はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
高校3年生のご家庭は、
もう進路を決めていますか?
①就職
②大学に進学
③短大/専門学校に進学
③の場合、
将来の夢を叶えるため、
進路を選ぶケースがあると思います。
夢を追う進路選択、
かなり危険なので要注意です。
なぜ危険なのか?
その夢が叶うとは限らないから。
もちろん、
全員の夢が叶うことは現実的にない。
でも、
大半の人の夢が叶わないとしたら、
進路選択自体が無意味になってしまう。
後ほど紹介しますが、
たとえば声優の専門学校。
声優になれる確率は決して高くない、
と現役の声優が言っています。
このような現実を知らないと、
せっかく進学しても無駄になってしまう。
では、
どうすればいいでしょうか?
夢への進路選択の実態を調べ、
もっと現実的な進路選択をすればいい。
でも、
どのように調べればいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
もし夢があったとしても、
大学進学が一番ベストな進路ですね。
たとえば、
大学には声優サークルがある。
もし声優になれなくても、
大卒で就職の選択肢が残る。
この方が現実的ですし、
親子ともに将来安心できますよね。
本書を読むとよくわかりますので、
進路を決める前にぜひご覧ください。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:高校生が知らないと損する進路と夢の関係
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・エヴァ声優「学校に行く時点で無理」
<ポイント>
・声優の専門学校に行けば何とかなるんでしょ、と思っている段階でもうダメ
・声優はなりたい人がなる仕事ではなく、選ばれた人がなる仕事
・1学年になりたいという人が数万人いても、その中の1番とか2番になれる要素がないとなれない。それが「選ばれる」ということ
声優の専門学校の例ですが、
かなり強烈ですよね。
ポイント部分、
エヴァの声優さんがインタビューで、
実際に語った内容の抜粋です。
声優業界を知っているからこそ、
厳しい意見ではあります。
でも、
現実を知る良い機会だと思います。
このような現実を知らず、
夢を追いかけ入学したらどうなるか?
インタビューを見る限り、
大多数が夢を叶えられずに終わる。
それなら、
別の進路を考えた方が現実的ですし、
他の分野で成功する確率も高い。
夢を追いかける進路が本当に良いのか?
子どもの進路相談の際、
現実的な判断をした方がいいですね。
第2章:夢以外で進路が選べる 普通の高校生が知ると得する進路の教養
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・大卒総合職は実績不要の見込み採用
<ポイント>
・圧倒的多数の大学生は、企業が求めるスキルなど持っていません
・インターンシップは、実施企業側もスキルを身に付けてもらうというより、広報の機会としてとらえていることが大半
・学生本人と企業、双方がうまくマッチするかどうか、その確認作業が面接
大卒の就職は、
新卒一括採用が大半です。
具体的には、
毎年企業が学生を面接し、
大量に採用するのです。
その面接で見ているのは、
学生のポテンシャルです。
面接で重視する上位項目、
コチラと書かれています。
・人柄
・自社への熱意
・今後の可能性
よく見るとお分かりの通り、
スキルはどこにも入っていません。
学生のポテンシャルを見て、
自社との相性を見ています。
しかも、
今は少子化で企業も人手不足です。
若さが武器になり、
何社も内定が出る学生も大量にいる。
特に夢やスキルがなくても、
大卒なら就職しやすいのでオススメです。
第3章:お金の面から進路を考える
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・大卒対高卒 生涯賃金はどう違う?
<生涯賃金(2022年時点)>
・大卒:男性=2憶4,740万円、女性=1億9,800万円
・高卒:男性=2憶300万円、女性=1億4,920万円
生涯賃金を考えたら、
絶対に大卒の方がお得です。
大卒と高卒の生涯賃金、
4,000万円~5,000万円くらい違う。
ちなみに、
大学の学費はコチラです。
生涯賃金と差し引いても、
大卒の方が絶対にお得ですよね。
・国公立;約245万円
・私立 :約469万円
私は子どもにこの話をして、
必ず大学進学するように言ってます。
4,000万円~5,000万円、
簡単に稼げる額じゃないです。
4,000万円~5,000万円を投資すれば、
さらにお金を増やすチャンスがある。
大学進学しないデメリットが大きすぎる。
そのように伝えています。
第4章:知ると得する大学オープンキャンパスと入試動向
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・行くと得するプログラム
<オープンキャンパスで参加した方がいいプログラム>
①入試解説講座
②模擬面接
③学部・学科の概要説明
④模擬授業
⑤キャリアセンター・就職課による就職状況の説明
⑥体験型プログラム
イマドキだなぁと思ったのが、
②模擬面接ですね。
昨今の大学受験、
総合型選抜や学校推薦選抜型の方が、
一般入試より多数を占める状況です。
総合型選抜や学校推薦選抜型では、
面接の実施が一般的です。
大学教授の模擬面接なので、
本番さながらの雰囲気が体験できる。
しかもフィードバックまである。
最近の子どもは恵まれてますよね。
大学進学の可能性が広がるので、
プログラムは参加した方がお得ですね。
第5章:知らないとしんどい大学入試の変化
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「E判定で人生オワタ」のウソ
<河合塾の判定割合>
①E判定は「下から20%」ではない
②「E判定がつく志願者は全体の60%」と公表している
③早い段階でD・E判定の志望大学を諦めるのはもったいない
E判定=①と誤解している人、
多いのではないでしょうか?
判定基準を見ればわかるように、
全体の半分以上がE判定です。
部活を引退する3年生の夏以降、
受験勉強に専念すると成績が上がる。
これを現役曲線と言うそうです。
特に公立高校の3年生の場合、
夏の時点でまだ全部習っていない。
私立の中高一貫校の場合、
高2の時点で高3まで終わっています。
双方の学生が模試を受けたら、
中高一貫校の方が有利に決まってる。
しかも浪人生も混ざれば、
公立の現役生はますます不利になる。
受験勉強に専念する夏以降が勝負。
慌てず受験勉強に励みましょう。
第6章:知ると得する短大・専門学校進学
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・国公立大に編入可能な短大
<公立短大で編入実績が特に高い大学>
・大月短期大学(山梨)
・三重短期大学
・大分県立美術文化短期大学
・山形県立米沢女子短期大学
・会津大学短期大学部(福島)
<私立短大で文系の国公立大学編入がトップ>
・新島学園短期大学(群馬)
<私立短大で理系の国公立大学編入がトップ>
・産業技術短期大学(兵庫)
短大を卒業後、
国公立大学の3年生に編入できます。
今回ご紹介したのは、
国公立大学への編入です。
他には系列大学へ編入できる短大も、
本書に掲載されています。
短大進学→4年制大学に編入し、
卒業すれば大卒になれる。
生涯賃金で大卒が有利なのは、
第3章に書いた通りです。
短大から4年制大学への編入、
詳しくは本書をご覧ください。
第7章:成績が普通でも明暗分かれる高卒就職
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・地味に広がる高卒就職サイトを使う
<高卒就職情報サイト>
・ジョブドラフトNavi
・アッテミー
・ハリケンナビ
・高卒JobNavi
<メリット>
・地域外の企業についても検索可能である
・地域内でも全国区企業の支店・工場進出に伴う求人情報が充実している
・給料や福利厚生などの条件を比較検討できる
高卒就職は1人1社制であり、
基本的に1社しか受けられません。
でも、
最近は上記の就職情報サイトがあり、
いろいろと調べることが可能です。
せっかく就職したのに企業風土が合わず、
退職したくないですよね。
詳細は上記のリンクからご覧ください。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:高校生が知らないと損する進路と夢の関係
・エヴァ声優「学校に行く時点で無理」
<ポイント>
・声優の専門学校に行けば何とかなるんでしょ、と思っている段階でもうダメ
・声優はなりたい人がなる仕事ではなく、選ばれた人がなる仕事
・1学年になりたいという人が数万人いても、その中の1番とか2番になれる要素がないとなれない。それが「選ばれる」ということ
第2章:夢以外で進路が選べる 普通の高校生が知ると得する進路の教養
・大卒総合職は実績不要の見込み採用
<ポイント>
・圧倒的多数の大学生は、企業が求めるスキルなど持っていません
・インターンシップは、実施企業側もスキルを身に付けてもらうというより、広報の機会としてとらえていることが大半
・学生本人と企業、双方がうまくマッチするかどうか、その確認作業が面接
・人柄
・自社への熱意
・今後の可能性
第3章:お金の面から進路を考える
・大卒対高卒 生涯賃金はどう違う?
<生涯賃金(2022年時点)>
・大卒:男性=2憶4,740万円、女性=1億9,800万円
・高卒:男性=2憶300万円、女性=1億4,920万円
・国公立;約245万円
・私立 :約469万円
第4章:知ると得する大学オープンキャンパスと入試動向
・行くと得するプログラム
<オープンキャンパスで参加した方がいいプログラム>
①入試解説講座
②模擬面接
③学部・学科の概要説明
④模擬授業
⑤キャリアセンター・就職課による就職状況の説明
⑥体験型プログラム
第5章:知らないとしんどい大学入試の変化
・「E判定で人生オワタ」のウソ
<河合塾の判定割合>
①E判定は「下から20%」ではない
②「E判定がつく志願者は全体の60%」と公表している
③早い段階でD・E判定の志望大学を諦めるのはもったいない
第6章:知ると得する短大・専門学校進学
・国公立大に編入可能な短大
<公立短大で編入実績が特に高い大学>
・大月短期大学(山梨)
・三重短期大学
・大分県立美術文化短期大学
・山形県立米沢女子短期大学
・会津大学短期大学部(福島)
<私立短大で文系の国公立大学編入がトップ>
・新島学園短期大学(群馬)
<私立短大で理系の国公立大学編入がトップ>
・産業技術短期大学(兵庫)
第7章:成績が普通でも明暗分かれる高卒就職
・地味に広がる高卒就職サイトを使う
<高卒就職情報サイト>
・ジョブドラフトNavi
・アッテミー
・ハリケンナビ
・高卒JobNavi
<メリット>
・地域外の企業についても検索可能である
・地域内でも全国区企業の支店・工場進出に伴う求人情報が充実している
・給料や福利厚生などの条件を比較検討できる
まとめ
夢も金もない高校生の進路、
大学進学がオススメですね。
大卒で就職活動なら、
ポテンシャル採用なのでスキル不要。
高卒より大卒の方が、
生涯賃金が4,000~5,000万円高い。
大学の学費が奨学金だったとしても、
その額は数百万程度。
どう考えても、
大学進学がお得ですよね。
昔に比べれば、
大学進学しやすい環境です。
少子化が進んでますし、
大学側も学生確保に四苦八苦。
総合型選抜や学校推薦選抜型が、
半分以上を占めるのを見ればわかる。
両選抜は面接が基本ですが、
最近は模擬面接をする大学もある。
オープンキャンパスで実施らしいので、
志望大学の情報は必ず調べた方がお得。
もし一般受験で目指す場合、
模擬試験の判定にご注意ください。
たとえば河合塾のE判定、
全体の60%を占めています。
下位20%ではないので、
志望校を諦めるのはまだ早い。
現役生は3年の夏以降に、
成績が急上昇する現役曲線がある。
粘り強く受験勉強して、
ぜひ大学進学を目指してほしいです。
ここまでは大学進学メインですが、
本書は短大/高卒も書かれてます。
これが他の本にはない特色で、
とても参考になりますね。
4年制大学に編入実績のある短大とか、
高卒の就職情報サイトとか、
皆さんが知らない情報が満載です。
進路に悩む高校生のご家庭は、
いますぐ本書をご覧ください。
3年生の秋になると、
進路を決める必要があります。
個人的には大学進学がオススメだけど、
個々の事情で別の道を選ぶケースもある。
どのような進路を選択したとしても、
自分にとって何が一番お得な進路なのか?
夢を追うのもいいけど、
現実的な進路は何か?
本書を読めば、
高校3年生はベストな進路を選択できる。
その結果、
将来路頭に迷うことなく、
自立した生活を送れるようになる。
親子にとって、
望ましい未来ですよね。
進路選択を誤り、
不幸な人生を送らないよう、
今すぐ本書をお買い求めください。
本書のお値段は1,595円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)