環境を与える
②親が明確なゴールと道筋を示す
③モチベーションに左右されない
④つまづいた時のサポート体制がある
⑤上記の条件が揃った上で、自分1人で勉強に取り組める
よくある誤解に書かれている内容、
その通りですね。
子どもはまだ小学生なのに、
①~⑤が1人でできるハズがない。
私も周りの親に聞いてみたけど、
子ども1人では誰もできていない。
子どもはまだ小学生。
親のサポートは必須です。

なので、
本来の「自走」を考えるのが適切です。
私も概ね同じ方針ですが、
③だけ少し違いますね。
モチベーションが低い時、
無理に勉強させないようにしてます。
今日はもう寝よう。
頭がスッキリした状態の方が覚えやすい。
終わらない分は○日かけてやればいい。
親の役割はモチベーターかな、
と思ってやってますね。
第3章:「自走」を叶えた8つの仕組み
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・<解説>を大切にする
<ポイント>
①解説が詳しい問題集を選ぶ
②正解以外の選択肢や解き方にも目を向ける
③単位や意味の違いを重視する
①解説が詳しい問題集を選ぶ
解説が詳しい問題集は、
親子双方にオススメですね。
解説が詳しくないと、
子どもが自力で勉強するのは難しいので。
たとえばSAPIXの解説、
かなり簡素で子どもにはわかりにくい。
親が解説を見て教える必要があり、
結構大変ですね。
本書で紹介されている教材、
リンク貼っておきますね。
もし自宅学習教材をお探しの場合、
ぜひ参考にしてみてください。
<国語>
・中学入試 国語 塾技100 (中学入試 塾技)
・高校入試を制する国語「選択問題」の解き方の基本
<算数>
・中学受験を成功させる 熊野孝哉の「場合の数」入試で差がつく51題+17題 改訂5版
(「場合の数」以外にも種類があるので↑のリンクからご覧ください)
・特進クラスの算数
②正解以外の選択肢や解き方にも目を向ける
正解以外の選択肢、
私も子どもに解説してますね。
たとえば4択問題、
正解の答え以外の3つも解説します。
国語の選択肢は、
どこが間違ってるのか説明します。
選択肢は本文の言い換えなので、
本文と照らし合わせればわかる。
・選択肢は「本文の言いかえ」である
・多くの子どもが犯してしまうミスは、「選択肢同士をくらべて」選んでしまう
・「選択肢と本文をくらべて」選ぶ
コチラの本がわかりやすいので、
ご興味あればぜひご覧ください。

理科社会の場合、
間違いの選択肢から学べることもある。
たとえば本書の例(↓)
正解はイです。
でも、
他は何のお米が有名ですか?
問題 :コシヒカリの主な産地は生産地はどこ?
選択肢:ア 秋田県 イ 新潟県 ウ 宮城県 エ 北海道
SAPIXのテストで見直しの際、
私も他選択肢の話はしますね。
たとえば、
↓の感じですね。
選択肢の数だけ知識が増えるので、
ぜひ取り入れてみてください。
ア(秋田県):あきたこまち
ウ(宮城県):ひとめぼれ(昔は「ササニシキ」が有名)
エ(北海道):ななつぼし(「ゆめぴりか」も有名)
③単位や意味の違いを重視する
算数の解説について、
本書に書かれています。
解説の式の数字の意味や単位等、
何が具体的にわからないのか?
子どもが説明できるように訓練すると、
実力がつくそうです。

ウチでは算数の宿題、
私が答え合わせをしています。
SAPIXの算数が宿題量が多く、
解くだけで子どもが疲れ果てるから。
間違えた問題の解説を見て、
私が子どもに教えますね。
本書のやり方はやってないので、
今後は方針変換しようかな。
第4章:中学受験「時間」と「お金」の節約術
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・親が教えられなくても問題なし
字面を鵜呑みしなうよう、
ご注意ください。
まったく教えないという意味ではなく、
解説を見れば教えられるという意味です。
つまり、
解説を見て教えるだけで良ければ、
親が解けなくても問題ないってこと。
これができる条件は、
解説が詳しい問題集で勉強することです。

SAPIXだと当てはまらないので、
ご注意ください。
まず解説が簡素だったり、
書かれていない問題もあります。
解説でわからない時は、
テキスト読んだりネットで調べます。
結構時間がかかるので、
親の負担はかなり大きいです。

親が教えられない家庭はどうするか?
併塾している家庭もありますね。
併塾は課金ゲームに陥るけど、
各家庭の事情があるので否定はできない。
併塾は別記事に書きましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。

第5章:おうち勉強法「合格貢献度」ベスト10
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・第6位 YouTube「理科・社会」最強説
<内容>
・理科/社会はとにかくYouTube、移動時はとにかくYouTube
<目的>
・プロに任せて視覚でインプット&親がラクできる
理科に関しては、
私も動画で学ぶことに賛成派です。
テキストに書かれた文字を読むより、
実験動画を見た方が理解しやすい。
SAPIXにも理科の動画はあり、
子どもがたまに見てますね。

社会に関しては、
今のところ動画で学んでないですね。
本書を読むと、
歴史を習いだしたら動画はアリかも。
まだ地理しか習ってないので、
地理なら地図帳の方がオススメです。
筆者のオススメYouTubeはコチラ(↓)
ぜひ参考にしてみてください。
第6章:「おうち勉強」の疑問解決Q&A
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・子供を叱ったことはありますか?
<ポイント>
①勉強の内容については叱らない
②勉強への「態度」については叱る
私と似てますね。
私も①は叱らない。
授業で一度習っただけで、
全部できるようになるハズがない。
同じ問題を2回間違えた場合、
どう教えれば子どもは理解できるか?
教え方を変えたりして、
あれこれ試行錯誤してますね。

②は私も叱ります。
私が叱る理由は、
塾に自分で行きたいと言ったから。
私は中学受験しなくても良い派なので、
塾に通わなくても良いと思ってます。
自分で通うと言ったからには、
塾の勉強をしっかりこなさないと。

ウチの場合、
↓の要領でスケジュールを組みます。
私は子どもの計画を聞き、
進捗を確認するのがメインです。
たとえば叱る場面、
Youtubeの見過ぎやマンガの読みすぎで、
勉強時間に追われる時ですね。
なぜ先に勉強しないのか?
終わったらいくらでもできるのに。
・1週間でやるべき宿題量を聞く
・1日単位だとどの科目をどこまでやるか聞く
・休憩する前にどの科目をどこまでやったか聞く
親の役割はモチベーターだと思ってます。
モチベーションを引き上げるだけで、
子どもが勉強するなら苦労しない。
叱らざるを得ない時もある。
ただしずっと叱り続けるのはダメ。
この匙加減は難しいけど、
教育虐待の本を読んで自制してますね。
コチラの本がわかりやすいので、
ご興味あればぜひご覧ください。

第7章:「逆転合格」への道のり
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・小学6年生夏時点での開成テスト
<テスト結果>
・早稲田アカデミー開成中オープン模試:偏差値42.5
・サピックス 改正オープン:偏差値40.3
小6夏時点で、
合格可能性20%だったようです。
これが逆に良かったのかな、
と個人的には思いましたね。
あまり高すぎると油断するので。
別の本で読んだのですが、
↓のように書かれてました。
<理由>
・3ヶ月前に第一志望の合格率が80%など、あまり高い値が出てしまうと、子どもはどうしても慢心してしまう
・入試3ヶ月前にピークが来ても意味がない
合格率が高すぎると、
もう1つ心配なことがあります。
それが不合格だった場合、
本人のモチベーションへの悪影響。
模試では成績良かったのにナゼ?
となりかねない。
逆に合格率が低い方が、
不合格でも仕方ないかと割り切れる。
コチラの本が参考になりますので、
ご興味あればぜひご覧ください。

まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:「通塾なし」中学受験のはじまり
・生活の中で身についた計算力
<お風呂での数字ゲーム>
①倍々ルール:1,2,4,8,16.32…
②二乗ルール:1,4,9,16,25,36…
③素数ルール:2,3,5,7,11,13…
① 3.14×1=3.14
② 3.14×2=6.28
③ 3.14×3=9.42
④ 3.14×4=12.56
⑤ 3.14×5=15.7
⑥ 3.14×6=18.84
⑦ 3.14×7=21.98
⑧ 3.14×8=25.12
⑨ 3.14×9=28.26
第2章:中学受験における「自走」の意味
・「自走」についてのよくある誤解
<よくある誤解>
①親は一切手を出さない
②子ども自身が計画を立てる
③モチベーションが常に高い
④できないことも1人で乗り越えられる
⑤子どもがすべて自分1人で判断して取り組める
<本来の「自走」>
①親が適切な環境を与える
②親が明確なゴールと道筋を示す
③モチベーションに左右されない
④つまづいた時のサポート体制がある
⑤上記の条件が揃った上で、自分1人で勉強に取り組める
第3章:「自走」を叶えた8つの仕組み
・<解説>を大切にする
<ポイント>
①解説が詳しい問題集を選ぶ
②正解以外の選択肢や解き方にも目を向ける
③単位や意味の違いを重視する
①解説が詳しい問題集を選ぶ
<国語>
・中学入試 国語 塾技100 (中学入試 塾技)
・高校入試を制する国語「選択問題」の解き方の基本
<算数>
・中学受験を成功させる 熊野孝哉の「場合の数」入試で差がつく51題+17題 改訂5版
(「場合の数」以外にも種類があるので↑のリンクからご覧ください)
・特進クラスの算数
②正解以外の選択肢や解き方にも目を向ける
・選択肢は「本文の言いかえ」である
・多くの子どもが犯してしまうミスは、「選択肢同士をくらべて」選んでしまう
・「選択肢と本文をくらべて」選ぶ

問題 :コシヒカリの主な産地は生産地はどこ?
選択肢:ア 秋田県 イ 新潟県 ウ 宮城県 エ 北海道
ア(秋田県):あきたこまち
ウ(宮城県):ひとめぼれ(昔は「ササニシキ」が有名)
エ(北海道):ななつぼし(「ゆめぴりか」も有名)
第4章:中学受験「時間」と「お金」の節約術
・親が教えられなくても問題なし

第5章:おうち勉強法「合格貢献度」ベスト10
・第6位 YouTube「理科・社会」最強説
<内容>
・理科/社会はとにかくYouTube、移動時はとにかくYouTube
<目的>
・プロに任せて視覚でインプット&親がラクできる
第6章:「おうち勉強」の疑問解決Q&A
・子供を叱ったことはありますか?
<ポイント>
①勉強の内容については叱らない
②勉強への「態度」については叱る
・1週間でやるべき宿題量を聞く
・1日単位だとどの科目をどこまでやるか聞く
・休憩する前にどの科目をどこまでやったか聞く

第7章:「逆転合格」への道のり
・小学6年生夏時点での開成テスト
<テスト結果>
・早稲田アカデミー開成中オープン模試:偏差値42.5
・サピックス 改正オープン:偏差値40.3
<理由>
・3ヶ月前に第一志望の合格率が80%など、あまり高い値が出てしまうと、子どもはどうしても慢心してしまう
・入試3ヶ月前にピークが来ても意味がない

まとめ
なぜ通塾しなくても、
開成に受かったのか?
筆者の教育方針が良いから。
この一言に尽きますね。
小学生ができる自走を目指して、
親がその方向へ導く。
子どもの努力も凄いけど、
親の環境作りが成功要因ですね。

ウチは通塾してるけど、
とても参考になりますね。
筆者の教育方針を取り入れれば、
併塾しなくても大丈夫だと感じたので。
親の教え方を工夫したり、
YouTubeを活用したりすれば補える。
再現性のあるやり方なので、
だれでも簡単に実践できますね。

塾無し受験をお考えの方。
塾の費用を抑えたい方。
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中学受験は課金ゲームではない。
コスパの良いやり方もある。
塾の費用を最小限に抑えて、
志望校に合格できれば家計も助かる。
子どもの学力も伸びるし、
メリットしかないですよね。
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本書のお値段は1,760円、
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この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学5年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
