お金の教育

【国民健康保険料が高すぎる!-保険料を下げる10のこと】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

国民健康保険料が高すぎる!-保険料を下げる10のこと

皆さんは、
国民健康保険に加入していますか?

いまは会社の健康保険に加入中でも、
退職後に国保へ加入の方もいますよね。

何も知らずに国保へ加入すると、
国保の高さに驚くかもしれません。

健康保険は労使折半なので、
従業員の保険料負担は半分です。

それでも高いと思うかもですが、
退職すれば労使折半は無くなります。

仮に任意継続した場合、
健康保険料は2倍になります。

では国保なら安いか?
2倍の健康保険より高いことも。

これは加入者の違いによるものです。

健康保険は現役社員が多いので、
健康な人が多い。

一方で国保は高齢者が多いので、
病気がちの人が多い。

国保の医療費がかさみ、
保険料が高くなるのはこれが理由です。

保険料の高い国保に加入したくない。
でも他に加入できる健康保険がない。
何とかして国保の保険料を下げたい。

↑の悩みをお持ちの方にオススメなのが、
コチラの本です。

国民健康保険料が高すぎる!-保険料を下げる10のこと

本書を読むと、
主に↓が書かれています。

本書で主に書かれていること

・国保の制度詳細
・国保以外の保険加入方法
・国保の下げ方

一番良いのは、
高い国保に加入しないこと。

どうしても加入の場合、
保険料を下げる方法がいくつかある。

知らない術もあると思うので、
保険料でお悩みの方はぜひご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログでご紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:保険料が高い!

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.27

・国保には扶養の概念がない

会社員が退職する場合、
3つの選択肢が書かれています。

退職後に加入する保険の選択肢

①健康保険の任意継続
②国民健康保険
③被扶養者

一番良いのは③ですね。

家族で健康保険加入者がいるなら、
その扶養に入ることです。

保険料負担なしなのが、
一番のメリットですね。

ただし、
扶養へ入るには年収制限があるので、
ご注意ください。

次に考えられる選択肢は、
①ですね。

健康保険の任意継続、
↓の制度になっています。

扶養の概念があるのが、
任意継続のメリットですね。

健康保険の任意継続

・保険期間 :最長2年間
・保険料  :退職後は2倍になる(退職前は労使折半なので)
・扶養の概念:ありなので、扶養家族の保険料は不要

①or③に該当しない場合、
②となります。

保険料は任意継続並みに高いうえ、
扶養の概念がないのがデメリット。

扶養の人数分の上乗せがあり、
さらに保険料が高くなりがちです。

国民健康保険料は高いので、
退職時にご注意ください。

第2章:国保料を下げたい時にやるべき・知るべき「10のこと」

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.112

・職種別「国保」に入れないか

<国民健康保険の種類>
①居住地の自治体で加入する国保
②業種ごとに組織される国保

本書に書かれているのは、
②です。

②は所得に影響されない、
「定額保険料」の設定が多いそうです。

所得が高くなるほど、
①より保険料が下がるそうです。

②加入要件は厳しいそうですが、
加入できれば保険料が下がります。

個人事業主で①加入の方は、
②を検討すると保険料が下がるかも。

第3章:本当にあった「差し押さえの事例」

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.137

・配偶者との死別、離婚を機に滞納に陥る

離婚を機に、
金銭面で苦境に陥るケースがあります。

収入減→税/保険料の滞納になり、
差し押さえになるケースです。

軽減や分納が通るかは、
市区町村や税務署次第なのが実情。

死別は避けられませんが、
離婚はなるべくしない方がいいです。

個々の事情でどうしても離婚する場合、
金銭の事前準備は必須なので要注意です。

第4章:本書でしか読めない防衛術8

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.150

・給与全額や、特定の公的給付の差し押さえは違法

給与や公的給付といった一定の財産は、
全額の差し押さえが禁じられています。

国税徴収法の第75条~78条にあるので、
↑のリンクからご確認ください。

しかし本書を見ると、
違法な差し押さえが行われています。

もし違法に差し押さえられたら、
法律をもとに解除を求めましょう。

泣き寝入りしたら、
生活が成り立たないですよね。

第5章:皆保険を残すために、そしてあなたが健康でいられるように

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.177

・保険診療を減らすべきか?

病院にたむろする高齢者を見ると、
医療の無駄を感じます。

早期発見・早期治療の方が、
トータルで医療費はかからない。

これ自体は否定しないけど、
頻繁に通う人の保険料は上げるべきかと。

通院が一定回数を超えたら、
自己負担額を上げるとか。

安易に病院へかかる例が多すぎるので、
これを減らす施策が欲しいですね。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:保険料が高い!

P.27

・国保には扶養の概念がない

退職後に加入する保険の選択肢

①健康保険の任意継続
②国民健康保険
③被扶養者

健康保険の任意継続

・保険期間 :最長2年間
・保険料  :退職後は2倍になる(退職前は労使折半なので)
・扶養の概念:ありなので、扶養家族の保険料は不要

第2章:国保料を下げたい時にやるべき・知るべき「10のこと」

P.112

・職種別「国保」に入れないか

<国民健康保険の種類>
①居住地の自治体で加入する国保
②業種ごとに組織される国保

第3章:本当にあった「差し押さえの事例」

P.137

・配偶者との死別、離婚を機に滞納に陥る

第4章:本書でしか読めない防衛術8

P.150

・給与全額や、特定の公的給付の差し押さえは違法

第5章:皆保険を残すために、そしてあなたが健康でいられるように

P.177

・保険診療を減らすべきか?

まとめ

会社を定年退職した人に、
保険の話を聞いたことがあります。

国民健康保険料と、
健康保険の任意継続を比較してました。

国保の方が高いので、
任意継続を選択していましたね。

その方は家族の扶養もあったので、
扶養概念のない国保をやめたのかも。

一番良いのは、
誰かの被扶養者になること。

保険料を払わずに済むので、
これがベストです。

でも収入制限等で入れない場合、
職種別「国保」の道を探るのもアリ。

加入条件が厳しいようですが、
加入できれば国保より安くなるかも。

どうにも加入できない場合は、
国保に加入するしかない。

国保の保険料は高く、
支払いに苦慮する人もいるでしょう。

滞納し続けると、
差し押さえの可能性もある。

でも、
給与全額や公的給付の差し押さえは、
国税徴収法違反です。

もし差し押さえられたら、
法律をもとに交渉しましょう。

国保は高いけど、
工夫次第で下げられる。

今回は一部のみご紹介しましたが、
他にも下げるコツが書かれています。

国保が高くてお悩みの方、
いますぐ本書をお買い求めください。

少しでも保険料を下げ、
生活にゆとりが出ることを願ってます。

本書のお値段は1,012円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

国民健康保険料が高すぎる!-保険料を下げる10のこと

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)

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