はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『データでわかる東京格差 数値の「可視化」で真実をあぶりだす』
都内は通勤が便利だけど、
家賃が高すぎる。
郊外は家賃が安いけど、
交通費がかかり長時間通勤になる。
どこに住宅を購入すればよいか、
お悩みの方は多いですよね。
住宅は人生で一番高い買い物。
一度買ってしまったら、
不満があっても簡単に変えられません。

では、
どこに買えばいいでしょうか?
たとえば、
都心アクセスと価格のバランスなら、
準都心エリアがオススメです。
でも、
準都心エリアってどこ?
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
『データでわかる東京格差 数値の「可視化」で真実をあぶりだす』
マクドナルド視点で見ると、
池袋~上野間は準都心です。
マックは地域別価格を導入してるけど、
池袋~上野は少し安めの価格設定。
都心より運営価格が安いのが理由。
つまり不動産も都心より安いのです。
でも都心へのアクセスは抜群で、
バランスの取れた地域です。

本書ではマクドナルドのように、
様々な視点でエリアが紹介されてます。
池袋~上野は準都心の一例であり、
他にもあります。
人によっては都心や準都心ではなく、
逆に郊外を希望されるケースもある。
自分の価値観や生活に照らし合わせて、
どこがベストか?
本書をご覧になりながら、
ぜひお考えください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:首都圏のリアルな境界線を可視化!
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・マクドナルドの価格でわかる「都心」「近郊」「郊外」の境界線
<マクドナルドの地域別価格>
①都心店:賃料や人件費が特に高い大都市圏の一部の店舗
②特殊立地点:賃料や人件費が特に高い空港、サービスエリアなどの施設内の店舗
③準都心店:都心部の周辺など、運営コストがやや高いエリアにエリアにある店舗
④通常店
<ビッグマック価格>
①通常店+60円
②通常店+60円
③通常店+20円
①と④の境目が、
都心か否かの目安になります。
ざっと地図を見ると、
以下が①都心の境目に見えます。
なお西の中央縁エリアは、
地図上で最西端の吉祥寺まで①です。
もっと西まで、
①が続くように思えます。
・東:押上/北千住
・西:下北沢/三軒茶屋/自由が丘/武蔵小杉
・南:川崎
・北:赤羽
もしお手頃な不動産を狙うなら、
2つの戦略が考えられます。
1つは①都心の境目、
もう1つは①の隣の③準都心。
価格的にはどちらも大差ないけど、
少しだけ③の方が割安。
山手線でも池袋~上野間は、
③準都心が多いです。
交通の利便性と物件価格を考えると、
このエリアはオススメですね。
第2章:交通の利便性と格差を可視化!
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・鉄道の本数からわかる「都会暮らし」の境界線
<ポイント>
①7.5分以内に次の電車が来る駅では、時刻表いらずの生活が送れる可能性が高い
②7.5分感覚で電車が来る駅や路線では、1日の運行本数に換算すると、おおむね片道150本以上が一つの目安となる
③待たずに乗れる境界となる駅は、平塚/本厚木/高尾/大宮/守谷/千葉といった、電車の行き先でおなじみの駅
私も東京に住んでみて、
実感しましたね。
東京に住む前は、
電車に乗る前の時刻表確認は必須でした。
でもいまは、
遠出しない限りは時刻表を見ません。
少し前に名古屋で地下鉄に乗った時、
10分の待ち時間で長いと感じましたね。

③の駅名を見ると、
車社会の境界線にも見えます。
私は③の境界線内に、
不動産を持つべきだと思ってます。
高齢になると運転できなくなり、
生活自体もできなくなるからです。
③の境界線内に不動産を持てば、
老後になっても車ナシで生活できる。
車の経費もかからないし、
オススメですね。
第3章:家族・働き方・子育て環境を可視化!
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「お受験熱」が高い街、低い街はどこ?
都内全体ではおよそ25%が、
地元の公立中学校以外へ進学しています。
中央/港/文京の3区だけだと、
50%以上の割合になります。
豊島/新宿/千代田/渋谷/世田谷/目黒、
この6区も40%以上の割合になります。

上記地区の割合が高い要因として、
学校と大手進学塾の立地が書かれてます。
子どもがSAPIXに通っているので、
②③は実感しますね。
私立中学は西東京(武蔵野台地)に多く、
SAPIXの校舎も多いです。
子どもを私立中学に通わせるなら、
西東京に住むのがオススメです。
①山手エリアは、明治維新後に大名屋敷や寺社地の一部が学校の用地に転用された
②武蔵野台地には富裕層や教育熱心な家庭が多く住み、彼らのニーズに応える形で数多くの私立学校が設立された
③こうした学校の立地に合わせるように難関校をターゲットとした学習塾も、山の手・武蔵野台地側に集中している
もう1つの要因として、
住民の所得水準が書かれています。
お受験熱が高い地域は、
親の学歴も年収も高いです。
親が私立教育を経て難関大を卒業し、
大企業で高年収のパターンが多い。
親の成功体験に基づき、
子どもの教育費を惜しまない。
東京は私立無償化になったし、
教育を考えたら住むのは東京一択ですね。
第4章:お金持ちの分布と職業格差を可視化!
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・IT人材が多い街、銀行員が多い街
IT人材が多い街、
エリアと勤務地はコチラ(↓)
私のIT業界の友人も、
①~③に住む人が多いです。
どこも不動産価格は高いけど、
勤務地が品川なら狙い目の路線がある。
それは京急ですね。
並行しているJRより安いです。
<エリア>
①山手線西側エリア
②目黒区、品川区エリア
③都心東側エリア
<勤務地>
①新宿/渋谷
②渋谷/恵比寿/五反田/品川
③都心/豊洲/晴海
金融人材が多い街、
エリアと勤務地はコチラ(↓)
金融業界のオフィスは、
日本橋/大手町/丸の内に集中してます。
①距離的に近く、
③半蔵門線直通で通いやすい。
②銀行の寮や借り上げ社宅が、
集中している地域があるそうです。
金融業界ならオススメは①です。
半蔵門線で中央区を出ると、
不動産価格が下がりますね。
<エリア>
①都心・湾岸エリア
②武蔵野台地の南東部(目黒区/世田谷区~三鷹市/武蔵野市)
③東急田園都市線沿線
第5章:不動産の資産性と住環境を可視化!
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・どこまで上がる?2025年のマンション相場マップ
現在の中古マンションの中央値、
コチラです。
個人的に感じるのが、
コロナ禍を経て急激に上がったこと。
私もコロナ前に数千万円で買ったけど、
いまでは億ションです。
背景として人件費/資材高騰で、
新築が億ションの時代になりました。
新築を諦めた層が中古に流れ、
中古も億ションの時代になったのです。
・1.6億円~2.4億円:山手線の南半分(港区/千代田区/渋谷区)
・1億円~1.4億円:都心~東京湾岸(中央区/江東区/港区の一部)
城南エリア(品川区/目黒区/世田谷区の一部)
山手線の北半分(文京区/豊島区の一部)
本書で紹介されているのは、
8000万~9000万台のマンションです。
具体的にはコチラの地域(↓)
都心の近さだけを踏まえれば、
東側の方が圧倒的に近いです。
西側は都心まで時間がかかるし、
中央線の混雑もハンパじゃない。
東側の鉄道は西側ほど混まないので、
通勤を考えてもオススメです。
・都心の東側:門前仲町/清澄白河/住吉
・都心の西側:大田区/世田谷区/杉並区/武蔵野市/三鷹市
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:首都圏のリアルな境界線を可視化!
・マクドナルドの価格でわかる「都心」「近郊」「郊外」の境界線
<マクドナルドの地域別価格>
①都心店:賃料や人件費が特に高い大都市圏の一部の店舗
②特殊立地点:賃料や人件費が特に高い空港、サービスエリアなどの施設内の店舗
③準都心店:都心部の周辺など、運営コストがやや高いエリアにエリアにある店舗
④通常店
<ビッグマック価格>
①通常店+60円
②通常店+60円
③通常店+20円
・東:押上/北千住
・西:下北沢/三軒茶屋/自由が丘/武蔵小杉
・南:川崎
・北:赤羽
第2章:交通の利便性と格差を可視化!
・鉄道の本数からわかる「都会暮らし」の境界線
<ポイント>
①7.5分以内に次の電車が来る駅では、時刻表いらずの生活が送れる可能性が高い
②7.5分感覚で電車が来る駅や路線では、1日の運行本数に換算すると、おおむね片道150本以上が一つの目安となる
③待たずに乗れる境界となる駅は、平塚/本厚木/高尾/大宮/守谷/千葉といった、電車の行き先でおなじみの駅
第3章:家族・働き方・子育て環境を可視化!
・「お受験熱」が高い街、低い街はどこ?
①山手エリアは、明治維新後に大名屋敷や寺社地の一部が学校の用地に転用された
②武蔵野台地には富裕層や教育熱心な家庭が多く住み、彼らのニーズに応える形で数多くの私立学校が設立された
③こうした学校の立地に合わせるように難関校をターゲットとした学習塾も、山の手・武蔵野台地側に集中している
第4章:お金持ちの分布と職業格差を可視化!
・IT人材が多い街、銀行員が多い街
<エリア>
①山手線西側エリア
②目黒区、品川区エリア
③都心東側エリア
<勤務地>
①新宿/渋谷
②渋谷/恵比寿/五反田/品川
③都心/豊洲/晴海
<エリア>
①都心・湾岸エリア
②武蔵野台地の南東部(目黒区/世田谷区~三鷹市/武蔵野市)
③東急田園都市線沿線
第5章:不動産の資産性と住環境を可視化!
・どこまで上がる?2025年のマンション相場マップ
・1.6億円~2.4億円:山手線の南半分(港区/千代田区/渋谷区)
・1億円~1.4億円:都心~東京湾岸(中央区/江東区/港区の一部)
城南エリア(品川区/目黒区/世田谷区の一部)
山手線の北半分(文京区/豊島区の一部)
・都心の東側:門前仲町/清澄白河/住吉
・都心の西側:大田区/世田谷区/杉並区/武蔵野市/三鷹市
まとめ
マクドナルドの価格差から、
都心の境界線が見えます。
押上/北千住/下北沢/自由が丘/川崎/赤羽、
これが都心の境界線です。
マック視点で考えた場合、
池袋~上野は狙い目に思えます。
交通利便性も高いため、
割安な不動産を狙うには好条件ですね。

交通の利便性からも、
都会暮らしの境界線が見えます。
電車が7.5分以内に来る駅が、
1つの目安ですね、
たとえば、
平塚/本厚木/高尾/大宮/守谷/千葉など。
この境界線内なら、
車ナシでも生活できます。
老後の生活を考えるなら、
この境界線内に不動産を持った方がいい。

教育環境から考えると、
西東京の優位性が見えます。
西東京は私立校や大手塾が多く、
私立校に通うなら近いです。
ウチは東東京だけど、
私立校が少ないのが難点。
私立無償化政策を踏まえると、
西東京は合理的な選択に思えます。

職住接近の観点から考えると、
東東京の優位性が見えます。
西東京にオフィスがある場合、
周辺の不動産価格も高い。
でも東東京にオフィスがある場合、
西東京より不動産価格は安い。
オフィスが東京駅周辺の金融業界は、
割安な東東京住まいも多いです。
東京/大手町に行きやすい、
東西線や半蔵門線は狙い目ですね。

中古マンション相場から考えると、
割安なのは東東京ですね。
山手線南部で1.6~2.4億円、
湾岸/文京区/世田谷区等で1~1.4億円。
億ションが当たり前の時代ですが、
東東京なら億ション以下の物件もある。
東西線や半蔵門線の沿線なら、
都心に近いうえに物件も割安ですね。

何を重視して不動産購入するかは、
人それぞれです。
子育て共働き世帯を例にすると、
都内だと以下が目安でしょうか。
全部を満たすのは難しいので、
何を優先するかがポイントになります。
・割安(今の相場だと中古マンションで1億未満)
・職住接近(ドアtoドアで1時間未満)
・子どもの学校(ドアtoドアで1時間未満)
東京=億ションの印象が強いけど、
探せばまだ穴場はあります。
でも土地勘が無いと、
なかなか自力で探すのは難しいですよね。
都内で割安な不動産をお探しの方は、
いますぐ本書をお買い求めください。
本書のお値段は1,155円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
・データでわかる東京格差 数値の「可視化」で真実をあぶりだす
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学5年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
