お金の教育

【快適な暮らしと資産形成を実現 タワマン住み替え成功ガイド】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

快適な暮らしと資産形成を実現 タワマン住み替え成功ガイド

マンション買ったのはいいけど、
このまま住み続けて大丈夫だろうか?

皆さんは、
そう思ったことありませんか?

タワマン管理組合理事長をやっていると、
私はたまに感じます。

築年数が経過すると、
マンションもあちこち傷んできます。

定期的に修繕するものの、
物価高で修繕費も高くなりつつある。

管理費や積立修繕金は簡単に上げられず、
やり過ぎると退去者が続出する。

マンションの劣化が進み、
住み続けるのが難しくなる。

でも簡単に引っ越せない。
悩みますよね。

では、
どうすればいいでしょうか?

あらかじめ引っ越しを想定して、
マンションを購入すればいい。

でも、
マンションは人生で一番高い買い物だし、
そう簡単に引っ越せないよ。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

快適な暮らしと資産形成を実現 タワマン住み替え成功ガイド

本書に書かれているのは、
タワマン購入を活用した住み替えです。

自宅として購入したタワマンを、
値上がりしたタイミングで売却する。

そこで得た資金を、
次のタワマン購入に充てる。

この住み替えができれば、
古いマンションから引っ越すことも可能。

本書の内容を見ると、
マンション購入の基礎的な内容がメイン。

基礎をベースに、
住み替え術について触れられています。

市場価格の上がるタワマンの特徴は何か?
居住用住宅の恩恵は何か?
いつ住みかえればよいか?

これからマンション購入される方は、
ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

目次

第1章:高収入層に意外と多い「将来への経済的な不安」老後を見据えた資産形成の最適解とは

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.20

・「住み替え」資産形成を勧めるワケ

不動産投資には2種類ある、
と本書に書かれています。

賃貸収入のインカムゲインと、
売却収入のキャピタルゲインです。

インカムゲインにはリスクがあり、
投資初心者には難しい。

リスクはコチラ(↓)

インカムゲインのリスク

・賃貸物件には空室リスクがある
・空室時は家賃収入が得られず、維持管理やローン返済の負担が出る
・空室リスクを回避するには、賃貸運尿に関する深い知識と情報活用などの経営センスが求められる
・資産処分をする場合、居住用物件と比較すると、投資用物件は価格が低くなる傾向にある
・不動産投資用のローンは、一般の住宅ローンより金利が高めに設定される

一方のキャピタルゲイン、
売却収入を得た先がポイントです。

売却収入を元手に、
より資産価値の高い物件に住み替え。

これを繰り返すことで、
資産を増やす戦略ですね。

キャピタルゲインを駆使した住み替え

・住宅ローンを組み、購入した物件に居住する
・資産価値が上昇したら売却し、住宅ローンを全額返済する
・残った資金を次の物件の頭金に充てる

単身世帯やDINKSなら、
住み替えしやすいかもしれません。

子育て世帯だと、
子どもの学校の事情があり、
引っ越しはそう簡単にできない。

もし子育て世帯がやるなら、
中学/高校に進学するタイミングかな。

私も子育て世帯ですが、
子どもは中学受験予定です。

中高だけでなく大学進学も見据えて、
住み替えエリアは要検討ですね。

第2章:住んでよし、資産性よし タワーマンションの魅力と「住み替え」資産形成のメリット

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.34

・「住み替え」資産形成の最大の利点は、住宅ローンの利用にあり

<ポイント>
・住宅ローンは金利が低く審査も通りやすい
・投資用ローン金利は年1.5%~4%の設定が一般的で、審査も厳格である
・住宅ローン金利は変動ならば年0.3~1%前後である

第1章でも書きましたが、
ローン金利の違いは大きいです。

投資用ローンは金利が高いので、
もし空室だと返済負担は大きい。

住宅ローン金利は低いですし、
自分が住むので空室リスクもない。

借りる&返すの両面を考えても、
住宅ローンの方がお得です。

居住用不動産の場合、
他にもお得な制度があります。

具体的にはコチラ(↓)

居住世不動産のお得な制度

①住宅ローン控除
②居住用財産を譲渡した場合の3000万円の特別控除
③相続税対策

①ローン残高に応じて、
所得税や住民税が控除されます。

②売却後の利益は3000万以内なら、
税金はかかりません。

③相続税評価額は、
市場価格の約6割に抑えられます。

住み替え対策にも有効なので、
詳細は本書でご確認ください

第3章:タワマン住み替え成功ガイド~基礎編~世帯年収1500万円から始めるタワーマンション売買の基礎知識

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.60

・物件価値を知りたいなら、経験豊富なエージェントとAIに頼るべし

<ポイント>
①通常の査定は、過去の取引事例や周辺環境、物件の条件(立地、間取り、設備など)を考慮して算出される
②近年は査定プロセスにおいて、AIを活用する取り組みが進んでいる
③不動産取引には売主や買主の考えや性格などが大きく影響しており、調整を行うのはエージェントの重要な役割である

②③、
本当に売る場合の話ですね。

多くの方はすぐに売るというより、
現時点でいくらなのか知りたいだけ。

その場合、
不動産会社のHPを見れば、
おおよその金額はわかりますね。

私は中古タワマンを購入したので、
よくやるのはコチラ(↓)

私の不動産相場確認方法

①「居住地 中古マンション」でGoogle検索
②SUUMO/ホームズ等のサイトをクリック
③価格の高い順に並び替え

タワマンは市場価格が高いので、
③をやれば
簡単に検索できます。

自分のマンションだけでなく、
周辺マンションの相場もわかる。

私は2019年に数千万円で購入し、
今では億ションですね。

おそらく、
当時の倍の金額になってますね。

住み替えをご検討中の方は、
マンション相場を定期的に見ましょう。

第4章:タワマン住み替え成功ガイド~購入編~価値が下がりづらい、売れる物件とは

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.90

・築20年でも資産価値の上昇は十分見込める

<ポイント>
①資産形成目的で選ぶ場合、重要になるのは分譲比率(新築時の販売価格と現在の価格を比較した時の上昇率)
②築年数以上に「エリアの将来性」や「周辺環境の変化」が物件の価値を大きく左右する
③共用部の管理状態が良好であれば、改装を行わずとも売却は十分可能

①②、
自分のマンション見るとわかります。

築20年近いけど、
マンション価格は上がり続けてます。

むしろ意外だったのは、
③改装しなくて良いこと。

私は管理組合理事長をやってるので、
リフォームの申請をよく見ます。

私も一部はリフォームしたけど、
全面的にやる家庭も多い。

リフォームでキレイにした方が、
高値で売れるかと思いきや違う。

買主が自分好みに改装したいケースは、
むしろマイナスになるそうです。

なるほどな~と納得ですね。

第5章:タワマン住み替え成功ガイド~売却編~できるだけ高く売り、手元に残るお金を増やす方法

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.124

・住み替えの周期は5年超10年以下が最適解

<ポイント>
①不動産譲渡税(5年以内の売却は約39%、5年超になると約20%)
②3000万円の特別控除は一度適用すると3年間は適用できない
③大規模修繕工事が売却のタイミングと重なると、買い手の心証が悪くなる恐れがある

①売却益が3000万円超の場合ですね。

税率が約半分になるので、
絶対に5年超住んでから売却の方がいい。

もし住み替えを続けるなら、
②を踏まえても5年超の方がいい。

③10年以内なら、
大規模改修工事はまず行われないです。

買い手の心証が悪くならないし、
むしろ築10年以内なので好印象。

①~③のポイント、
絶対に守った方がいいですね。

第6章:タワーマンション売買は理想の人生を実現する手段 10年後、20年後を見据えて「次の住み替え」を考える

第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.167

・20年先を見据えてこそ、理想の人生が手に入る

<ポイント>
①タワーマンションの多くは駅直結や再開発エリアに立地している
②タワーマンションの値上がりは依然として続いており、タワーマンションに住みながら資産形成をするという流れは、都市部を中心に今後も続く
③タワーマンションの住み替えとは「ライフスタイルを更新し続ける柔軟性を持つこと」と表現できる

①タワマンに限らずですが、
マンションは立地が全てです。

利便性が高ければ人気が出て、
価格が高騰するのは自然な流れ。

②コロナで郊外人気が一時的に出たけど、
都心回帰でマンション価格は高騰。

この流れが逆転する可能性は低く、
都心タワマンはこの先も上がりますね。

③タワマン住み替えで、
資産を増やし続けるのも醍醐味ではある。

でも、
どこかでダウンサイズして、
資産を確保する選択肢だってある。

たとえば子どもが独立すれば、
3LDKに住む必要性は薄れます。

3LDK→2LDKに住みかえれば、
購入資金も安く済みますよね。

ライフスタイルは人それぞれなので、
ダウンサイズの住み替えアリです。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:高収入層に意外と多い「将来への経済的な不安」老後を見据えた資産形成の最適解とは

P.20

・「住み替え」資産形成を勧めるワケ

インカムゲインのリスク

・賃貸物件には空室リスクがある
・空室時は家賃収入が得られず、維持管理やローン返済の負担が出る
・空室リスクを回避するには、賃貸運尿に関する深い知識と情報活用などの経営センスが求められる
・資産処分をする場合、居住用物件と比較すると、投資用物件は価格が低くなる傾向にある
・不動産投資用のローンは、一般の住宅ローンより金利が高めに設定される

キャピタルゲインを駆使した住み替え

・住宅ローンを組み、購入した物件に居住する
・資産価値が上昇したら売却し、住宅ローンを全額返済する
・残った資金を次の物件の頭金に充てる

第2章:住んでよし、資産性よし タワーマンションの魅力と「住み替え」資産形成のメリット

P.34

・「住み替え」資産形成の最大の利点は、住宅ローンの利用にあり

<ポイント>
・住宅ローンは金利が低く審査も通りやすい
・投資用ローン金利は年1.5%~4%の設定が一般的で、審査も厳格である
・住宅ローン金利は変動ならば年0.3~1%前後である

居住世不動産のお得な制度

①住宅ローン控除
②居住用財産を譲渡した場合の3000万円の特別控除
③相続税対策

第3章:タワマン住み替え成功ガイド~基礎編~世帯年収1500万円から始めるタワーマンション売買の基礎知識

P.60

・物件価値を知りたいなら、経験豊富なエージェントとAIに頼るべし

<ポイント>
①通常の査定は、過去の取引事例や周辺環境、物件の条件(立地、間取り、設備など)を考慮して算出される
②近年は査定プロセスにおいて、AIを活用する取り組みが進んでいる
③不動産取引には売主や買主の考えや性格などが大きく影響しており、調整を行うのはエージェントの重要な役割である

私の不動産相場確認方法

①「居住地 中古マンション」でGoogle検索
②SUUMO/ホームズ等のサイトをクリック
③価格の高い順に並び替え

第4章:タワマン住み替え成功ガイド~購入編~価値が下がりづらい、売れる物件とは

P.90

・築20年でも資産価値の上昇は十分見込める

<ポイント>
①資産形成目的で選ぶ場合、重要になるのは分譲比率(新築時の販売価格と現在の価格を比較した時の上昇率)
②築年数以上に「エリアの将来性」や「周辺環境の変化」が物件の価値を大きく左右する
③共用部の管理状態が良好であれば、改装を行わずとも売却は十分可能

第5章:タワマン住み替え成功ガイド~売却編~できるだけ高く売り、手元に残るお金を増やす方法

P.124

・住み替えの周期は5年超10年以下が最適解

<ポイント>
①不動産譲渡税(5年以内の売却は約39%、5年超になると約20%)
②3000万円の特別控除は一度適用すると3年間は適用できない
③大規模修繕工事が売却のタイミングと重なると、買い手の心証が悪くなる恐れがある

第6章:タワーマンション売買は理想の人生を実現する手段 10年後、20年後を見据えて「次の住み替え」を考える

P.167

・20年先を見据えてこそ、理想の人生が手に入る

<ポイント>
①タワーマンションの多くは駅直結や再開発エリアに立地している
②タワーマンションの値上がりは依然として続いており、タワーマンションに住みながら資産形成をするという流れは、都市部を中心に今後も続く
③タワーマンションの住み替えとは「ライフスタイルを更新し続ける柔軟性を持つこと」と表現できる

まとめ

タワマン住み替えによって、
資産を増やす戦略が書かれています。

不動産投資は2種類あります。

1つは賃貸型のインカムゲイン、
もう1つは居住型のキャピタルゲイン。

賃貸は空室/高金利ローンリスクがあり、
本書ではオススメされていません。

私も投資初心者向きでないと思うので、
オススメしないです。

居住型のインカムゲインとは、
簡単に言うと売却益を出すことです。

たとえば、
価格の上がりやすいタワマンを購入し、
数年後に売却します。

そして新たなタワマンを購入し、
数年後に売却する。

これを繰り返すことで、
資産を増やしていく戦略ですね。

この戦略のメリットは、
居住用物件の恩恵を受けられることです。

低金利の住宅ローン。
住宅ローン控除の所得税/住民税減税。
売却益に対する3000万円の特別控除。

これらの優遇措置をフル活用し、
居住/売却しながら資産を増やしていく。

そしてポイントになるのが、
市場価格の上がりやすいマンション購入。

タワマンがなぜ上がるのか?

タワマンの管理状態が良かったり、
エリアの将来性を評価されたり等、
さまざまな要因があります。

築年数が古くても値上がりするので、
マンション選びが成否のカギを握る。

住み替えは資産形成で注目されるけど、
ライフスタイル面も隠れたポイント。

3LDKのタワマンを購入し、
子育て後に2LDKのタワマンへ住み替え。

売却益より安く買えれば、
あなたの手元に資産も残る。

老後を見据えたら、
けっして悪くない戦略ですよね。

これからマンション購入する方は、
高値売却を見据えて購入した方がいい。

住み替えで資産を増やせるし、
万が一の引っ越し資金も確保できる。

売りにくいマンションを購入すると、
後々取り返しのつかないことに。

もし子どもが相続することになっても、
負動産になってしまう。

先々のことも見据えて、
資産価値の高いマンション購入は必須。

マンション購入で失敗したくない方は、
いますぐ本書をお買い求めください。

本書のお値段は1,760円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

快適な暮らしと資産形成を実現 タワマン住み替え成功ガイド

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学5年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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