(2025/3/9更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
「どうすれば国語で点数取れるの?」
子どもにこう聞かれて、
困ったことありませんか?
算数は公式を教えれば解ける。
理科や社会は知識を覚えれば解ける。
でも、
国語の文章題を解く公式はないし、
知識を覚えても解けない。

国語の文章題なんて、
文章の中に答えがある。
それを探せばいいだけ。
公式も知識も必要ない。
とにかく文章を読むべし。
…と考えていると、
国語の点数は伸びないです。

なぜ得点が伸びないか?
親御さんならわかりますよね。
子どもの頃を思い出してください。
文章は読めたけど、
テストでいつも満点取れましたか?
おそらく違いますよね。

文章は読めるのに、
選択問題で間違えてしまう。
文章は読めるのに、
記述問題で思うように点が取れない。
だれでも一度は経験あるけど、
何が原因なのでしょうか?
実は、
文章を読めていると錯覚して、
きちんと読めていないのです。
何となく文章を読み問題を解いても、
国語の点数は伸びない。

では、
どうすればいいでしょうか?
国語の点数を伸ばすために、
正しい読み方を学べばいい。
でも、
どうやって学べばいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
正しい文章の読み方とは何か?
本書を読むとよくわかります。
少しだけヒントを書くと、
文章の精読です。
国語の間違いで多いのが、
文章の読み間違いや思い込み。
自分の主観を抜きにして、
文章を客観的に読めるか?
今まで意識していなかった方、
ぜひご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:(このキホンで読解力が上がる)正しく読む力で、国語がずっと得意になる!
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・こんな「読みグセ」は直しましょう
<読みグセ>
①言葉の読み落としが多い
②前の内容と結びつけながら読めない
③語彙や知識が足らず、内容が理解できていない
④思い込んで文章の内容を勝手に捻じ曲げる
私の子どもの課題、
④ですね。
国語で間違えた理由を聞くと、
文章に書かれてない解釈を言い出す。
本書にこう書かれてますが、
よく見ら得る傾向ですね。
・読み間違え
・主観による、当て勘解法
あくまで国語は、
問題文に書かれていることを答える。
たとえば、
選択肢は本文の言い換えです。
○×を主観で考えるのではなく、
問題文に書かれているかで考える。
もし国語の成績が良くない場合、
間違いの原因が④かどうか確認する。
子どもに聞けばすぐわかるので、
ぜひお試しください。
第2章:(国語力の土台になる)毎日10分は、本を読もう
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
<P.56>
・「文字の多い本」へと誘うコツ
<コツ>
①「挿絵が多め」の児童書を読む
②「ほとんど文字の本」へシフトする
③「海外の作品」も読んでおこう
④「字の小さい、ページの多い本」を読む
⑤「科学系の本」を読む
<例>
①『かいけつゾロリ』『おしりたんてい』
②『ぼくは王さま』、『はれときどきぶた』
③『エルマーのぼうけん』
④『怪盗レッド』
⑤『科学漫画サバイバル』
①~③は本書に書かれていた例です。
私の子どもが昔ハマったのは、
①『おしりたんてい』
②『はれときどきぶた』も読んでました。
③『エルマーのぼうけん』は、
なぜかハマらなかったけど。。

④~⑤は私の子どもが読んでいる本です。
④で紹介されていたのは、
角川つばさ文庫の本。
本屋の文庫コーナーに行けば、
子ども向けの小説が売ってます。
私の子どもがハマっているのは、
『怪盗レッド』
物語文を読む練習にもなるし、
ちょうどいいかなって思ってます。

⑤で紹介されていたのは、
科学系の本でした。
昔は図鑑を読んでいたけど、
最近は『科学漫画サバイバル』
理科の知識勉強にもなるし、
ちょうどいいかなって思ってます。
私の子どもは④や⑤を読み始めると、
30分くらい集中して読みますね。
読書する子の方が国語は有利。
ぜひ読書習慣をつけましょう。
第3章:(押さえておきたいのはココ!)正しく読むための「5つのポイント」
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・ポイント④語彙や一般常識は、不足していないか?
<問題例>
・朝が来た。よく晴れている。( )の鳴き声が聞こえる。
ア:はと
イ:うぐいす
ウ:すずめ
エ:からす
実際は他にも問題があり、
4つの文にア~エを当てはめます。
大人ならすぐわかるけど、
子どもは意外とわからないものです。
私の子どもに4問やらせたけど、
全問正解ではなかったですね。
語彙や一般常識を知らないのは仕方ない。
その都度覚えればいい。
もし国語のテストが悪かったら、
語彙や一般常識も確認すると良いです。
第4章:(実践!精読トレーニング①)「一文」を正しく読む
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「文と文のつながり」を理解しながら読む
<例題>
朝八時に家を出た。( )、正午に目的地に到着した。
<意味>
ア せっかく家を出たのに、到着が遅くなった。
イ 朝八時に家を出たおかげで、早く到着できた。
ウ その日の行動を、順番に従って報告している。
<ア~ウの意味にするには、どの接続語を当てはめるか?>
そして だから しかし
前後は同じ文章なのに、
接続語を入れると意味が変わる。
接続語のトレーニングに、
ちょうどいい文章ですね。
接続語が苦手な子は、
選択肢を1つずつ当てはめがち。

前後の文章関係から接続語を考え、
同じ仲間の選択肢を探すのが正しい。
文章がきちんと理解できていれば、
前後がどのような関係かもわかる。
接続語が苦手な子どもは、
文章の精読力アップが必要ですね。
第5章:(実践!精読トレーニング②)「短い文章」を正しく読む
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・ポイント①「段落」や「場面の内容」を理解する
<ポイント>
①「要点」と「具体例」を読み分ける
②話の「切れ目」を意識する
③「文章の展開」を意識する
子どもは目の前の文章を、
ひたすら追いかけるように読みがち。
このような読み方をすると、
文章の全体把握ができないのです。

文章の全体把握をするのに、
どうすればいいか?
私が子どもに教えたのは、
PREP法です。
PREP法とは何か?
コチラです。
言葉で何かを伝えたい時、
PREP法なら最短4行で伝えられます。
・P:Point(主張)
・R:Reason(理由)
・E:Example(具体例)
・P:Point(結論)
このPREP法、
国語の問題文を読む時も役立ちます。
問題文を段落単位でとらえた時、
PREP法のどれに該当するか?
国語の問題文で、
単純な構造パターン例を書きます。
真ん中に例が3つあり、
その前後に筆者の主張が書かれている。
①「要点」と「具体例」を読み分け、
③「文章の展開」を意識すれば、
問題文の全体把握ができます。
・第1段落:Point(主張)&Reason(理由)
・第2段落:Example(具体例①)
・第3段落:Example(具体例②)
・第4段落:Example(具体例③)
・最終段落:Point(結論)
他には、
このようなパターンもあります。
第5段落で、
②話の「切れ目」があります。
長文にありがちですが、
文章の中で話題が変わります。
接続語に頼らなくても、
文章を読めば構造判断はできる。
・第1段落:Point(主張A)&Reason(理由)
・第2段落:Example(具体例①)
・第3段落:Example(具体例②)
・第4段落:Example(具体例③)
・第5段落:Point(主張B)&Reason(理由)
・第6段落:Example(具体例①)
・第7段落:Example(具体例②)
・第8段落:Example(具体例③)
・最終段落:Point(ABを踏まえた結論)
国語の問題を解く時は、
まず文章の全体把握が大事です。
文章の全体把握ができれば、
問題文を読んで迷うこともない。
どこに書いてあったかな?
と探さなくてすみますね。
ここに書いてあるハズ、
と文章構造から推測できます。
少し目線を上げ、
文章の全体像把握をするよう、
ぜひ子どもに教えましょう。
第6章:(実践!精読トレーニング③)「長文」を正しく読む
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・子どもと対話しながら、読んでみましょう
<子どもへの問いかけ観点>
①文の組み立て(主語、述語がわかっているか?)
②語句の意味(言葉の意味がわかっているか?)
③指示語(指し示す言葉がわかっているか?)
④内容(登場人物の「心情」や、お話の「因果関係」がわかっているか?)
⑤要約(文章の内容を「簡潔」に言えるか?)
間違えた箇所について、
何が原因なのか?
新小5になっても、
意外と①がわかってない時もある。
主語が省略されているケースだと、
全然違う主語を言ったりするし。
②は知らなければ仕方ないけど、
③~⑤で躓くと国語の点数は伸びない。

SAPIXの国語の答え合わせをしながら、
私も子どもと対話してます。
問題文が長くて読むのが大変だけど、
読まないと原因分析ができない。
子どもの答えと解答を見比べ、
①~⑤で何が違っているかを見る。
そして①~⑤のポイントを教えると、
なぜ間違えたのか子どもは理解する。
SAPIXで国語の点が上がるのを見ると、
効果はあるんだろうなと思いますね。
親の負担は大変だけど、
わが子のために頑張りましょう。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:(このキホンで読解力が上がる)正しく読む力で、国語がずっと得意になる!
・こんな「読みグセ」は直しましょう
<読みグセ>
①言葉の読み落としが多い
②前の内容と結びつけながら読めない
③語彙や知識が足らず、内容が理解できていない
④思い込んで文章の内容を勝手に捻じ曲げる
・読み間違え
・主観による、当て勘解法
第2章:(国語力の土台になる)毎日10分は、本を読もう
<P.56>
・「文字の多い本」へと誘うコツ
<コツ>
①「挿絵が多め」の児童書を読む
②「ほとんど文字の本」へシフトする
③「海外の作品」も読んでおこう
④「字の小さい、ページの多い本」を読む
⑤「科学系の本」を読む
<例>
①『かいけつゾロリ』『おしりたんてい』
②『ぼくは王さま』、『はれときどきぶた』
③『エルマーのぼうけん』
④『怪盗レッド』
⑤『科学漫画サバイバル』
第3章:(押さえておきたいのはココ!)正しく読むための「5つのポイント」
・ポイント④語彙や一般常識は、不足していないか?
<問題例>
・朝が来た。よく晴れている。( )の鳴き声が聞こえる。
ア:はと
イ:うぐいす
ウ:すずめ
エ:からす
第4章:(実践!精読トレーニング①)「一文」を正しく読む
・「文と文のつながり」を理解しながら読む
<例題>
朝八時に家を出た。( )、正午に目的地に到着した。
<意味>
ア せっかく家を出たのに、到着が遅くなった。
イ 朝八時に家を出たおかげで、早く到着できた。
ウ その日の行動を、順番に従って報告している。
<ア~ウの意味にするには、どの接続語を当てはめるか?>
そして だから しかし
第5章:(実践!精読トレーニング②)「短い文章」を正しく読む
・ポイント①「段落」や「場面の内容」を理解する
<ポイント>
①「要点」と「具体例」を読み分ける
②話の「切れ目」を意識する
③「文章の展開」を意識する
・P:Point(主張)
・R:Reason(理由)
・E:Example(具体例)
・P:Point(結論)
・第1段落:Point(主張)&Reason(理由)
・第2段落:Example(具体例①)
・第3段落:Example(具体例②)
・第4段落:Example(具体例③)
・最終段落:Point(結論)
・第1段落:Point(主張A)&Reason(理由)
・第2段落:Example(具体例①)
・第3段落:Example(具体例②)
・第4段落:Example(具体例③)
・第5段落:Point(主張B)&Reason(理由)
・第6段落:Example(具体例①)
・第7段落:Example(具体例②)
・第8段落:Example(具体例③)
・最終段落:Point(ABを踏まえた結論)
第6章:(実践!精読トレーニング③)「長文」を正しく読む
・子どもと対話しながら、読んでみましょう
<子どもへの問いかけ観点>
①文の組み立て(主語、述語がわかっているか?)
②語句の意味(言葉の意味がわかっているか?)
③指示語(指し示す言葉がわかっているか?)
④内容(登場人物の「心情」や、お話の「因果関係」がわかっているか?)
⑤要約(文章の内容を「簡潔」に言えるか?)
まとめ
国語の成績を伸ばすために、
まずは読書習慣から始めましょう。
文章を読むこと自体が苦手では、
国語の成績は上がらない。
第2章で紹介した本を、
①から順に読むと慣れていきます。
①~③が低学年、
④~⑤中学年向きですね。
<P.56>
・「文字の多い本」へと誘うコツ
<コツ>
①「挿絵が多め」の児童書を読む
②「ほとんど文字の本」へシフトする
③「海外の作品」も読んでおこう
④「字の小さい、ページの多い本」を読む
⑤「科学系の本」を読む
<例>
①『かいけつゾロリ』『おしりたんてい』
②『ぼくは王さま』、『はれときどきぶた』
③『エルマーのぼうけん』
④『怪盗レッド』
⑤『科学漫画サバイバル』
読書習慣が身についたら、
国語の文章を読みましょう。
その時にやってはいけないのが、
読み間違えや主観による当て勘。
国語のテストは、
問題文に書かれた内容を答えるから。
読み間違えや主観による当て勘は、
間違いの原因になる。
文章を素直に読めるよう、
普段から精読の訓練が必要です。

精読ができるようになったら、
文章の全体把握を心がけましょう。
文章の要点は何か?
各段落の役割は何か?
PREP法を意識しながら読むと、
文章構造が見えてきます。
PREP法はコチラなので、
ぜひ参考にしてみてください。
・P:Point(主張)
・R:Reason(理由)
・E:Example(具体例)
・P:Point(結論)
ここまで来たら文章題を解き、
親子で答え合わせしましょう。
間違いの原因は何か?
①~⑤のどれに当たるか?
②は知識の問題なので仕方ないけど、
他は考え方を教える必要がある。
文章を読む親の負担は大きいけど、
効果はあるのでぜひお試しください。
・子どもと対話しながら、読んでみましょう
<子どもへの問いかけ観点>
①文の組み立て(主語、述語がわかっているか?)
②語句の意味(言葉の意味がわかっているか?)
③指示語(指し示す言葉がわかっているか?)
④内容(登場人物の「心情」や、お話の「因果関係」がわかっているか?)
⑤要約(文章の内容を「簡潔」に言えるか?)
国語の点数が伸びない時、
親は本当に悩みますよね。
こうすれば点が取れる、
という解き方を親も知らないから。
何となく文章を読み、
何となく問題に解答する。
親が昔に習ってないから、
子どもに教えようがない。

でも本書を読めば、
国語の解き方がわかります。
本書で解き方を学び、
ぜひ子どもに教えましょう。
本書の内容をマスターすれば、
国語の点数は上がりますね。
国語は傾斜配点の学校が多いので、
中学受験で優位に立てます。
国語で点数を稼げれば、
中学受験の合格確率は上がりますね。

国語が苦手な方。
国語の得点を伸ばしたい方。
中学受験のご予定がある方。
いますぐ本書をお買い求めください。
本書のお値段は1,540円、
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この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
