家庭の教育

【わかったつもり 読解力がつかない本当の原因】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因

国語のテストで、
↓の経験はありませんか?

文章題の文章は読める
でも設問の解答が間違える
解説を見ても意味がわからない

人それぞれ考え方は違うし、
筆者以外に正解なんてわからない。

国語なんて、
どうにも勉強しようがない。

でもこのままでは、
国語のテストで良い点が取れない。

文章題は読めるのに、
なぜ設問の解答で間違えるのか?

その理由は、
「文章題を読める」
からです

???
何言ってるかわからないですよね。

そのように感じた方には、
コチラの本がオススメです。

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因

日本語が読めれば、
文章題の文章は読めます。

難しい単語を使っていない文章なら、
だれでも読んで理解できます。

実はココに落とし穴があるのです。

文章を読んで理解した時、
「わかったつもり」になっているのです。

文章を読み「わかったつもり」になると、
深く読み込まない。

国語の設問を解くには、
深く読みこまないと解けないのです。

表面的に文章を理解するだけでは不十分。
設問に答えられるレベルの理解が必要。

国語の文章題を解く時、
先に設問を見てから文章題を読め。

このように指導する先生がいますが、
あながち間違いではないです。

設問の内容を理解し、
文章題を読み込んで解答する。

これがまさに、
受験で求められている読解力なのです。

読解力をどう身につければよいか?

本書に書かれていますので、
これから少しだけ紹介しますね、

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:「読み」が深まらないのはなぜか?

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.40

・「わかったつもり」が、そこから先の探索活動を妨害する

日本語がわかれば、
文章をある程度読めます。

わからない箇所がなければ、
文章がわかった状態になる。

この状態、
実は「わかったつもり」なのです。

わからない箇所がないので、
さらに深く読み込もうとしないのです。

国語の文章題が苦手な人は、
「わかったつもり」になっている。

文章の内容は理解できても、
設問に答えられないのはなぜか?

文章を読む時、
設問に答える探索活動をしていないから。

表面的に文章を読むだけでは、
設問に答えられないのです。

第1章の例文を読むと、
「わかったつもり」を実感できます。

国語の文章題が苦手な方は、
ぜひ本書をご覧ください。

第2章:「読み」における文脈の働き

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.46

・何の話かがわからなければ、話はわからない

本書の例文を少しだけ引用します。
何の話かわかりますか?

例文(P.45)

新聞のほうが雑誌よりいい。街中より海岸の方が場所としていい。…(以下省略)

言葉はわかるけど、
何の話か分からないですよね。

実は、
凧を作って揚げる話です。

凧に関する知識と文章が結びついて、
はじめて文章の意味が理解できる。

これが文脈であり、
「わかったつもり」の解決策になる。

ただ表面的に読むのではなく、
何の話なのか掴んで読むのが大事です。

第3章:これが「わかったつもり」だ

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.79

・「わかった」状態は、よく言えば一種の「安定」状態なのですが、逆の言い方をすれば「停滞」状態なのです
・「わかったつもり」から「よりわかった」へ至る作業の必要性を、本人が感じない状態でもあるのです

第3章の例文と設問を読むと、
上記がよくわかります。

小6国語の教科書の例文が、
本書に書かれています。

長文ではありますが、
中学生以上なら誰でもわかります。

しかし設問を見ると、
「わかったつもり」だったことに気づく。

小6国語レベルの文章でも、
「よりわかった」レベルに探索しないと、
設問は解けないようになっている。

ぜひ本書でご確認ください。

第4章:さまざまな「わかったつもり」

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.128

・部分の記述が比較的「新鮮」に感じられるなら、あまり「読み飛ばし」されない

子どもの国語を見ていると、
「読み飛ばし」を見かけます。

たとえば、
国語の正誤問題で間違えた時、
「ここに書いてあるよ」と教えます。

その時の子どもの反応(↓)
「そんなの書いてあったっけ?」

記憶にないのは、
「読み飛ばし」をしているからですね。

「読み飛ばし」はいつ発生するか?
本書に書かれているのはコチラ(↓)

文脈からある程度予測がついた時や、
多少冗長に思われる時です。

国語の文章題で間違える要因は、
「わかったつもり」→「読み飛ばし」。

「読み飛ばし」をしないよう、
子どもに教えた方がいいですね。

第5章:「わかったつもり」の壊し方

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.169

・自分は「わかっている」と思っているけれど、「わかったつもり」の状態にあるのだ、と明確に認識しておくことが必要です

国語の文章を読む時に、
ぜひ意識したいですね。

「わかったつもり」と思えれば、
深く理解するために探索活動をする。

「読み飛ばし」もせず、
深く読み込む。

子どもが国語のテストを受ける前に、
ぜひ教えてあげましょう。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:「読み」が深まらないのはなぜか?

P.40

・「わかったつもり」が、そこから先の探索活動を妨害する

第2章:「読み」における文脈の働き

P.46

・何の話かがわからなければ、話はわからない

第3章:これが「わかったつもり」だ

P.79

・「わかった」状態は、よく言えば一種の「安定」状態なのですが、逆の言い方をすれば「停滞」状態なのです
・「わかったつもり」から「よりわかった」へ至る作業の必要性を、本人が感じない状態でもあるのです

第4章:さまざまな「わかったつもり」

P.128

・部分の記述が比較的「新鮮」に感じられるなら、あまり「読み飛ばし」されない

第5章:「わかったつもり」の壊し方

P.169

・自分は「わかっている」と思っているけれど、「わかったつもり」の状態にあるのだ、と明確に認識しておくことが必要です

まとめ

読解力がつかない本当の原因は何か?
「わかったつもり」ですね。

文章をスラスラ読めてしまうほど、
「わかったつもり」になってしまう。

表面的に理解できた感覚に陥り、
「よりわかる」ための探索活動をしない。

文章題の設問が解けないのは、
「わかったつもり」の読解状態なのです。

「わかったつもり」で文章を読むと、
「読み飛ばし」が発生します。

文脈からある程度予測がついた時や、
多少冗長に思われる時に起こりやすい。

その状態で文章題の設問を見ると、
「どこに書いてあった?」となりやすい。

国語のテストで得点が伸び悩むのは、
「読み飛ばし」が原因の一つでもある。

「読み飛ばし」を防ぐためには、
どうすればいいか?

自分はわかってない。
「わかったつもり」になっているだけ。

この意識を常に持ち、
文章を深く読解することが大事ですね。

国語のテストで良い点が取れない。
文章は読めるけど設問で迷う。
なぜ自分の解答が×かわからない。

その理由は何か?

文章は読めても、
「わかったつもり」になってるだけ。

どのように文章をよみこめばいいか?
どうすれば設問に答えられるか?

本書に書かれたことを理解し、
実践すれば国語の成績は上がりますね。

国語の成績が伸び悩んでいる方は、
いますぐ本書をお買い求めください。

本書のお値段は770円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)

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