お金の教育

【地球の歩き方 オルカン: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の歩き方】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

地球の歩き方 オルカン: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の歩き方

海外投資を始めたいけれど、
何を買えばいいのかわからない。

このように考える人は多いですよね。

どの国の株を買えばよいのかわからない。
どうやって調べれば良いのかわからない。

「わからないから日本株だけでいいや」

と思っている方は、
残念ながら大きな利益を得られません。。

世界経済は今も成長を続けており、
その恩恵を受けるには海外株投資が必須。

もし日本株投資だけ続けると、
どうなるでしょうか?

世界に比べて経済が低成長なうえに、
インフレで資産が目減りのリスクもある。

自分の資産を増やすには、
より成長が見込める海外投資は必須。

そうは言うけど、
不安を感じる人もいますよね。

海外投資は怖いから踏み切れない。

でも資産を増やすためには、
海外投資に踏み切らないといけない。

こうお考えの方にオススメなのが、
コチラの本です。

地球の歩き方 オルカン: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の歩き方

海外投資の第一歩が、
オルカンと呼ばれる投資信託です。

オルカンは先進国23カ国+新興国24カ国、
合計47カ国・地域の株式をカバーしてます。

47ヵ国には米国や日本を始め、
欧州/アジア/中南米等も含まれます。

つまりオルカンを1本買うだけで、
世界中の株式市場に投資できるのです。

とは言え本当に大丈夫なの?
という疑問を持つ人も多いはず。

そんな初心者に解説してくれるのが、
本書です。

本書ではオルカンの仕組みから、
構成国や各国の代表的な銘柄まで、
詳しく紹介されています。

私が本書を購入したのは、
子どもに読ませたいと思ったからです。

47カ国・地域が地図付で解説され、
海外株投資&世界地理の勉強になります。

投資の本なのに、
まるでガイドブックのように読めます。

もし海外投資は難しいと感じているなら、
まずは本書をご覧ください。

オルカンのことがわかれば、
海外投資が怖くなくなるハズ。

そして世界経済の成長を、
自分の資産に取り込む感覚もわかるハズ。

その最良のパートナーがオルカンです。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:指数の世界へようこそ

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.26

・「オルカン」を支える『株価指数』はココがすごい

オルカンがベンチマークにしてるのは、
MSCI ACWIです。

MSCI ACWIとは以下の頭文字。
MSCI社が開発したインデックス指数。

MSCI ACWIとは

・MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社)
・ACWI(オール・カントリー・ワールド・インデックス)

オルカンの構成国・地域、
大きく2つに分かれてます。

詳細はコチラ(↓)

インデックスは算出開始をベースとし、
そこからの変化で値動きを図る指数です。

単純に上げ下げを見れば、
市場がどうなっているかわかります。

オルカンの構成

・先進国市場(23ヵ国):MSCIワールド・インデックス、
・新興国市場(24ヵ国・地域):MSCIエマージング・マーケット・インデックス

両市場の約2650銘柄をカバーしてます。

先進国だけでなく新興国もあるので、
世界中に分散投資できますね。

国・地域別の比率は、
米国が60%以上を占めています。

その次は日本ですがわずか5%程度。
他の国や地域は本書でご確認ください。

第2章:エリアガイド

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

各ページ

・オルカンに組み込まれているTOP銘柄(47カ国・地域分)

第2章ではオルカンを構成する、
47カ国・地域が紹介されています。

オルカンに組み込まれているTOP銘柄も、
併せて紹介されています。

たとえば日本だと、
トヨタ/ソニー/MUFJ等です。

自分が知らない国・地域のページほど、
参考になります。

私が本書を購入したのは、
第2章を子どもに読ませたいからです。

海外株投資の勉強になるし、
世界地理の勉強にもなる。

地球の歩き方風に書かれているので、
子どもでも読みやすいですね。

第3章:オルカンQ&A

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.181

・Q:組入国では米国が高い比率ですが、なぜですか?
・A:MSCI ACWIに連動しているから

第1章でも書いた通り、
米国株比率が60%以上と高いです。

その理由は、
米国テック企業株の比率が高いから。

米国テック企業で有名なのは、
マグニフィセント・セブンの7社(↓)

この7社もオルカンに含まれてます。

マグニフィセント・セブン

・アップル
・エヌデビィア
・マイクロソフト
・アマゾン
・メタ(旧フェイスブック)
・テスラ
・アルファベット(グーグル)

米国株比率が60%なので、
分散投資になるの?

と疑問に思うかもしれませんが、
残り40%は世界株なので分散してます。

何より海外株投資をするうえで、
世界No.1の市場である米国は外せない。

経済力は世界一だし、
米国株式市場の透明度も高い。

米国に代わる市場は他になく、
むしろ投資しない選択肢はない。

米国株のみの投資信託で有名なのは、
S&P500ですね。

こちらは米国の500社に投資するのと、
同じ分散効果があります。

マグニフィセント・セブン、
S&P500にも含まれていますね。

私は両方に投資してるけど、
米国株比率が高くても気にしない。

むしろそのおかげで利益が出てるので、
このまま投資を続ける予定です。

第4章:投資信託 丸わかりツアー

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.194

・GUIDE5 「長期」「分散」「積立」を実施

<3つのポイント>
・長期:長く続けることで元本割れしにくくなる
・分散:資産を分けてリスクを軽減
・積立:こつこつ積み立てると効果あり

投資で利益を出すには、
3つのポイントを愚直やるだけです。

たとえば、
オルカンを毎月積立で購入し、
長期間ほったらかしにすればいい。

とても単純なのに、
多くの人が続けられない。

それはなぜか?
単純すぎておもしろくないからです。

多くの人が求めがちなのが、
短期で多額の利益を出すことです。

個別株に大金を一気につぎ込み、
利益が出たら売るのです。

利益が出ればいいけど、
損失が出ると目も当てられない状況に。。

そんな簡単に利益出るなら、
みんな個別株投資してますよ。

プロでもわからないのに、
素人投資家がわかるハズがない。

退屈に耐えられるか?
実は忍耐力こそ投資に必要なものです。

第5章:オルカン投資の準備と管理方法

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.210

・積立の設定

本書は楽天証券での、
積立の設定方法が書かれています。

どこの証券会社でもいいけど、
積立の設定は必須ですね。

たとえば毎月○日に△円投資設定すれば、
その時の価格に関係なく必ず買われます。

もし自分で積立しようとすると、
つい忘れてしまうものです。

また株価が高い時は、
買うのを躊躇することもある。

自動積立ならどんな価格であろうと、
毎月愚直に投信を買い続ける。

市場は長い目で見れば右肩上がりなので、
長期運用なら利益が出やすいです。

自分が投資できる範囲内で、
オルカンを積立で毎月購入しましょう。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:指数の世界へようこそ

P.26

・「オルカン」を支える『株価指数』はココがすごい

MSCI ACWIとは

・MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社)
・ACWI(オール・カントリー・ワールド・インデックス)

オルカンの構成

・先進国市場(23ヵ国):MSCIワールド・インデックス、
・新興国市場(24ヵ国・地域):MSCIエマージング・マーケット・インデックス

第2章:エリアガイド

各ページ

・オルカンに組み込まれているTOP銘柄(47カ国・地域分)

第3章:オルカンQ&A

P.181

・Q:組入国では米国が高い比率ですが、なぜですか?
・A:MSCI ACWIに連動しているから

マグニフィセント・セブン

・アップル
・エヌデビィア
・マイクロソフト
・アマゾン
・メタ(旧フェイスブック)
・テスラ
・アルファベット(グーグル)

第4章:投資信託 丸わかりツアー

P.194

・GUIDE5 「長期」「分散」「積立」を実施

<3つのポイント>
・長期:長く続けることで元本割れしにくくなる
・分散:資産を分けてリスクを軽減
・積立:こつこつ積み立てると効果あり

第5章:オルカン投資の準備と管理方法

P.210

・積立の設定

まとめ

本書はオルカンを通じて、
世界への分散投資を学べます。

オルカンの基準となるのは、
MSCI ACWIです。

MSCI社が開発した世界株価指数で、
先進国&新興国47ヵ国・地域をカバー。

つまりオルカンを買うことは、
世界中の株式に分散投資することと同義。

米国株の比率が60%以上と高いのは、
マグニフィセント・セブンのような、
絶対に外せない米国株が含まれてるから。

米国は経済力/市場規模/透明性が世界一。
海外株投資で避けて通れない市場です。

本書の特徴として、
47ヵ国・地域の銘柄が掲載されてます。

特に新興国の銘柄は、
おそらく知らないものばかりでしょう。

海外株投資をするなら、
これを機に勉強するのがオススメです。

地球の歩き方のように解説されており、
投資初心者でも親しみやすい内容ですね。

投資で成功するための3原則は、
「長期・分散・積立」が紹介です。

ある意味で退屈な投資なので、
ついつい他の投資に手を出してしまう。

それが原因で損失を出してしまい、
投資の世界から退場する人もいる。

退屈さに耐える忍耐力があるか?
投資で勝てるかどうかはこれ次第です。

ただ実直にオルカンへ積立投資し、
長期運用すれば良いのです。

数年前からのオルカンブームで、
買い続けてる人はみな利益が出ています。

世界経済は成長しているので、
オルカンも当然利益が出る。

オルカンの中身を詳しく知らずに、
勝っている投資家もたくさんいます。

極論を言うとそれでもいい。
投資利益は出ているのだから。

というわけで、
海外株投資するならオルカンがオススメ。

でも、
得体の知れないものに投資するなんて、
怖い人もいますよね。

この理由でオルカンへ投資してない方は、
いますぐ本書をお買い求めください。

「長期・分散・積立」で、
オルカン以上に優れている商品。

いまのところ、
無いと言っても過言ではありません。

いま海外株投資するなら、
オルカン一択でも良いくらいです。

オルカンに投資せずして、
海外株投資で勝つのは難しい。

私たちは日本人です。

海外の人たち以上に、
海外株のことを詳しく知るハズがない。

それならオルカンに投資して、
効率よく利益を狙いましょう。

本書のお値段は2,420円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

・地球の歩き方 オルカン: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の歩き方

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学5年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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