はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
中学受験の塾に通い始めると、
親の負担がかなり大きくなります。
塾の送り迎えとか、
塾の宿題を見たりとか。
週末になれば、
学校説明会や文化祭に行くことも。
全部やるなんて無理!
と言いたいところですが、
全部やらないと合格は遠のきます。
その理由はなぜか?
子どもが小学生だからです。
高校受験や大学受験になれば、
子どもができる範囲が広がります。
塾の送り迎えは不要になったり、
自分から勉強できるようになる。
学校説明会は親と一緒が良いけど、
文化祭は友達同士でも行ける。
でも、
中学受験の場合は難しいです。
塾の送り迎えが必要なケースもあるし、
自分から勉強する子も少ない。
学校説明会や文化祭は、
親と一緒に行くしかない。
親のサポートを減らしてしまうと、
手厚い家庭の子に勝てない。
これでは困りますよね。
では、
どうすればいいでしょうか?
親がサポートすべき範囲を知り、
ムダなく効率よくサポートすればいい。
でも、
どうすればいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
タイトルにある通り、
中学受援に占める親の影響は大きい。
子ども1人で太刀打ちできるハズがなく、
親のサポートが欠かせない。
サポート範囲は多岐にわたりますが、
闇雲に全力を注ぐと親も疲弊する。
どのタイミングでどうサポートすべきか?
本書に書かれています。
これから中学受験をお考えの方。
現在中学受験の塾に通われている方。
ぜひ本書をご覧ください。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:親世代とこんなに違う!今どきの中学受験事情
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・求められる思考力は学校によって異なる
学校が求める思考力、
過去問を見るとよくわかります。
本書では算数の例が書かれており、
大きく2種類にわかれるそうです。
2種類はコチラ(↓)
問題数が多ければ①重視?
それほど多くなければ②重視?
あくまで個人的な考え方なので、
ひとつの目安になればと。
①計算などの処理能力
②ある条件の中から設問に対する答えを求める思考力
入試は偏差値で決めるのではなく、
過去問との相性で決めるものです。
過去問との相性が良ければ、
学校が求めている思考力があるから。
入学後のことを考えると、
楽しい学校生活が送れると考えてます。
学校選びに迷ったら、
過去問から相性を確認すると良いです。
第2章:難関校合格を引き寄せる頭のいい塾の使い方
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・未知の難問に挑んでいけるのが本当の頭の良さ
未知の難問例として、
算数の問題が書かれています。
たとえばAという数値を求め、
それを利用してBという答えを出す。
他にはAとBという数値を並列的に求め、
その両方を使ってCという答えを出す。
未知の難問を解くポイント、
↓のように書かれてます。
・まず問題文で何がわかっているのか
・そこから最初にわかることは何か
・それがわかると次に何がわかるのか
・解答を導き出すには何が必要で、それを知るには何がわかればいいのか
↑はSAPIXのテストを見ると、
実感できますね。
たとえば算数のテスト、
最後の問題は難問が多い。
見たことのない問題だけど、
塾で学んだ知識を使えば解ける。
ポイントのように自分なりに考え、
答えを導く必要がある。
見たことないから解けない、
では難関高合格は難しい。
私の子はまだ↑のレベルに達してない。
今後の課題ですね。
第3章:中学受験を決めたらまず考え、決めておくべきこと
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・中学受験を通して、”一生モノ”の力を与えられる
本書に書かれているのは、
スケジュール管理です。
スケジュール管理しないと、
学力は伸びないからです。
SAPIXに入塾して驚いたのが、
宿題の量です。
大量の宿題が毎週出されるので、
スケジュール管理しないと終わらない。
さらにテスト勉強も必要なので、
効率良くやらないと終わらない。
小学生にここまでやらせる必要ある?
という意見もわかります。
私も最初はそう思いましたが、
将来を考えると決して悪くない。
社会に出て仕事をすれば、
スケジュール管理は必須になる。
管理できないと仕事が終わらず、
評価も給料も上がらない。
スケジュール管理を覚える、
ちょうどよい機会ととらえています。
最初はスケジュール管理できないので、
親がやらないとダメです。
でも私は徐々に、
スケジュール管理を子どもに任せてます。
同じスケジュールを毎週繰り返すうちに、
1日でこれだけ勉強すれば間に合う、
というのがわかってきたようです。
1日の終わりに親がチェックし、
未消化がないか確認すれば大丈夫ですね。
親もずっと管理はできないので、
子どものうちに身につけてほしいです。
第4章:学力急上昇の切り札「家庭教師」の使い方
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・家庭教師を併用するなら”週1日”がいい
<家庭教師の役割>
・受験勉強をいかに効率的にやるかというアドバイスする
・塾の授業で理解があいまいだった部分をきちんと定着させ、試験で使える状態にする
塾のスケジュールを踏まえれば、
家庭教師は週1日が限界ですね。
SAPIXだと小6の前半は週3、
後半は週4になります。
塾の宿題や受験勉強を考えたら、
家庭教師に割ける時間は少ない。
では、
どの科目を教えてもらうか?
家庭によりけりでしょうが、
私の周りで多い意見は国語です。
算数/理科/社会は親が教えられても、
国語を教えるのは難しいです。
特に記述式を教えるのが難しい。
子どもの記述の採点事態に悩むし、
記述の仕方を教えるのも悩む。
親が習ってないケースも多く、
どう書けば高得点が取れるかも不明。
国語専門の家庭教師に教わる方がいい、
とパパ友や塾講師経験者は言います。
小6になったら検討しようかな、
と考えてます。
第5章:親が必ずすべき習慣、やってはいけない習慣
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・テレビ、スマホ、ゲームはなるべく遠ざける
いずれも子どもが熱中してしまい、
時間を奪われるものですね。
時間制限を設けてもムダ。
一度ハマったらやめられない。
テレビを見る子は最近減りましたが、
スマホやゲームは買わないのがベスト。
私は子どもに買い与えていません。
子どもがゲームを持つ家庭を見ると、
親がゲーム好きなことが多いです。
親子で楽しみたい気持ちはわかるけど、
止まらなくなる。
私も昔はゲーマーでしたが、
子どもが産まれる前に捨てました。
ゲーム欲しいと言われて、
最近困ってますが。。
他に私が最近気をつけているのは、
親のデバイスです。
親のスマホを子どもが使えないよう、
パスワードをかけるのは必須。
スマホだけでなく、
パソコンやタブレットもご注意。
パソコンやタブレットもゲームできるし、
YouTubeも見られる。
親のデバイスを使わせないよう、
ご注意ください。
第6章:苦手がなくなる[学年・科目別]実践対策
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・苦手なら「マインドマップ」を試そう
マインドマップとは何か?
↑がわかりやすいのでご覧ください。
暗記すべきものを覚えてから、
それらのつながりを書く。
社会でも使えますが、
理科で効果的と本書に書かれてます。
理科の具体例は、
本書のP.180~181をご覧ください。
私の子どもは理科が得意ではないので、
試してみようかと思ってます。
第7章:Q&Aでよくわかる中学入試の悩みと解決法
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
<Q>
・理科の「植物」「天体」などの単元が苦手で、本人もそれを自覚して「嫌い」といってやろうとしません。どうやって学習を促せばいいでしょうか?
<A>
・「必ずしも理科の暗記は膨大な量ではない」ということを、少しずつ教えてあげる
・入試に出るのは身近な限られた動植物である
・落ち着いて問題文を読めば、暗記しなければならない問題はそれほど多くない
私の子ども、
Qとまったく同じこと言いますね。
理科にあまり興味がないので、
覚えるのが苦痛に感じるようです。
Aのような話はしたことないので、
今度実践してみます。
ちなみに、
勉強以外から学ぶこともやっています。
たとえば植物なら植物園、
動物なら動物園で観察します。
「塾で習ったことが書いてある」
なんて説明書き見ながら話しますね。
天体だと地方で夜空を見たり、
JAXA関連のニュースを話題にしたり。
子どもは興味を持てば自然と学ぶので、
きっかけを与える行動を心がけてます。
第8章:無理なくムダなく進む合格までのスケジュールの立て方
第8章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・上位クラスに入ることの意味
下のクラスに入ると上がりにくい、
と本書に書かれています。
クラスに応じた授業をするため、
下は簡単な解法のみ教えるケースもある。
クラス分けテストは全員共通なので、
下は習ってないことも出題される。
たしかに不利だなと思いますね。
では上のクラスに入れば安泰か?
残念ながら違います。
上のクラスに入れても、
下のクラスに落ちることはあります。
私が重視しているのは、
成績上位5%以内をキープできるか?
キープできれば上位クラスにいて、
さまざまな解法を学べます。
成績上位5%の考え方、
↓の本で学びました。
ご興味あればぜひご覧ください。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:親世代とこんなに違う!今どきの中学受験事情
・求められる思考力は学校によって異なる
①計算などの処理能力
②ある条件の中から設問に対する答えを求める思考力
第2章:難関校合格を引き寄せる頭のいい塾の使い方
・未知の難問に挑んでいけるのが本当の頭の良さ
・まず問題文で何がわかっているのか
・そこから最初にわかることは何か
・それがわかると次に何がわかるのか
・解答を導き出すには何が必要で、それを知るには何がわかればいいのか
第3章:中学受験を決めたらまず考え、決めておくべきこと
・中学受験を通して、”一生モノ”の力を与えられる
第4章:学力急上昇の切り札「家庭教師」の使い方
・家庭教師を併用するなら”週1日”がいい
<家庭教師の役割>
・受験勉強をいかに効率的にやるかというアドバイスする
・塾の授業で理解があいまいだった部分をきちんと定着させ、試験で使える状態にする
第5章:親が必ずすべき習慣、やってはいけない習慣
・テレビ、スマホ、ゲームはなるべく遠ざける
第6章:苦手がなくなる[学年・科目別]実践対策
・苦手なら「マインドマップ」を試そう
第7章:Q&Aでよくわかる中学入試の悩みと解決法
<Q>
・理科の「植物」「天体」などの単元が苦手で、本人もそれを自覚して「嫌い」といってやろうとしません。どうやって学習を促せばいいでしょうか?
<A>
・「必ずしも理科の暗記は膨大な量ではない」ということを、少しずつ教えてあげる
・入試に出るのは身近な限られた動植物である
・落ち着いて問題文を読めば、暗記しなければならない問題はそれほど多くない
第8章:無理なくムダなく進む合格までのスケジュールの立て方
・上位クラスに入ることの意味
まとめ
「塾に通いたい」と言われた時、
私は戸惑いました。
私自身に中学受験経験がないから。
中学受験勉強がどんなものかわからない。
どうサポートすればよいかもわからない。
でも数年後に中学受験はやってくる。
いまから中学受験について学ばないと。
こんな思いから、
中学受験関連の本を読み漁ってます。
本書を読み子どもの勉強を見て思うのは、
親がサポートしないと中学受験はムリ。
自分から勉強なんてしない。
勉強計画も立てられるハズがない。
志望校を決められず入試対策もできない。
親がサポートしない中学受験なんて、
夢のまた夢の話なのです。
親が勉強するように仕向ける。
親が勉強計画を立てる。
親が過去問との相性から志望校を絞る。
最初は親主体になっても仕方ないです。
まだ子どもは小学生ですから。
中学受験をする小6の終わりまでには、
親→子どもへ徐々に移行できればいい。
私の子どもは小4ですが、
勉強計画から徐々に任せつつあります。
それが子どもの成長につながるし、
中学受験で身につくスキルですよね。
中学受験の結果はどうなるか?
もちろんわかりません。
仮に全滅であったとしても、
私は良いと思ってます。
公立中学に進学すれば良いし、
中学受験勉強は無駄にならない。
むしろ公立中学に進学すれば、
受験勉強の分だけアドバンテージがある。
成績上位5%以内に入りやすく、
高校/大学受験で難関校だって狙える。
中学受験で人生決まるわけじゃない。
気軽にやればいいと思ってます。
とは言うものの、
もし全滅なら子どもは落ち込むでしょう。
全滅の可能性も頭に入れつつ、
そうならないようにサポートはしたい。
本書は令和最新版なので、
これから中学受験をする方にオススメ。
親が何をすべきか?
最新の受験傾向に沿って準備できます。
親がどうサポートすべきか不明な方は、
今すぐ本書をお買い求めください。
親のサポートがうまくいかず、
子どもが不幸になっては困ります。
何のために中学受験をするのか?
子どもの将来を考えてですよね?
合格した場合のシナリオ。
不合格だった場合のシナリオ。
結果はどちらになっても、
子どもが幸せな人生を送れるよう、
親のサポートは必須です。
この点に不安があるなら、
ぜひ本書をお買い求めください。
親としてできる限りのサポートをして、
子どもの成長を見守りましょう。
本書のお値段は1,892円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)