家庭の教育

【読むだけで数字センスがみるみるよくなる本】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

読むだけで数字センスがみるみるよくなる本

あなたの子ども、
数字センスはありますか?

私の子ども、
数字センスのなさに呆れたことあります。

どうしてそんな計算ミスをするのか?
パッと見て計算結果がありえない。

テストの際に計算ミスで得点を落とし、
実にもったいないと何度思ったか。

四則計算のミスが減ってきたかと思えば、
今度は分数/小数の計算ミスが続出。

そもそも概念を理解してない?
と思って教えたけどなかなか減らず。

このままで大丈夫だろうか?
算数で高得点取れるようになるのか?

計算ミスで中学受験の合否が分かれたら、
取り返しがつかないですよね?

では、
どうすればいいでしょうか?

計算ミスをなくせばいい。

でも、
それができないから困っている。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

読むだけで数字センスがみるみるよくなる本

細かな計算ミスは、
人間だから仕方ないと思うこともある。

でも大きな計算ミスは、
数字センスがあれば防げます。

「こんな計算結果になるハズがない」
とパッと見で気づけるか?

これが数字センスかなと感じます。

数字センスというだけあって、
生まれつきのものかなと思ってました。

でも本書を読むと、
後から身につけられるものとわかる。

本書に書かれたことを実践すれば、
子どもの数字センスは上がるハズ。

きっと算数で高得点を取り、
中学受験でも有利になるでしょう。

これから少しだけ紹介しますね。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

CHAPTER1:「数字センス」の正体

CHAPTER1で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.68

・「数字センス」を身につけるために必ずやってほしい3つのこと

<3つのこと>
①大きい桁の数字を素早く正確に把握できるようになっておくこと
②「%」という数字を別の言い方で表現できるようになっておくこと
③「〇(数字)とおいて考えてみる」というクセをつけておくこと

①大きい桁の数字を素早く正確に把握できるようになっておくこと

本書に書かれている例、
3,450,000,000を読めるか?

答えは34.5億円ですが、
パッと見は難しいですよね。

カンマの区切りで単位がわかるので、
慣れの問題です。

毎日見ていれば自然と覚えます。
子どもに毎日見せると良いです。

②「%」という数字を別の言い方で表現できるようになっておくこと

本書の例をご紹介すると、
12.5%は何人に1人かわかりますか?

答えは8人に1人です。

%と○人に1人の関係、
下記に書いておきました。

たとえば視聴率を見た時に、
○人に1人見ていると考える癖をつける。

これなら子どもに訓練しやすいですよね?
数字センスの訓練にご活用ください。

%と○人に1人の関係

・10% :10人に1人
・11.1%:9人に1人
・12.5%:8人に1人
・14.3%:7人に1人
・16.7%:6人に1人
・20% :5人に1人
・25% :4人に1人
・33.3%:3人に1人
・50% :2人に1人

③「〇(数字)とおいて考えてみる」というクセをつけておくこと

本書に書かれている問題、
解けますか?

問題

・Aさんにお願いすると、2時間で仕事が終わる
・Bさんにお願いすると、4時間で仕事が終わる
・2人で仕事をすると、理論上何時間で終わるか?

この問題を解くポイントは、
仕事量を100とおいて考えることです。

解法はコチラです。

解法

・Aさんの1時間の仕事量:100÷2=50
・Bさんの1時間の仕事量:100÷4=25
・2人の1時間の仕事量:50+25=75
・2人の仕事時間:100÷75≒1.3

Aさん1人でも2時間で終わるので、
2人で1.3時間なら違和感ないですよね?

このような計算ができると、
2人で3時間と言われら違和感を覚える。

この感覚が身につけば、
数字センスが身についた証拠ですね。

CHAPTER2:表現センスが磨かれる!数字を使ったコトバ遊びまとめ

CHAPTER2で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.86

・ベストセラーの本のタイトルも、「数字遊び」!?

<例>
①ほとんどの人がしていない、ちょっとした仕事のコツ
②9割の人がしていない、1分間でできる仕事のコツ

①②どちらの方が頭に残りますか?
②ですよね。

同じタイトルでも、
数字の有無で印象が全然違います。

何かを表現する時に数字を入れると、
相手に伝わりやすいです。

このような表現を繰り返し使うと、
数字センスがついてきます。

ちなみに9割本のタイトル本、
少し前にに流行りましたね。

10割だと言い過ぎなので、
9割なら信ぴょう性を得やすい

皆さんも見たことありそうなのは、
人は見た目が9割』でしょうか。

最近は9割本が増えすぎて、
逆に信ぴょう性を得にくくなってる気も。

同じ数字の使い回しは、
避けた方が良いかもしれませんね。

CHAPTER3:いつでも簡単にできる!「数字センス」が一気に身につく計算遊び

CHAPTER3で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.130

・計算遊び③ あなたを不快にする「%」の計算を克服せよ

<例題>
①ある外資系企業で日本人社員が60%
②外国人社員のうち女性は25%
③全社員のうち女性の割合は43%
④日本人社員のうち女性の占める割合は?

この例題を解けますか?

この例題を解くポイント、
Chapter1に書かれています。

わからない人は、
もう一度Chapter1をご確認ください。

解法はコチラ(↓)

解法

・全社員数を100人とする

①日本人社員が60%
 →日本人60人
  外国人40人

②外国人社員のうち女性は25%
 →外国人女性:40人×25%=10人
  外国人男性:40人-10人=30人

③全社員のうち女性の割合は43%
 →全女性:全社員100人×43%=43人
  全男性:100人-43人=57人 

④日本人社員のうち女性の占める割合は?
 →日本人女性:③43人-②10人=33人
  日本人社員のうち女性の割合:④33人÷①60人=55%

Chapter1の③が、
この例題の解法ポイントです。

割合で迷ったら、
実際の数値に置き換えると良いです。

割合は100%が基本なので、
100に置き換えるとわかりやすい。

算数の問題でも出題されそうなので、
解けなかったらもう一度やりましょう。

CHAPTER4:「数字センス」を一生モノにするための環境づくり

CHAPTER4で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.185

・【人】数字センスのある人のそばにいる

<ポイント>
・数字センスを高めたいなら、できるかぎりたくさん数字に触れることが必須
・数字センスのある人物と一緒にいる時間を増やし、意識的に対話を増やす

<対話例>
・STEP1:家計について相談してみる
・STEP2:経済指標や政治に関するデータについて意見を求める
・STEP3:飲食店に入った時はクイズを出す

何かしらのスポーツを習うなら、
コーチから学びますよね。

コーチは教えるスポーツに精通し、
わかりやすく教えてくれるハズ。

数字も同じことが言える、
と本書に書かれています。

つまりポイントにまとめた通り、
数字センスのある人から学ぶのです。

具体的な学び方は、
対話例をご参照ください。

私も家庭で子どもと話をする時、
STEP1や2の話はよくしますね。

でも数字センスが微妙なのは、
STEP3まで実践していないから?

今度から話してみるようにします。

まとめ

各CHAPTERで参考になると思った箇所、
まとめました。

CHAPTER1:「数字センス」の正体

P.68

・「数字センス」を身につけるために必ずやってほしい3つのこと

<3つのこと>
①大きい桁の数字を素早く正確に把握できるようになっておくこと
②「%」という数字を別の言い方で表現できるようになっておくこと
③「〇(数字)とおいて考えてみる」というクセをつけておくこと

%と○人に1人の関係

・10% :10人に1人
・11.1%:9人に1人
・12.5%:8人に1人
・14.3%:7人に1人
・16.7%:6人に1人
・20% :5人に1人
・25% :4人に1人
・33.3%:3人に1人
・50% :2人に1人

問題

・Aさんにお願いすると、2時間で仕事が終わる
・Bさんにお願いすると、4時間で仕事が終わる
・2人で仕事をすると、理論上何時間で終わるか?

解法

・Aさんの1時間の仕事量:100÷2=50
・Bさんの1時間の仕事量:100÷4=25
・2人の1時間の仕事量:50+25=75
・2人の仕事時間:100÷75≒1.3

CHAPTER2:表現センスが磨かれる!数字を使ったコトバ遊びまとめ

P.86

・ベストセラーの本のタイトルも、「数字遊び」!?

<例>
①ほとんどの人がしていない、ちょっとした仕事のコツ
②9割の人がしていない、1分間でできる仕事のコツ

CHAPTER3:いつでも簡単にできる!「数字センス」が一気に身につく計算遊び

P.130

・計算遊び③ あなたを不快にする「%」の計算を克服せよ

<例題>
①ある外資系企業で日本人社員が60%
②外国人社員のうち女性は25%
③全社員のうち女性の割合は43%
④日本人社員のうち女性の占める割合は?

解法

・全社員数を100人とする

①日本人社員が60%
 →日本人60人
  外国人40人

②外国人社員のうち女性は25%
 →外国人女性:40人×25%=10人
  外国人男性:40人-10人=30人

③全社員のうち女性の割合は43%
 →全女性:全社員100人×43%=43人
  全男性:100人-43人=57人 

④日本人社員のうち女性の占める割合は?
 →日本人女性:③43人-②10人=33人
  日本人社員のうち女性の割合:④33人÷①60人=55%

CHAPTER4:「数字センス」を一生モノにするための環境づくり

P.185

・【人】数字センスのある人のそばにいる

<ポイント>
・数字センスを高めたいなら、できるかぎりたくさん数字に触れることが必須
・数字センスのある人物と一緒にいる時間を増やし、意識的に対話を増やす

<対話例>
・STEP1:家計について相談してみる
・STEP2:経済指標や政治に関するデータについて意見を求める
・STEP3:飲食店に入った時はクイズを出す

まとめ

数字センスを身につけるのに、
毎日数字を見るのは必須ですね。

大きい桁の数字を瞬時に読んだり、
%を実際の数値に置き換えたり。

このような訓練の積み重ねが、
数字センスにつながります。

数字センスは決して才能じゃない。
努力で身につくものです。

数字センスは、
見る以外の方法でも養えます。

さまざまな話題において、
常に数字を交えた会話を意識する。

学校でも仕事でも家庭でも、
常に数字を意識した会話をする。

数字漬けの日常を送れば、
嫌でも数字センスは磨かれてます。

さてSAPIXの勉強を振り返ると、
基礎トレという教材があります。

計算問題を毎日やる教材で、
1日10問くらいです。

1日の量は大したことないけど、
毎日やることに意味がある。

計算が早くなる効果もあるけど、
実は数字センスが磨かれる。

私の子ども、
最初は全く数字センスがなかったです。

どうしてそんな間違いをするのか?
概算で計算してもありえないでしょ?

答え合わせをしていて、
何度もそう思ったことあります。

でも最近では徐々にミスも減り、
数字センスが身についてきた気もする。

でも、
まだ満足するレベルじゃない。

数字センスが上がれば、
算数の得点はまだ伸びる。

テスト結果を見るとそう思うので、
何とか数字センスを磨きたい。

そんな思いから本書を購入し、
何か秘策はないかと考えていました。

本書を読んで感じたのは、
親子の会話で数字を織り交ぜようかと。

私はXで投資ポストを毎日やっており、
仕事でも数字をよく扱います。

数字センスはある方なので、
子どもの会話相手に最適ですよね。

今まであまり意識してなかったので、
数字を織り交ぜた会話をしてみます。

子どもに数字センスを身につけさせたい。

そのようにお考えの方は、
いますぐ本書をお買い求めください。

数字センスを身につければ、
中学受験で有利になります。

算数は傾斜配点の学校が多いので、
算数で高得点なら受験で合格に近づく。

数字センスは今から身につけられる。
いますぐ本書で学びましょう。

本書のお値段は913円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

読むだけで数字センスがみるみるよくなる本

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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