お金の教育

【年に471万円が入ってくる「鉄壁配当」 後悔ゼロの“早期リタイア計画”】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

年に471万円が入ってくる「鉄壁配当」 後悔ゼロの“早期リタイア計画”

老後は年金だけで足りるのか?
一度は不安に感じるテーマです。

老後2000万円問題が話題になったけど、
いまはもっと必要かもしれない。

物価高が止まらず、
年金も物価高を上回るほど伸びないから。

悠々自適な老後生活なんて、
夢のまた夢の話に。。

では、
どうすればいいでしょうか?

いまから資産形成に励み、
老後資金を準備するしかないです。

でも、
どうやって準備すればいいの?

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

年に471万円が入ってくる「鉄壁配当」 後悔ゼロの“早期リタイア計画”

株式の配当金。
不動産投資信託の分配金。

これを毎月貰えれば、
老後の年金不足を補えます。

タイトルの年471万は煽り過ぎだけど、
年80万なら十分狙えるレベル。

年80万の配当を貰うには、
2000万レベルの投資が必要になります。

2000万投資?
そんなのムリだよ。

と思うかもしれませんが、
老後2000万問題に備えるためには、
どのみち準備が必要です。

2000万レベルで投資すれば、
年80万の配当や分配金は狙えます。

老後2000万問題のために準備しつつ、
配当/分配金でさらに収入を増やす。

年金の不足分を十分に補えるので、
悠々自適な老後を過ごせますよね。

老後に余裕を持ちたい方。
将来の生活資金に不安を感じている方。
資産形成を本気で始めたいと思う方。

ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:配当生活を実現するための「絶対の初期設定」

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.39

・株式のトータルリターンは圧倒的。220年で233万倍。

<長期的な平均リターン(年率)>
①株式  :6.9%
②長期債 :3.6%
③短期債 :2.5%
④ゴールド:0.6%
⑤現金  :-1.4%

①株式投資が一番資産を増やせるのが、
よくわかりますよね。

私の投資も①株式中心です。

過去に②10年国債を買ったけど、
低金利もあって全然増えず。

②③ゼロではないけど、
資産の数%程度しかないですね。

一番重要なのは、
⑤現金では減るということ。

現金はインフレに弱いので、
貯金だとお金が目減りするだけ。

必要最低限のお金だけを残し、
他は投資に割り振った方がいい。

いきなり全振りが怖ければ、
徐々に投資割合を増やしていく。

投資は長期運用が基本なので、
株式重視で投資して増やしましょう。

第2章:小学生でもわかる「株式投資」のきほん

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.46

・株式投資の果実、配当利回りについて理解する

<配当利回りとは>
①配当金が投資金額の何%になるのかという指標
②配当利回り(%)=1株当たりの配当金÷株価×100
③株価100円、1株当たりの配当金5円の場合、配当利回りは5%

配当株投資をやるなら、
配当利回りは必須項目ですね。

②の計算式を見ると、
株価が下がれば配当利回りは上がる。

たとえば、
③の状態で株価下落するとこうなる。

配当金が変わらないなら、
株価下落時は買い時ですよね。

株価が下がると配当利回りは上がる

③株価100円、1株当たりの配当金5円の場合、配当利回りは5%
→株価50円、1株当たりの配当金5円の場合、配当利回りは10%

配当金は変わることもあるけど、
買い時の目安にはなる。

配当株投資に限らずですが、
株価下落時は買い時です。

第1章でも触れたように、
長期的な平均リターンは年6.9%。

配当狙いだけでなく、
安く買って高く売れる可能性もある。

下落時に慌てて売らず、
むしろ買うのが投資の鉄則ですね。

第3章:小学生でもわかる「J-REIT・債券投資」のきほん

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.74

・J-REITを活用して不動産への分散投資

<ポイント>
・J-REITは投資口/投資信託/ETF等を通じて不動産に投資する
・現物不動産への投資と比較して少額からの投資が可能
・高い流動性(換金性)が確保されている

不動産投資信託、
という風に覚えた方が良いかも。

不動産投資をしようとすると、
多額のお金が必要です。

でも不動産投資信託なら、
少額でも不動産投資ができる。

株式の投資信託を買うのと、
同じ感覚ですね。

J-REITのメリデメ、
本書にこう書かれています。

不動産投資に関わっていると、
J-REITのメリットは意外と③かも。

不動産投資だと物件管理は大変だし、
空室リスクが損失に直結する。

上記の懸念がないうえに、
①安定的に分配があるのは魅力的。

不動産投資に興味のある方は、
まず不動産投資信託からがオススメ。

J-REITのメリット/デメリット

<メリット>
①安定的な分配が期待できる
②比較的に少額から投資が可能
③物件の管理は不要
④流動性(換金性)が高い

<デメリット>
①利益成長はあまり見込めない
②価格変動リスクがある
③配当控除が適用できない

第4章:メンテナンスほぼ不要の「永久保有銘柄20」【株&J-REIT】

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.154

・分配金が安定しているJ-REIT 5銘柄

<5銘柄>
①ジャパンリアルエステイト投資法人
②フロンティア不動産投資法人
③KDX投資法人
④大和ハウスリート投資法人
⑤日本プロロジスリート投資法人

私はJ-REITを保有してないので、
5銘柄の詳細記事が参考になりました。

その中でも特に興味を持ったのが、
①ですね。

出社回帰の傾向から、
オフィスビルの需要が戻っているので。

コロナ級の出来事がない限り、
出社回帰の傾向は変わらないと予想。

他の4つにご興味があれば、
ぜひ本書でご確認ください。

①ジャパンリアルエステイト投資法人の特徴

・日本ビルファンド投資法人とならび、日本で初めて上場したJ-REIT
・資産運用会社は三菱地所が100%出資
・オフィス特化型のJ-REIT
・地域比率の目安は、首都圏70%以上、その他の地方都市30%
・最高水準の格付(JCR:AA+、R&I:AA)

第5章:年81万円の配当に必達できる「鉄壁ポートフォリオ」

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.148

・STEP1 1株投資サービスを利用して少しづつ買う

第4章に、
オススメ株が15銘柄記載されています。

それを1株単位で買い、
徐々に増やす方法が書かれてます。

ちなみに15銘柄を1株ずつ投資した場合、
2025/6/20時点の受取配当(↓)

15銘柄に1株ずつ投資した場合の受取配当(2025/6/20時点)

<2025/6/20時点>
・投資金額:55,744円
・受取配当:1,926円

投資金額が10倍/100倍…と増えれば、
年81万円の受取配当に近づきますよね。

実際にはJ-REITの5銘柄を追加し、
投資金額を徐々に増やすSTEPが、
この先に書かれています。

15銘柄の詳細や、
投資金額の増やし方については、
ぜひ本書でご確認ください。

第6章:iDeCo・控除をフル活用して「運用益を極限まで減らさない」技術

第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.162

・退職後にいくら必要か?

無職の夫婦世帯と単身世帯における、
収入と支出例が書かれています。

詳細はコチラ(↓)
いずれも毎月不足します。

65歳以上の夫婦のみの無職世帯

<収入>
・年金/仕送り金/世帯主の配偶者の収入等の実収入は25万2818円

<支出>
①消費支出(月額平均)は25万6521円
②税金や社会保険料などの非消費支出は3万356円
③①+②=28万6877円のお金が必要

65歳以上の単身無職世帯

<収入>
・年金等の実収入は13万4116円

<支出>
①消費支出(月額平均)は14万9286円
②税金や社会保険料などの非消費支出は1万2647円
③①+②=16万1933円のお金が必要

この不足を補うのが、
資産運用です。

配当収入で補うのもアリだし、
株式投資の資産を取り崩すのもアリ。

現役時代に資産運用しておかないと、
老後がキツイのでご注意ください。

第7章:残りの人生にお金はいくら必要?リアル配当生活ノート

第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.206

・退職後はお得となるケースも多い、配当控除を活用しよう

<ポイント>
・配当を受け取る際に20.315%の税金が源泉徴収されている
・配当控除の適用を受ける際には、確定申告で総合課税を選択する
・課税所得695万までなら、総合課税を選択して配当控除を受けた方が、実際の税負担は低くなる

本書にはこう書かれていますが、
注意点もあります。

配当控除で税金が軽減されても、
所得が増えて社会保険料増もありえる。

他にも注意点はあるので、
詳しくは本書をご確認ください。

なお配当控除は対象外もあるので要注意。
詳細はコチラ(↓)

配当控除の対象/対象外

<対象>
・国内上場・非上場株式の配当金
・日本株ETFの分配金
・国内上場株式投資信託の普通分配金

<対象外>
・外国株式の配当金
・J-REITの分配金
・特定公社債等の利子

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:配当生活を実現するための「絶対の初期設定」

P.39

・株式のトータルリターンは圧倒的。220年で233万倍。

<長期的な平均リターン(年率)>
①株式  :6.9%
②長期債 :3.6%
③短期債 :2.5%
④ゴールド:0.6%
⑤現金  :-1.4%

第2章:小学生でもわかる「株式投資」のきほん

P.46

・株式投資の果実、配当利回りについて理解する

<配当利回りとは>
①配当金が投資金額の何%になるのかという指標
②配当利回り(%)=1株当たりの配当金÷株価×100
③株価100円、1株当たりの配当金5円の場合、配当利回りは5%

株価が下がると配当利回りは上がる

③株価100円、1株当たりの配当金5円の場合、配当利回りは5%
→株価50円、1株当たりの配当金5円の場合、配当利回りは10%

第3章:小学生でもわかる「J-REIT・債券投資」のきほん

P.74

・J-REITを活用して不動産への分散投資

<ポイント>
・J-REITは投資口/投資信託/ETF等を通じて不動産に投資する
・現物不動産への投資と比較して少額からの投資が可能
・高い流動性(換金性)が確保されている

J-REITのメリット/デメリット

<メリット>
①安定的な分配が期待できる
②比較的に少額から投資が可能
③物件の管理は不要
④流動性(換金性)が高い

<デメリット>
①利益成長はあまり見込めない
②価格変動リスクがある
③配当控除が適用できない

第4章:メンテナンスほぼ不要の「永久保有銘柄20」【株&J-REIT】

P.154

・分配金が安定しているJ-REIT 5銘柄

<5銘柄>
①ジャパンリアルエステイト投資法人
②フロンティア不動産投資法人
③KDX投資法人
④大和ハウスリート投資法人
⑤日本プロロジスリート投資法人

①ジャパンリアルエステイト投資法人の特徴

・日本ビルファンド投資法人とならび、日本で初めて上場したJ-REIT
・資産運用会社は三菱地所が100%出資
・オフィス特化型のJ-REIT
・地域比率の目安は、首都圏70%以上、その他の地方都市30%
・最高水準の格付(JCR:AA+、R&I:AA)

第5章:年81万円の配当に必達できる「鉄壁ポートフォリオ」

P.148

・STEP1 1株投資サービスを利用して少しづつ買う

15銘柄に1株ずつ投資した場合の受取配当(2025/6/20時点)

<2025/6/20時点>
・投資金額:55,744円
・受取配当:1,926円

第6章:iDeCo・控除をフル活用して「運用益を極限まで減らさない」技術

P.162

・退職後にいくら必要か?

65歳以上の夫婦のみの無職世帯

<収入>
・年金/仕送り金/世帯主の配偶者の収入等の実収入は25万2818円

<支出>
①消費支出(月額平均)は25万6521円
②税金や社会保険料などの非消費支出は3万356円
③①+②=28万6877円のお金が必要

65歳以上の単身無職世帯

<収入>
・年金等の実収入は13万4116円

<支出>
①消費支出(月額平均)は14万9286円
②税金や社会保険料などの非消費支出は1万2647円
③①+②=16万1933円のお金が必要

第7章:残りの人生にお金はいくら必要?リアル配当生活ノート

P.206

・退職後はお得となるケースも多い、配当控除を活用しよう

<ポイント>
・配当を受け取る際に20.315%の税金が源泉徴収されている
・配当控除の適用を受ける際には、確定申告で総合課税を選択する
・課税所得695万までなら、総合課税を選択して配当控除を受けた方が、実際の税負担は低くなる

配当控除の対象/対象外

<対象>
・国内上場・非上場株式の配当金
・日本株ETFの分配金
・国内上場株式投資信託の普通分配金

<対象外>
・外国株式の配当金
・J-REITの分配金
・特定公社債等の利子

まとめ

本書は配当生活に必要な、
基礎知識と実践法が書かれています。

配当の軸は2つあります。

1つ目は株式。
配当利回りの良い15銘柄に投資する。

もう1つはJ-REIT。
安定した分配金の5銘柄に投資する。

合計20銘柄で、
配当生活に必要な金額を狙います。

具体的な買い方も書かれており、
まずは株式の15銘柄を1株ずつ買う。

そこから徐々に増やし、
J-REITへも投資する。

投資金額を増やせば、
配当や分配金も増える。

タイトルの年471万配当は難しくても、
第5章の年81万なら十分狙えます。

長期投資が必要になるけど、
着実に買い増ししていくしかない。

年81万円の配当収入が実現できれば、
老後の年金不足の足しにはなる。

年金等の収入だけだと、
平均で3万/月前後不足します。

現役時代のうちに資産運用しないと、
老後は本当に厳しくなりますね。

配当生活でFIREを目指すのも、
全然悪くないと思います。

ただし年400万単位の配当を貰うには、
億単位の投資額が必要です。

年80万円単位の配当を狙うなら、
2000万円レベルの投資額になります。

2000万は多く見えるかもしれませんが、
これくらい資産を築かないとマズイ。

2000万程度の資産形成をしないと、
老後2000万問題は解消できないのです。

老後に向けて資産形成したい方は、
いますぐ本書をお買い求めください。

本書の通りに投資すれば、
老後資金を確保できます。

悠々自適な老後生活を送るために、
本書で投資の秘訣を学びましょう。

本書のお値段は1,870円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

年に471万円が入ってくる「鉄壁配当」 後悔ゼロの“早期リタイア計画”

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学5年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
こちらの記事もおすすめ!
お金の教育

【「40歳の壁」を越える人生戦略 一生「お金・つながり・健康」を維持できるキャリアデザイン】感想・レビュー

2025年1月5日
はるパパ@お金の教育blog
はじめまして、はるパパです。 さて今回は、コチラの本をご紹介します。 『「40歳の壁」を越える人生戦略 一生「お金・つながり・ …
お金の教育

【世界の今がわかる「地理」の本:紛争、経済、資源、環境、政治、歴史…“世界の重要問題”は「地理」で説明できる!】感想・レビュー

2024年5月7日
はるパパ@お金の教育blog
はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『世界の今がわかる「地理」の本:紛争、経済、資源、環境、 …