はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
コロナ以降の住宅価格、
上昇が止まらないですね。
都内の新築マンション、
億ションが当たり前の時代です。
新築を諦めた世帯が中古に流れ、
中古価格の上昇も止まらない。
最近は中古マンションでも、
億ションが出始めました。
さすがに億ションとなると、
共働き子育て世帯には厳しいです。
住宅資金だけでなく教育資金も必要。
住宅にだけお金をかけられない。
郊外に住宅購入を検討しがちですが、
それをやると逆に子育てできないです。
郊外に住宅購入すると、
通勤時間が増えます。
子どものお迎えに間に合わなかったり、
帰宅後の時間も少なくなる。
少ない時間で家事/育児をこなし、
また翌日は長距離通勤。
これを毎日繰り返していると、
心身ともに疲弊します。
最後は仕事/家事/育児が回らなくなる。
これでは困りますよね。
では、
どうすればいいでしょうか?
共働き子育て世帯の住宅購入は、
職住接近エリアにすればいい。
でも、
高くて買えないから困ってる。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
共働き子育て世帯が狙うなら、
駅近の中古マンションです。
中古マンションも値上がり中だけど、
築年数が古ければ手が届く範囲もある。
そして実は、
築年数が古い方が造りが良い。
さらに東京でも空き家が発生し、
職住接近エリアにお手頃な団地もある。
共働き子育て世帯向きの住宅、
探せば都内にもあるのです。
新築にこだわりすぎると、
都内で住宅購入は難しいのが現実。
2019年に私が購入したのも、
中古マンションです。
どんな中古マンションだったかは、
後ほど少しだけ紹介しますね。
共働き子育て世帯で住宅をお探しの方、
ぜひ本書をご覧ください。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:価格高騰の裏で進む街の二極化現象
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・広がるエリア格差と不動産価格上昇の要因
<地価上昇>
・埼玉県 :さいたま市(旧浦和市/旧大宮市)
・神奈川県:湘南エリア(藤沢市/茅ヶ崎市)
<地価下落>
・埼玉県 :蓮田市
・神奈川県:横須賀市
本書の例を見ると、
1都3県でも二極化してますね。
神奈川の藤沢/茅ヶ崎/横須賀、
いずれも都心までの時間はほぼ同じ。
それでも地価は上昇or下落で分かれる。
埼玉も同じ現象が見られます。
大宮⇔蓮田は電車でわずか10分なのに、
地価の上昇or下落に差が出る。
もし住宅購入をお考えなら、
地価上昇エリアがオススメ。
将来的に高値で売れる可能性があるから。
ただし金額的に厳しければ、
地価下落エリアに買うのも一案ですね。
第2章:金融商品化する都心マンション
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・タワマンは「金融商品」である
タワマンは出口価格として、
2割~6割の値上がりが期待できる。
本書にそう書かれていますが、
私の実感も同じですね。
私は2019年に中古タワマン購入ですが、
その時は数千万レベルでした。
でも今買うと億ションです。
私がタワマンを買った理由は、
将来高値で売りやすいからです。
老人ホームへの入居や、
子どものお世話になる可能性もある。
終の棲家になるとは限らないので、
将来高値で売りやすい物件を選ぶ。
もし都心でマンション購入なら、
中古タワマンがオススメですね。
第3章:負動産化する郊外住宅
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・日本中で増えている「空き家」の実態とは
<実態>
①東京都の空き家率は10.9%と低いが、実数では90万戸と多い
②日本全国の空き家900万戸のうち、個人住宅用の空き家は384万戸である
③個人住宅の空き家の約半数は、駅から1km(徒歩12分)以内で耐震性も保たれている
家が買えないという割には、
家が余っているのがよくわかります。
それでも買い手がいないのはなぜか?
職住接近エリアに人気集中してるから。
共働き子育て世帯の視点で見ると、
仕事/家事/育児のために職住接近が必須。
職住接近だけでなく、
さらに駅近も重要になってくる。
都心の駅周辺にはお店が揃ってるので、
徒歩圏内で生活ができる。
車ナシで生活できるので、
老後を考えると実はとても重要なのです。
当然ながら住宅数は多くないので、
人気が集中する。
職住接近や駅近を満たさない物件は、
売れ残る構図になりますよね。
第4章:「通勤距離」という住宅選びの価値尺度
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・サラリーマン社会が生んだ「通勤時間ファースト」な価値観
<通勤長時間ランキング(往復)>
・1位:神奈川県(1時間45分)
・2位:千葉県(1時間42分)
・3位:埼玉県(1時間36分)
・4位:東京都(1時間34分)
共働き子育て世帯ならば、
多少高くても職住接近は必須。
そうしないと生活が成り立たない。
時間をお金で買う感覚が必要。
私の以前のオフィス、
都内の徒歩圏内でした。
このおかげで保育園に間に合い、
子育てができたと言っても過言ではない。
私も独身時代は、
往復2時間以上の長距離通勤でした。
行きよりキツイのは帰り。
電車の接続も行きより良くないし、
何より仕事で体力消耗してる。
長時間立って帰り家事育児なんて、
時間的にも体力的にも無理。
共働き子育て世帯になるなら、
職住接近は必須ですね。
第5章:オールドタウン化するニュータウン
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・なぜ団地は「駅近」に立地していないか?
○○ニュータウンと呼ばれる団地、
今の時代に合わないですね。
都心から遠いし最寄駅からも遠い。
職住接近からほど遠く、
共働き子育て世帯に選ばれるハズがない。
同じ団地でも、
都心にある団地は中古でも人気です。
私の居住エリアにも、
昔ながらの団地があります。
最寄り駅から徒歩10分以内なので、
立地は全然悪くない。
この団地は築50年近いけど、
不動産価格は上昇してますね。
もし職住接近を重視するなら、
都心の団地は穴場ですね。
第6章:一代限りで終わるマイホームの宿命
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・マンションの資産性は「立地」にしか求められていない
建物は必ず経年劣化し、
資産価値は下落します。
資産価値を保つためには、
土地の上昇で補う必要がある。
土地が上昇する要素は立地。
駅近は立地要素の1つです。
マンションと言えども駅遠なら、
立地は悪く資産価値は下落する。
これからマンションを購入するなら、
都心駅近の中古がオススメです。
資産価値が高いマンションの方が、
将来高値で売りやすいです。
第7章:不動産業者による都市開発のリアル
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
<P.124>
・不動産業界に「マーケティング」の発想はない
<フィリップ・コトラー博士によるマーケティングの定義>
・マーケティングと販売はほとんど正反対とも言える行動だ
・マーケティングとは、どのような価値を提供すれば、ターゲット市場のニーズを満たせるかを探り、その価値を生み出し、顧客に届け、そこから利益を上げること
マーケティングの発想、
なぜ不動産業界にないのか?
不動産業界の建設は、
経験値と期待値で成り立っているから。
湾岸タワマンなら売れる。
駅近マンションなら売れる。
不動産業界は土地を押さえた者勝ち。
大金を出せる大手が有利なのです。
土地を押さえるだけなら、
マーケティングも何もないですよね。
いままで散々書きましたが、
不動産は立地で資産価値が決まります。
一等地を持つオーナーが有利。
一等地を買える大手が有利。
不動産投資をお考えなら、
土地(立地)を考慮するのは必須ですね。
第8章:ジェネリック都市に陥らない街づくり
第8章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・三世代が暮らす街は良い街である証し
そう思いますね。
子ども世代の流出に悩み、
親世代しか残らない街が良いと思えない。
若い世代がいないと街が活性化しない。
コミュニティもなくなる。
街のブランドが築かれるハズもなく、
衰退の一途ですね。
タワマンや市街地再開発地域だと、
このようなブランドが厳しいか?
筆者は否定的な見解ですが、
私は必ずしもそうは思わない。
たとえば下町エリアだと、
タワマンでもコミュニティはある。
地域でお祭りが開催されると、
三世代で集まることも多い。
地方出身の都民には、
下町人情を好む人が結構います。
下町エリアのタワマンや再開発は、
三世代の可能性を秘めてる気がします。
第9章:あなたが住むべき街に相場はない
第9章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・意味のない「新築信仰」を捨てよう
<中古のメリット>
・新築より価格が安い
・エリアナンバーワンの好立地にある物件も多く存在する
・事前にチェックできる(管理組合の機能/管理費や修繕積立金の滞納/住民トラブル有無等)
私も中古タワマンを買う時、
↑は重視しましたね。
実はもう1つ、
住んでから気づいたことがあります。
それは今時のマンションより、
壁が厚くて防音が優れていること。
いまは資材高騰のあおりを受けて、
壁が薄くて音が丸聞こえの物件が多い。
子どもの騒音が気になる方は、
絶対に中古の方がオススメですね。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:価格高騰の裏で進む街の二極化現象
・広がるエリア格差と不動産価格上昇の要因
<地価上昇>
・埼玉県 :さいたま市(旧浦和市/旧大宮市)
・神奈川県:湘南エリア(藤沢市/茅ヶ崎市)
<地価下落>
・埼玉県 :蓮田市
・神奈川県:横須賀市
第2章:金融商品化する都心マンション
・タワマンは「金融商品」である
第3章:負動産化する郊外住宅
・日本中で増えている「空き家」の実態とは
<実態>
①東京都の空き家率は10.9%と低いが、実数では90万戸と多い
②日本全国の空き家900万戸のうち、個人住宅用の空き家は384万戸である
③個人住宅の空き家の約半数は、駅から1km(徒歩12分)以内で耐震性も保たれている
第4章:「通勤距離」という住宅選びの価値尺度
・サラリーマン社会が生んだ「通勤時間ファースト」な価値観
<通勤長時間ランキング(往復)>
・1位:神奈川県(1時間45分)
・2位:千葉県(1時間42分)
・3位:埼玉県(1時間36分)
・4位:東京都(1時間34分)
第5章:オールドタウン化するニュータウン
・なぜ団地は「駅近」に立地していないか?
第6章:一代限りで終わるマイホームの宿命
・マンションの資産性は「立地」にしか求められていない
第7章:不動産業者による都市開発のリアル
<P.124>
・不動産業界に「マーケティング」の発想はない
<フィリップ・コトラー博士によるマーケティングの定義>
・マーケティングと販売はほとんど正反対とも言える行動だ
・マーケティングとは、どのような価値を提供すれば、ターゲット市場のニーズを満たせるかを探り、その価値を生み出し、顧客に届け、そこから利益を上げること
第8章:ジェネリック都市に陥らない街づくり
・三世代が暮らす街は良い街である証し
第9章:あなたが住むべき街に相場はない
・意味のない「新築信仰」を捨てよう
<中古のメリット>
・新築より価格が安い
・エリアナンバーワンの好立地にある物件も多く存在する
・事前にチェックできる(管理組合の機能/管理費や修繕積立金の滞納/住民トラブル有無等)
まとめ
共働き子育て世帯が買うなら、
職住接近の中古マンションですね。
仕事/家事/育児をこなすには、
通勤に時間をかける余裕はない。
体力的にも疲弊するので、
とにかく職住接近エリアが必須。
職住接近エリアで一軒家がある場合は?
お金に余裕があるならいいけど、
将来売りにくい。
終の棲家になる確率、
実は低いです。
老人ホーム入居or子どもと同居、
十分にありえます。
将来の売却を考えると、
マンションの方が売りやすい。
職住接近のマンションでも、
新築は高すぎて手が届かない。
だから中古マンションがオススメ。
できれば立地の良いところがいい。
駅近マンションがいいけど、
駅近団地も意外と穴場です。
都内でも探せばあるので、
不動産検索サイトでお探しください。
私は共働き子育て世帯ですが、
都内の駅近中古タワマンを買いました。
ここに住んでいるからこそ、
仕事/家事/育児のすべてをこなせている。
立地のおかげで資産価値も上昇。
購入時は数千万でも今や億ションに。
タワマンにこだわる必要はないけど、
都内の駅近条件は必須ですね。
いまは新築が高すぎて、
中古の価格もかなり上がってます。
でもよく見ると、
中古の価格もバラバラです。
築年数が古ければ、
相場より安い価格で売られてます。
昔の基準で造りがしっかりしてるので、
むしろ今のマンションより性能は良い。
逆にオススメなんじゃないか?
と思うくらい。
不動産は人生最大の買い物。
失敗してしまうと取り返しがつかない。
どんな不動産を買うと失敗するのか?
それがわかれば買うことはない。
つまり、
不動産選びの成功確率が上がるのです。
資産価値の高いマンションを買えれば、
人生設計がかなりラクになります。
子どもが独立したら、
買った時より高い値段で売るのもアリ。
老後は安い田舎に転居して、
悠々自適に生活することもできます。
共働き子育て~老後までを見据え、
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この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)